• カテゴリー別アーカイブ 五割
  • 東京麻布 永坂更科 そば粉五割

    【販売者】 株式会社永坂更科布屋太兵衛(東京都港区麻布)
    【製造者】 柄木田製粉株式会社(長野県長野市)
    【特徴】 そば粉約5割の香りにこだわったそば。やや細打ちのそばで、のど越しの良い食感に仕上げた。
    【購入価格(税別)】 210円(200g)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、小麦蛋白、食塩
    【茹で時間】 6分
    【管理人のコメント】  永坂更科布屋太兵衛は約220余年前の寛政のはじめ、初代布屋太兵衛が江戸麻布永坂に「信州更科蕎麦処布屋太兵衛」の看板を掲げたのが始まり。現在は麻布総本店のほか全国17店舗で実店舗を営業している。
    以前いただいた同社の干しそば「名物御前そば」は同じ五割そばでありながら、甘皮を取り除いた「御前粉」を使用する純白のそばだったが、今回のは挽きぐるみ風で色が濃く、野趣に富んだ香ばしい風味だった。「更科」が売りの同社が、全く違うタイプの五割そばを販売する意味は「そばの好みは十人十色」という柔軟な考え方の表れであろう。まったく同感。


  • そば湯まで美味しい蕎麦 抹茶

    【販売者】 株式会社はくばく(山梨県南巨摩郡)
    【製造者】 株式会社霜しな(長野県木曽郡)
    【特徴】京都産石臼宇治抹茶使用。甘皮部分まで使用した石臼挽き5割そば。
    【購入価格(税込)】 399円(180g)
    【原材料】そば粉(国内製造)、小麦粉、抹茶(京都府産)、小麦たんぱく
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 「そば湯まで美味しい蕎麦」シリーズ最後の第4弾。そば粉の含有量がシリーズ最大の5割。しかも、世の多くの茶そばが3割未満の中で珍しいタイプと言える。なぜシリーズの中で、(よりによって)茶そばの割合を多くしたのだろうか・・・。(本題から脱線するが)このように突っ込みどころがある商品は、より興味が深まるとともに、ブログを書く側にとってとてもありがたい。
    つゆに付けないで一口食べると、緑茶を飲んだ時のような清涼感が口の中に広がる。もちもち系が多い茶そばの中で、これはサクサクとして普通のそばの食感。新しいカテゴリーの干しそばと言えるだろう。
    最後に新鮮な緑茶の風味がするそば湯をたっぷりいただいた。


  • 札幌長命庵の韃靼そば

    【販売者】 札幌長命庵(北海道札幌市)
    【特徴】 自社農園で栽培した「満天きらり」を自社で石臼製粉し湧き水で製麺。
    【購入価格(税込)】 700円(300g)
    【原材料】 北海道産韃靼そば粉(5割)、北海道産小麦粉(ハルユタカ、チホク)、食塩
    【茹で時間】 5~6分
    【管理人のコメント】 干蕎麦日記史上4つめの韃靼そばになる。韃靼そばは健康成分であるルチンやケルセニンがたくさん含まれているため独特の苦みがあり、別名「苦そば」と呼ばれる。しかしこの干しそばに使用されている北海道産「満点きらり」は品種改良によって苦味が抑えらているという。
    茹でると若干太目になりモチモチ系の食感。つゆをつけずに咀嚼すると微かな苦味が感じられる。黄色く濃厚なそば湯も美味しくいただいた。
    健康食品として注目を集めている韃靼そばだが、提供するそば店は多くはない。
    オール北海道産の原料で、安心且つ最上級の韃靼そばを手軽に味わえるのは、また干しそばの良いところだ。

    「韃靼そば」とは
    その由来は1840年頃ドイツの植物学者ゲルトネルが命名した「タタール人のそば」という意味の学術名から来ている。モンゴルに住んでそばを栽培していたタタール人を表す「韃靼(ダッタン)」という漢字を用いて、日本では韃靼そばと呼ばれるようになったと言う。
    韃靼そばは普通のそば粉の100倍ルチンが含まれている。ルチンのポリフェノールは抗酸化作用のほか、血圧や血糖値を降下させ、血栓を防いで血流をスムーズにするため、高血圧や動脈硬化などを改善し、糖尿病の予防効果もあるとされている。茹で汁が黄色いのはルチン(フラボノイド系天然色素)が流れ出したもの。


  • 九州山蕎麦「椎葉」

    【販売者】 よこい処しいばや(宮崎県東臼杵郡)
    【製造者】 有限会社本田商店(島根県雲南市)
    【特徴】 世界農業遺産 高千穂郷 椎葉山地域でとれたそば粉を使用し添加物などは使用せずに製造。
    【購入価格(税別)】 1200円(100g×4袋、蕎麦汁付、送料込み)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩
    【茹で時間】3分
    【管理人のコメント】 宮崎県の干しそばをやっと見つけた!と喜んで取り寄せたら半生そばだった。本来はルール違反だが、とても美味しくてお得な商品なのでご紹介したい。
    2015年に世界農業遺産に認定された高千穂郷 椎葉山地域では、焼き畑農法での伝統的なそば作りが今もなお継承されている。その希少なそば粉を使用した5割そば。色が濃く田舎風平打ち麺。見た目は太いが意外と軽い食感でのど越しがいい。打ちたてのような新鮮な風味に感動。付属のあごだしつゆも大変美味しかった。
    九州山蕎麦はこの「椎葉」を基本として、米粉を使用した「高千穂」、柚子を使用した「日之影」、釜炒り茶そばの「五ケ瀬」、椎茸で仕立てた「諸塚」の5種類からなる。勿論全食必至!

    <世界農業遺産とは>
    世界農業遺産は、世界的に重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を、国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する制度。世界で22ヶ国62地域、日本では11地域が認定されている。(令和2年6月現在)
    高千穂郷・椎葉山地域の認定概要は、険しく平地が少ない山間地において、針葉樹と広葉樹で構成されるモザイク林等による森林保全管理、伝統的な焼畑農業、急斜面に築かれた500km超の水路網を有する棚田の米作りなどの複合的農林業システムと神楽など特色ある伝統文化を継承していることだ。


  • 蒜山(ひるぜん)そば

    【製造者】 ワークスひるぜん製麺屋三座(岡山県真庭市)
    【特徴】 そばの里蒜山(ひるぜん)と呼ばれる蒜山高原周辺の伝統的な郷土料理。5割そばで、とても風味が良い職人の味わいが家庭で味わえる。
    【購入価格(税別)】 320円(200g入、1,600円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 5~6分
    【管理人のコメント】 蕎麦の殻まで挽きこんだ黒っぽい田舎風そば。乾麺の状態は少々荒々しい作りに見えたが、食べてみると繊細さが感じ取れてバランスがよい。胡桃のような独特な風味を感じた。
    蒜山三座は、鳥取県と岡山県の境に位置する、上蒜山(1,202 m)、中蒜山(1,123 m)、下蒜山(1,100 m)からなる連山。高原のふもとは寒暖の差が大きく、蕎麦の栽培に適していて、蒜山そばの栽培は1997年から始まった。これからが楽しみなブランドだ。
    蒜山(ひるぜん)という地名が気になって調べてみた。「蒜」は「にんにく」と読めて、ユリ科の植物を表す漢字らしい。年配の人は野草の野蒜(ノビル)をご存じかと思うが、この地域でノビルが多く自生していたのが地名の由来との説がある。「山」を「セン」と呼ぶのは、岡山県北部や隣接する鳥取、島根の方言のようなものらしい。


  • 越前 田舎おろしそば

    【販売者】 株式会社大津屋(福井県福井市)
    【製造者】 石塚七左ヱ門商店(福井県大野市)
    【特徴】 「本物・美味・納得・伝統・とりこ」をキーワードに福井県産そば粉のみを使用し、昔ながらの太麺で仕上げた。そば粉の割合は5割以上。
    【購入価格(税別)】 1,200円(270g入、汁付き)
    【原材料】 そば粉・小麦粉・山芋粉・小麦蛋白・植物油・食塩ほか
    【茹で時間】 10分
    【管理人のコメント】 乾麺の状態で幅5ミリもある超極太平打ち麺。商品名に従って越前風おろしそばでいただいた。蕎麦の風味を存分に味わえ、食べ応えも十分。そば処らしい干しそばのレベルを超えた干しそば。地元贔屓無しで絶対おすすめの一品。

    越前おろしそばとは
    東京のおろしそばは少量の大根おろしをそば猪口にいれて麺をつけながらいただくが、福井のおろしそばは大根おろしを混ぜ混んだ汁を麺にぶっかけ、かつお節とねぎをトッピングして、お好みで七味または一味唐辛子をかける。お店では2皿食べる男性が少なくない。


  • 多賀そば

    【製造者】 有限会社高木製麺工場(岐阜県養老郡)
    【特徴】 多賀産そば粉を100%使用して、こだわりの製法「しまだ掛け」で仕上げた。
    【購入価格(税別)】 810円(そば240g、そば汁付き)
    【原材料】 小麦粉、そば粉(多賀産)、食塩、小麦たん白
    【茹で時間】 7~8分
    【管理人のコメント】 滋賀県の玄そばを岐阜県で製麺。麺と言い、包装と言い、手作り感が満載でいい。滋賀県多賀市は近畿地方でも指折りのそばの産地。山間地が多いため寒暖差が大きく、そばの栽培に非常に適していると言う。
    甘皮を挽き込んだそば粉五割の太麺は、野趣に富んだ風味とガシッとした食感で、そばを食べてる実感に浸れる。付属のつゆも自然な風味で大変美味しかった。

    「しまだ掛け」とは
    乾麺の形状が日本髪の「島田結い」に似ていることからこの名前が付けられた。
    干蕎麦日記では過去、奥越五大麺そば(福井)と、奥美濃 古式しまだ麺 茶そば(岐阜)がこの製法で、生産地が隣接していることから、この地域における古くからの製法なのだろう。
    特徴は形だけではない。普通の乾麺は長い麺を乾燥させるため、麺自身の重さで麺が伸び過ぎないように水分量を抑える必要があるが、しまだ掛けは短い麺を乾燥させるため、より多く加水できる。この水分が熟成時にグルテンを作り、コシのある麺になると言う。


  • 飛騨高山 荘川源流そば

    【販売者】 三島正(岐阜県高山市荘川)
    【製造元】 株式会社ナガヤワークス(岐阜県本巣市)
    【特 徴】 荘川産石臼粗挽きそば粉使用。蕎麦正本店監修。
    【購入価格(税別)】 600円(200g入、@3,000円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩
    【茹で時間】 6分
    【管理人のコメント】 飛騨荘川町は岐阜県中部に位置し、御母衣湖から流れ出る清流・庄川の恵みを蓄え良質なそばを産している。その粉を使った「荘川そば」を提供するそば店「蕎麦正」のご主人・三島 正氏は、荘川そば振興会の組合長さんで、荘川そばの魅力をより多くの人に知っていただこうと、2003年に県内の業者と提携・開発したのがこの商品だ。
    サービスエリアなどで販売しているお土産食品は、高いわりにハズレが多いと思っているのは私だけだろうか。しかし、この商品は良い意味で期待を大きく裏切ってくれた。
    乾麺の状態から他の干しそばとは色・質感がまったく異なり、茹でる前から期待感が高まる。
    茹で上がりがとても美しい。白い麺と細かな黒い粒のコントラストは、いままでにない景色だ。しっかり噛み応えのある食感と香ばしい風味。そば粉の含有量の表示がないが、荘川町の観光ブログに5割以上との記載あり、実食でも納得できた。


  • 山本かじの 国産そば本膳

    【製造元】 山本食品株式会社(長野市大字大豆町)
    【販売元】 株式会社山本かじの
    【特徴】 北海道産そば粉50%、国内産小麦粉50%配合の同割り蕎麦は国内産原料だけで造り上げました。口当たりの良い、なめらかな麺腰と豊かな香りのおそばです。そば粉と小麦粉の配合比を半々にする事により、のど越しの良いつるつるとした食感です。
    【購入価格(税別)】 310円(720g入、@1,551円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩
    【茹で時間】 4~4分30秒
    【管理人のコメント】 蕎麦らしさを残して、滑らかさと弾力に富んでいる。
    小麦が良いためか、5割のわりに蕎麦湯がとても美味しかった。
    このそばが苦手な人は少ないと思う。


  • 永坂更科 名物御前そば

    【製造元】 株式会社永坂更科布屋太兵衛(東京都港区麻布)
    【特徴】 永坂更科は創業二百十余年、江戸時代より続く老舗蕎麦屋。その代名詞とも言える御前そばは、そば粉を五割使用。蕎麦の実の甘皮を取り除き、中心部分からごくわずかに採れる御前粉と一番粉を使用。ただのそばとは一味違う、純白に輝くそば。滑らかなのど越しはそのままに、蕎麦の実の独特の甘みを堪能出来る一品。
    【購入価格(税別)】 460円(180g入、@2,555円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、小麦蛋白、食塩
    【茹で時間】 3分
    【管理人のコメント】 純白で細く上品なそば。食べてみるとコシが強く喉越しが良い。
    ちなみに「御前粉」とは、実の中芯部分を挽いた白い粉で一般的に高級なもの。「更科粉」と同じと言っていいらしい。


  • 挽きぐるみ そば

    【販売元】 株式会社成城石井(東京都世田谷区)
    【特徴】成城石井のプライベートブランド商品。北海道産のそば粉、小麦粉を使用。
    【購入価格(税別)】475円(320g入、@1,484円/kg)
    【原材料】そば粉、小麦粉、小麦蛋白、食塩
    【茹で時間】5分
    【管理人のコメント】成城石井さんは普通のスーパーとは一線を画し、ちょっと高級な食材を扱品揃えしている。だから北海道産の原料にこだわり、食感は上品な仕上がりだ。お値段はちょっとだけお高め。製造元はどこだろうか。


  • 薮そば仕立て 五割そば

    【製造元】 株式会社麺寿庵(宮城県白石市)
    【特徴】そば粉を五割使用。 歯ごたえのある太めのそばでありながら、のど越しを味わえる。
    【購入価格(税別)】 198円(500g、@396円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩、山芋、小麦蛋白)
    【茹で時間 6分
    【管理人のコメント】 香り・噛みごたえあり、喉越しもよく、お値段の割によくできたそば。五割そばの表記は珍しい。「藪そば仕立て」とは甘皮がたくさん入っているということだろうか。

    山盛りの大葉でいただきました