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  • 十割サロマの乾そば

    【販売元】 株式会社はまほろ(北海道常呂郡佐呂間町字幌)
    【製造元】 山本食品株式会社(長野県長野市)
    【購入価格(税込)】 624円(200g)
    【特徴】 キタミツキ100% 爽やかな香りと噛むほどに増す味わいが特徴です。
    【原材料】 そば(北海道産)
    【茹で時間】5分~6分
    【管理人のコメント】 口に含んだ第一印象は、穀物臭が控えめでさっぱりした感じだが、噛むとナッツのように芳醇な香ばしさと甘みが湧き出してくる。コシや粘りは控えめでサラッとしており、サクサクとした食感。個人的には最も好きなタイプの干しそばだ。
    そば湯は白くて穀物臭が少なく、たいへん美味しかった。

    株式会社はまほろと「キタミツキ」
    株式会社はまほろは、北海道常呂郡佐呂間町を拠点に約580〜600ヘクタール(東京ドーム約120〜130個分)という広大な農地で、大型の農業機械やスマートシステムを駆使したダイナミックな近代農業を行っている農業生産法人。ただ農作物を育てるだけでなく、高品質な食品へと加工・製造し、全国へ届ける「6次産業化」に力を入れており、「十割サロマの乾そば」はその代表例。原料の蕎麦「キタミツキ」も自社で栽培している。
    「キタミツキ」は、農研機構(北海道農業研究センター)が開発した比較的新しい品種。しっとりとした粘り気があり、麺のつながりが非常に良いのが大きな強みで、小麦粉などのつなぎを一切使わない十割蕎麦を乾麺にする際にも、ボソボソと切れにくく、つるっとした抜群の喉越しと食感を生み出すことができる。
    多くのお蕎麦屋さんで使われている「キタワセソバ」や「常陸秋そば」のように、干しそばの原料は将来「キタミツキ」が凌駕する時代が来るかもしれない。


  • 幌加内 十割蕎麦

    【販売元】 株式会社ほろかない振興公社(北海道雨竜郡幌加内町)
    【製造元】 株式会社おびなた(長野県長野市)
    【購入価格(税込)】 680円(200g)
    【特徴】 日本有数のそは産地 北海道 幌加内町のそばを100%使用した十割そばです。そば湯もお楽しみいただけます。
    【原材料】 そば(北海道 幌加内町産)
    【茹で時間】7分
    【管理人のコメント】 たまたま幌加内産の十割そばが続いた。前回の製麺所は山本食品さんで、今回はおびなたさんだ。十割の干しそばが製造できる数少ない会社。
    正直に言ってこの二つは、味、見た目、食感、すべてにおいて酷似している。強いて言えば、こちらの方がより白く、食感は歯切れが良い。
    そして今回もピンクの岩塩でいただいた。やはり十割とピンク岩塩の組み合わせはいいと思う。


  • 幌加内十割そば 白銀の郷

    【販売元】 株式会社ほろかない(北海道雨竜郡幌加内町)
    【製造元】 山本食品株式会社(長野県長野市)
    【購入価格(税込)】 626円(200g)
    【特徴】 日本最寒の地と語られている幌加内町の地域特性を生かし雪を利用した利雪型低温倉庫(雪乃御殿)の施設で熟成させた原料100%使用
    【原材料】 そば粉
    【茹で時間】6分~6分半
    【管理人のコメント】 茹でる際にかなりの蕎麦が溶け出して麺が瘦せるため、もったいない気にがしたが食べてみて「美味しくなるためのプロセスだった」と納得。濃厚なそば湯は捨てないで有効活用しよう。
    今回は麺つゆを使わず、ピンク岩塩のみで食べてみた。そばの風味を隠すことなく、自然に引き出してくれる。食感は比較的モテッとしており、風味が口内から鼻にかけて長く残る。
    十割にピンク岩塩は是非お試しいただきたい。

    余談ですが、、、
    パッケージの裏に記載されている幌加内の二つの施設「そば日本一の館」「日本一の牙城」について調べてみた。
    北海道は蕎麦の生産量が全国の4割(日本一)を占めており、道内でも幌加内町は作付面積・生産量ともに日本一(市区町村)なのだ。その生産量は年間2,400〜2,900トンもあり、巨大な乾燥施設が必要になる。2000年にそば乾燥調製施設「そば日本一の館」が完成、その後の生産量増加により2012年に「日本一のそばの牙城」が建設された。
    二つの施設は自然乾燥に近い除湿マドラー通風乾燥方式の乾燥を行っている。風味が損なわれないよう、1次→2次→仕上げと3段階の丁寧な乾燥で風味を維持しているそうだ。二つの施設は、北海道内の生産の50%(全国の約20%)をこなしている。
    参照元:幌加内町公式サイト


  • 一休そば 北海道蘭越町 無塩そば

    【販売者】有限会社一休そば(北海道苫小牧市)
    【製造者】株式会社フタバ製麺(北海道留萌市)
    【購入価格(税込)】 400円(200g)
    【特徴】蘭越町産の石臼挽きそば粉を贅沢に使用。お店のそばと同様に、食塩不使用で素材本来の旨みを活かした干しそばです。
    【原材料】 そば粉(北海道産)、小麦粉(北海道産)
    【調理時間】7分
    【管理人のコメント】 一休そばは蘭越町の契約農家から仕入れた蕎麦粉を使用し、自家製のだしとかえしにこだわった、地域に根差したお蕎麦屋さん。その一休そばが、お店のそばと同様にこだわった無塩の干しそばだ。
    そばの割合が高いわりに、とても滑らかで弾力がある。且つどちらかと言えば太切なので食べがいがある。風味はさすが北海道!という上質感が感じられ、満足感が高いおそばだった。


  • 十勝うらほろ町 韃靼そば

    【販売者】大塚弥生(北海道十勝郡)
    【製造者】株式会社フタバ製麺(北海道留萌市)
    【購入価格(税込)】 750円(300g)
    【特徴】北海道産韃靼そば「満天きらり」を65%使用
    【原材料】 だったんそば粉65%、小麦粉35%
    【調理時間】5~6分
    【管理人のコメント】 満天きらりは北海道で開発された韃靼そば。従来の韃靼そばに特有の強い苦味を克服し、食べやすく香ばしい風味を実現した。本ブログで北海道の韃靼そばを紹介するのは4回目になるが、この商品は韃靼そばの含有量65%と過去一多い。にも関わらずまったく苦味がなく、あらためてその特徴を実感した。食感はちょっと柔め(表示通りの茹で時間)でモテッとしており、つるみは控えめ。栄養満点の黄色いそば湯は、食後にたっぷりいただいた。

    復習(「韃靼そば」とは)
    その由来は1840年頃ドイツの植物学者ゲルトネルが命名した「タタール人のそば」という意味の学術名から来ている。モンゴルに住んでそばを栽培していたタタール人を表す「韃靼(ダッタン)」という漢字を用いて、日本では韃靼そばと呼ばれるようになったと言う。
    韃靼そばは普通のそば粉の100倍ルチンが含まれている。ルチンのポリフェノールは抗酸化作用のほか、血圧や血糖値を降下させ、血栓を防いで血流をスムーズにするため、高血圧や動脈硬化などを改善し、糖尿病の予防効果もあるとされている。茹で汁が黄色いのはルチン(フラボノイド系天然色素)が流れ出したもの。


  • 赤井川村 極太 村そば

    【販売者】ピッケルズ合同会社(北海道余市郡)
    【製造者】やくの麺業株式会社(兵庫県朝来市)
    【購入価格(税込)】 620円(200g)
    【特徴】赤井川村の恵みをたっぷり受けて育ったそばを極太切りの田舎そばにしました。
    【原材料】 そば粉(そば:赤井川産)、小麦粉
    【茹で時間】 7~9分
    【管理人のコメント】太切り蕎麦と言えば山形県の板そばや、福井の乾麺を思い出す。特に我が地元である福井県勝山市の義野商店製「SOBA」に、この干しそはよく似ている。無塩なのでコシやつるみが弱いが、そば本来の食感と風味が味わえる。北海道では珍しい太切りを、あえて選択した販売者のこだわりを感じた。

    赤井川村(あかいがわむら)とは
    北海道南西部の余市郡に位置し、周囲を山々に囲まれた全国的にも珍しい「カルデラ(噴火口)」地形の村。 肥沃な土地と昼夜の寒暖差が、蕎麦のほか様々な農作物の生育に活かされている。また札幌から車でわずか1時間という立地から、キロロリゾートやキャンプ、パラグライダー、赤井川カルデラ温泉などに訪れる観光客で賑わっている。


  • 剣淵そば

    【販売者】株式会社けんぶち佐藤農園(北海道上川郡)
    【製造者】株式会社ほろかない振興公社 農産加工センター(北海道雨竜郡)
    【購入価格(税込)】 不明(200g)
    【特徴】けんぶち産キタノマシュウ使用
    【原材料】 小麦粉、そば粉(剣淵町産)、食塩
    【茹で時間】 7分
    【管理人のコメント】 キタノマシュウは北海道で開発され、2005年(平成17年)に農林水産省に品種登録された比較的新しい品種。いただくのは恐らく初めてだと思う。その特徴は甘みと風味、粘り(繋ぎの良さ)に優れ、耐倒伏性(倒れにくさ)も向上しており、「キタワセソバ」に続く北海道の主要品種として注目されている。
    茹で上がりは少々太目で弾力が強く嚙み応えがある。材料の上質さが確信できる新鮮な風味。さすがそばの一大産地で生まれた干しそばという感じだ。


  • つるっとごまそば 乱切り仕立て

    【製造元】 株式会社フタバ製麺(北海道留萌市)
    【購入価格(税込)】 248円(180g)
    【特徴】 石臼引きしたそば粉と胡麻を使用し、麺の太さを3種類の乱切り仕立てで風味豊かな香り、なめらかな口あたりに仕上げました。
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉(そば北海道産)、小麦たんぱく、ごま、食塩
    【茹で時間】 9分
    【管理人のコメント】 パッケージに「調理方法は枠外に記載」とあるがどこにも書いてない。フタバ製麺のホームページにも書いてない。パッケージの裏面をよく見るとシールになっているので、剥がしてみたら「おいしいお召し上がり方」の表記が現れた。何か茹で時間を隠す理由があるのだろうか。
    茹で時間9分はかなり長い。疑いながらその通り茹でてみると麺がかなり太ったが、コシはしっかりしていて喉越しもいい。ほんのりと胡麻のかおりがして、なかなか美味しい麺だった。


  • 鵡川そば

    【販売者】 神田園芸(北海道勇払郡)
    【製造者】 田村製麺工業株式会社(北海道上川郡)
    【購入価格(税込)】 260円(200g)
    【特徴】 むかわ町産の挽きぐるみ粉と、北海道産の小麦粉「ゆめちから」を使用して作られた、生産者こだわりの乾麺。
    【原材料】 そば粉(むかわ産)、小麦粉(北海道産)
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 むかわ町はシシャモが遡上する母なる川「鵡川」の河口から上流までを長細く囲んでいる地域。ここでガーデニング用花苗や米、野菜を生産している神田園芸さんが連作防止※のため、自ら蕎麦を作り始めた。収穫したそばを数年間は製麺会社に卸していたが、製粉工場の勧めで独自に製品化したのがこの「鵡川そば」だ。
    張りがあり、スルスル、サクサクとした蕎麦らしい食感。ほんのり苦味が残る独特な風味。豊かな大地が育んだ栄養と無塩・無添加製法で、体に美味しいそばなのだ。

    ※連作障害とは
    特定の野菜を同じ場所で長年栽培していると、土壌中の成分バランスの崩壊などが生じて作物の生育が悪くなったり、枯れてしまったする現象を「連作障害」と呼ぶ。連作障害を防ぐ基本は、異なる科の野菜を順番に作っていく「輪作」を行うことである。


  • 韃靼蕎麦

    韃靼蕎麦
    【販売者】 田村製麺工業株式会社(北海道上川郡)
    【購入価格(税込)】 378円(270g)
    【特徴】 北海道 雄武町産 韃靼そば粉 (満天きらり)と北海道産小麦粉(ゆめちから)から作り上げた麺。
    【原材料】 小麦粉(ゆめちから)、韃靼そば粉(天満きらり)、食塩
    【茹で時間】 6分~7分
    【管理人のコメント】 韃靼そばは健康成分であるルチンやケルセニンがたくさん含まれているため独特の苦みがあり、別名「苦そば」と呼ばれる。しかしこの干しそばに使用されている北海道産「満点きらり」は品種改良によって苦味が抑えらているという。天満きらりを使用した干しそばは2021年5月に「札幌長命庵の韃靼そば」をいただいたが、両者は高い次元で似た特徴を持っている。
    力強いコシを生む「ゆめちから」の効果もあってか、韓国冷麺のようにモチモチとした、そばらしからぬ食感であるものの、二つの上質な原料が相まってとにかく旨い麺。黄色くて濃厚なそば湯もたっぷりいただいた。

    余談ですが
    2021年3月放送の秘密のケンミンSHOWで紹介された北海道名物の「グリンめん」は、鮮やかな翡翠色のクロレラ入りのひやむぎ。この韃靼蕎麦を生産する田村製麺工業さんの大ヒット商品なのだ。