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  • お山のごちそう自然薯そば

    【販売者】 有限会社金子製麵(神奈川県足柄上郡)
    【特徴】北海道幌加内産そば粉と、国産一等つなぎ粉を使用。丹沢山系で収穫される自然薯と更科蕎麦の香りとつるみが味わい深いそばです。
    【購入価格(税込)】 486円(200g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、粉末山芋、塩、町水
    【茹で時間】3~4分
    【管理人のコメント】 金子製麺の3種をいただいたあとで第4弾を追加購入。従来の伝統的なパッケージデザインから一転して可愛らしいPOPなデザイン。
    更科風の白いおそば。はじめに100gをしっかり4分間茹でたが、少し芯が残るほど硬めの仕上がり。続けて100gを5分間茹でてみたら、硬さはあまり変わらないがのど越しが良くなった。ざるなら5分茹でをおススメする。
    上質な原料が生きている上品な味わいのおそばだった。


  • 季穂 よもぎそば

    【販売者】 有限会社金子製麵(神奈川県足柄上郡)
    【特徴】金子厳選の北海道産のそば粉と国産小麦を使用しています。青森産のよもぎを加えて、風味豊かに仕上げました。
    【購入価格(税込)】 329円(240g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、よもぎ粉末、クロレラ粉末、塩、町水
    【茹で時間】3~4分
    【管理人のコメント】 金子製麺の第3弾「季穂 よもぎそば」。
    海藻や野菜を練りこんだ干しそばは数々あれど、こんなに素材むきだしな麺は珍しい。よもぎの粒がたくましく麺に突き刺さっている!という感じだ。茹で始めると、たちまちよもぎの香りが漂う。食感でもよもぎの粒がはっきり感じられ、噛むと爽やかな香りが鼻を抜けていく。よもぎ部門で一番のインパクトだった。


  • 季穂 特選糸そば

    【販売者】 有限会社金子製麵(神奈川県足柄上郡)
    【特徴】北海道産のそば粉と、独特の粘りと風味がある埼玉県産小麦などを配合しています。細いそばながら、そば本来の風味と味わいを楽しめます。
    【購入価格(税込)】 278円(200g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、塩、町水
    【茹で時間】2~3分
    【管理人のコメント】 金子製麺の干しそば第2弾。「季穂」は金子製麺が製造販売している小麦粉のブランド名だ。
    第一弾の「足柄古式そば」が荒々しい製麺だったが、この「糸そば」はしなやかな仕上がりの極細麺だ。
    26番手(1.15mm)というと素麺や博多ラーメンと同等の細さだ。ちなみに「足柄古式そば」は20番手(1.5mm)。断面の形も「足柄古式そば」が角型に対してこの「糸そば」は丸型。恐らく素麺の製法を用いているのだろう。
    茹で上がりの極細麺にありがちなモツレが無く、パラパラ、サクサクとした感触で食べやすい。のど越しよりも蕎麦の風味優先の方には「足柄古式そば」をおすすめする。


  • 足柄古式そば

    【販売者】 有限会社金子製麵(神奈川県足柄上郡)
    【特徴】北海道の幌加内そば粉を使用。職人のこだわりでできた古式そばを、ゆっくりと自然乾燥。初代から変わらない香りと風味を再現。
    【購入価格(税込)】 299円(240g)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、塩、町水
    【茹で時間】4~5分
    【管理人のコメント】 神奈川県西部に位置する中井町は昔から小麦作りが盛んで、金子製麺は明治10年、その小麦を水車で製粉する商いから始まった。3代目社長は食の安全を重視し、国内でいち早く無漂白・全粒小麦粉の普及に尽力されて、現在は国産小麦農林61号を使用した様々な小麦製品を製造している。
    これはいい製麺所を見つけたと思い、3点の商品を購入した。今回第一弾の「足柄古式そば」だ。
    封を開けると荒々しい麺の表情に少し驚いた。何と雑な製麺だろうか。製麺機の調整不足か職人の問題か・・・。
    正直言って最初は良い印象は受けなかったが、同社のホームページで、乾麺の切断に大変古いヱビス式乾麺断裁機を使用していることを知り、逆にこの荒らしさがこの干しそばの特徴なんだとポジティブに思えてきた。
    めいっぱい5分茹でたが強い噛み応え。そば粉と小麦粉のバランスが絶妙で、野趣に富んだ香りと、のど越しの良さを両立している。他の商品も楽しみだ。

    ヱビス式乾麺断裁機(金子製麵ホームページから)

  • 北海道多度志 庄作そば

    【販売者】 久津間製粉株式会社(神奈川県小田原市)
    【特徴】 北海道多度志の玄そばを石臼で丁寧に製粉したそば粉を、長年に亘る秘伝の手法で完成。
    【購入価格(税込)】 390円(200g)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、山芋、食塩
    【茹で時間】 4分~5分
    【管理人のコメント】 先日の「とろろそば」に続いて久津間製粉の二つ目をいただいた。
    『庄作そば』は北海道深川市多度志地区で獲れた玄そばを100%使用。久津間製粉が製粉から手掛けて仕上げた逸品だ。商品名は玄そばの生産者・高橋庄作さんの”ソバ作りに対する情熱”に敬意を表して名付けたもの。
    適度に甘皮を含んだ淡い色の極細麺。茹で上がりはより淡くなり瑞々しく美しい。食感は少し柔らか目で、上質な香りと甘みが溢れる。そばの割合は表記されていないが5割以上だろう。


  • 業務用 とろろそば

    【販売者】 久津間製粉株式会社(神奈川県小田原市)
    【特徴】 生の大和芋を手ですりおろし。味とコシは抜群。
    【購入価格(税込)】 1,090円(110g×10袋)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、生芋、食塩
    【茹で時間】 3分30秒
    【管理人のコメント】 久津間製粉株式会社は創業明治36年。そば粉をメインとした粉製品や麺製品を販売している老舗商店。
    この「とろろそば」は長さが34cmもあり、本ブログ史上最長。業務用のためか、1人前(110g)毎の袋入りは珍しく一人暮らしの人に便利。
    記述通りの茹で時間(3分30秒)だと少々堅めの仕上がり。やまいも入り干しそばのほとんどが「やまいも粉」を使用しているが、この商品は「生芋」を使用しており、食感とのど越しがよい。飾り気がなく、安価なのに本格的で、なかなかクールな干しそばだ。