富山 鶴亀そば

【販売者】 株式会社早商(富山県富山市)
【製造者】 沼田製粉株式会社(富山県小矢部市)
【購入価格(税込)】 324円(200g)
【特徴】江戸時代より砺波野の散居村につたわる製法を取り入れ、厳選した小麦と石臼挽きのそば粉を使用し、これに粘りの強いやまいもを練り込み、古くから親しまれたそばの味に仕上げました、
【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉(信州産)、食塩、やまいも
【茹で時間】 4~5分
【管理人のコメント】 富山名物の素麺のように細い乾麺だが、5分間しっかり茹でてもしっかりした噛み応えに仕上がる。(4分は短いと思う。)この強いコシと滑らかな舌触りは、やまいもを練り込んでいるからだろうか。粉へのこだわりが強いだけあって、そばの風味をしっかりと閉じ込めている気がする。

■散居村(さんきょそん)の話
製造元の沼田製粉さんは自らを「散居村の風土が育んだ味と技術」と紹介している。散居村とは、田畑の中に家屋が点在する集落形態のこと。日本三大散居村は島根県の出雲平野、岩手県の胆沢平野、富山県の砺波平野と言われているが、砺波平野の散居村は日本最大級で7,000戸を超える民家が点在し、家を囲む屋敷林(カイニョ)が特徴的とのこと。
製造元の沼田製粉は、この地で天保元年(1830年)に米穀・肥料商として創業し、小麦・そば・米などの製粉やそれらを用いた乾麺を製造している。

砺波平野の散居村を一望できる展望広場からの風景