• カテゴリー別アーカイブ 産地
  • 石臼こだわり蕎麦

    【販売者】松屋製粉株式会社(栃木県河内郡)
    【製造元】山本食品 株式会社(長野県長野市)
    【購入価格(税込)】427円(200g)
    【特徴】栃木県日光市内の自然豊かな山麓で収穫された「日光産玄そば」を石臼で丁寧に挽いたそば粉を使用しています。
    【原材料】 そば粉(国内製造)、小麦粉、食塩、そばの葉粉末
    【茹で時間】6分
    【管理人のコメント】 松屋製粉株式会社は、東証プライム上場企業であるニップングループ唯一のそば製粉会社。最新の自動製造ラインで、安定した品質のそば粉を生産している。この干しそばは製粉までを同社が行っている。
    大粒の星(殻の黒い粒)が混ざった濃い色の田舎風麺。張りがある茹で上がりとサクサクとした食感は蕎麦らしく、自分の好みにぴったりだ。
    松屋製粉のホームページには「SOBA辞典」があり、そばの豆知識やレシピが見られ、参考にさせていただいている。


  • 素材をそのまま おいしいそば

    【製造元】 株式会社沢製麺(長野県上伊那郡)
    【購入価格(税込)】300円(250g)
    【特徴】国内産のそば粉と小麦粉を使用し、香り高い和歌山県のぶどう山椒を使用しています。
    【原材料】 小麦粉、そば粉、山椒粉末、食塩
    【茹で時間】5~6分
    【管理人のコメント】 干しそばには珍しいポップなデザインのパッケージは、スーパーの乾麺コーナーでひときわ目を引いていた。
    沢製麺さんは大正7年(1918年)に創業。そば造り一筋100年越えの老舗だ。高い製麺技術が求められる十割そばを製造しており、当ブログでは「信州十割そば」「信州八割そば」を掲載させていただいている。
    今回は5割なので、より滑らかで高い弾力が楽しめた。素材の良さも感じられて、幅広い層に好まれるだろう。


  • 山椒蕎麦(ぶどう山椒入り)

    【販売元】 赤玉 西林 和高(和歌山県有田郡有田川町)
    【製造元】 やくの麺業株式会社(兵庫県朝来市)
    【購入価格(税込)】1,080(250g)
    【特徴】国内産のそば粉と小麦粉を使用し、香り高い和歌山県のぶどう山椒を使用しています。
    【原材料】 小麦粉、そば粉、山椒粉末、食塩
    【茹で時間】5~6分
    【管理人のコメント】 有田川町は、和歌山県のほぼ中央部に位置する人口約2万5,000人の町。「有田みかん」の産地として有名だが、山椒の生産量が日本一で、香りが豊かで粒が大きい「ぶどう山椒」という品種が作られている。
    その「ぶどう山椒」が麺に練り込まれており、さらに子袋の山椒粉末が付いていて、麺に振りかけて食すと爽やかな柑橘系の香りとピリッとした上品な刺激が楽しめる大変珍しいそばだ。
    販売元の「赤玉」は同町で郷土料理を提供するお店。春は山菜やアマゴ、夏は鮎、秋冬は猪肉、紀州鴨などが楽しめるそうだが、看板メニューはこの地域の郷土料理である「わさび寿司」とのこと。わさび好きとしては一度食べてみたいものだ。


  • 石臼挽き十割そば

    【製造元】 株式会社 小山製麺(岩手県奥州市)
    【購入価格(税込)】410円(180g)
    【特徴】 回転する石臼でゆっくり時間をかけて挽いた、香り豊かで滑らかなそば粉を使用しました。 茹でた後はぜひ蕎麦湯もお楽しみください。
    【原材料】 そば粉(国内製造)、食塩
    【茹で時間】ざるで5分、かけで4分30秒
    【管理人のコメント】 小山製麺の商品は過去3つの商品「のりそば」「池森そば 香りの外一」「西わらび入り蕎麦」を投稿した。
    驚くのは同社の開発力だ。乾麺のうどん、そば、そうめんを中心に、岩手名産の「盛岡冷麺」「わんこそば」や郷土食である「はっと(小麦粉のすいとん)」など、バリエーションに富んだ商品を実に100種類以上も出している。本品のような高割合の干しそばは製麺が難しいが、同社は「真空製法」を用いて8割、9割、10割と自由自在に商品化できるようだ。
    いちいち麺の太さを計ってはいないが、これは十割史上最も細い麺だろう。素麺ほどだろうか。それなのに凄いコシがある。「真空製法」が成せる業だろうか。
    干しそばは、細すぎたり、コシが強すぎたりすると、そばを食べている気がしないが、この商品は蕎麦の風味がしっかりしているためか、そういった違和感がない。干しそば十割の中でも、かなり個性的だと思うが幅広い人々に人気があるだろう。
    ちなみに、以前おすすめしたピンク塩は、なぜか微妙に合わない気がした。製麺時に塩を使っているからだろうか・・・。

    「真空製法」とは(Aiによる回答)
    そば粉と水を混ぜ合わせて生地を練る工程を、完全に密閉された真空(減圧)状態のミキサーで行う技術です。
    通常の環境(大気圧下)で生地を練る場合と比べて、主に以下の3つの優れた効果が生まれます。

    1. 水分が芯まで均一に浸透する(高密度化)
      空気の邪魔がない真空状態では、そば粉の粒子一つひとつの隙間へ一瞬で水が行き渡ります。これにより、生地の中に余分な気泡(空気のプチプチ)が入らず、非常に密度が高くて引き締まった均一な生地に仕上がります。
    2. つなぎ(小麦粉)がなくても麺が崩れなくなる
      十割そばは小麦粉(グルテン)を一切使わないため、本来はボソボソと切れやすく、茹でるとお湯に溶け出しやすいという弱点があります。しかし、真空製法で高密度に練り上げられた生地は、粉同士が強力に密着し合っているため、つなぎがなくても茹でる時に麺が溶け出さず、しっかりとしたコシを保てます。
    3. 風味の劣化を防ぐ(酸化防止)
      空気に触れさせない状態で生地を練り上げるため、そばの繊細な成分が酸素によって酸化するのを防ぎます。石臼挽きされたそば粉の本来の甘みや、搾りたてのようなフレッシュな香りを、乾麺になってもそのまま閉じ込めることができます。この技術があるからこそ、小山製麺は「十割なのにボソボソしない、なめらかで細打ちののど越し」という奇跡的な食感を実現できています。


  • 太切り田舎そば

    製造元】 髙尾製粉製麺株式会社(兵庫県姫路市)
    【購入価格(税込)】いただきものなので不明(540g)
    【特徴】 挽きぐるみのそば粉を使用した、太めでしっかりとした噛み応えが特徴の乾麺です。。
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、山いも/加工でんぷん
    【茹で時間】ざるで約6分、かけで約5分
    【管理人のコメント】 髙尾製粉製麺株式会社は明治41年(1908年)に創業した、兵庫県姫路市にある乾めん類の老舗メーカー。過去に2つの商品をいただいたことがあるが、これは最も太切りで、噛み応えのあるしっかりとしたコシと、滑らかなのど越しを両立している。
    播州の干しそばメーカーは、商品ラインアップの中に必ず、大容量で価格が手頃な商品が用意されている。安価であっても決して質が落ちることは無く、高い満足感が味わえるのだ。


  • 信州飯山 新富倉そば

    【製造元】 桝田屋食品株式会社(長野県飯山市)
    【購入価格(税込)】422円(160g)
    【特徴】 飯山市富倉では「オヤマボクチ」通称山ごぼうの葉を蕎麦のつなぎとして古くから使用した歯ごたえのあるそばです。
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、小麦たんぱく、海藻、おやまぼくち、増粘剤(グァーガム)
    【茹で時間】7分
    【管理人のコメント】 「富倉そば」は長野県飯山市の富倉地区に伝わる、つなぎに小麦粉ではなく山野草「オヤマボクチ」の葉の繊維を使った十割蕎麦。極めて強いコシとツルみが特徴で、製造に大変な手間がかかることから「幻の蕎麦」と呼ばれている。
    この干しそばは、その極めて珍しいそばを全国に知らしめ、どこでも手軽に味わえるように開発された商品なのだろう。本物と違いオヤマボクチ以外のつなぎが多く使われているのは、干しそばにするために仕方ないことだったと推測する。商品名に「新」が付いているのは、そのことが理由なのだろう。
    食感や風味は本物とかなり違うのかもしれないが、これはこれで大変美味しい。特に変わった特徴は無いものの、そばの風味がしっかり感じられ、適度なコシがあり、のど越しも抜群だ。
    ちなみに「雄山火口(オヤマボクチ)」と書くのは、葉の裏の白い繊維が火打石の火種(火口・ほくち)として使われたことに由来している。

    富倉そばを詳しく知りたいなら
    飯山市農業情報サイト「いいやまの種」では、オヤマボクチの栽培から加工方法、そばに使われるまでが写真付きで解説されています。これは実に面白い!
    飯山市農業情報サイト・いいやまの種 https://iiyama-nougyo.jp/oyamabokuchi/


  • かゞみやオリジナル 越前そば

    【販売元】 株式会社かゞみや(福井県福井市)
    【製造元】 友吉製粉製麺(福井県坂井市)
    【購入価格(税込)】いただきものなので不明(200g)
    【特徴】 地元福井で収穫した玄そばのみにこだわり自家製粉したそば粉を厳選し製造致しました。
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば(国内産)、食塩
    【茹で時間】10分
    【管理人のコメント】 かゞみや(かがみや)は、福井県で創業70年を超えた老舗のお土産・ギフト専門店。私の両親も、県外へ向けのお中元やお歳暮でよく利用していた。また、自宅用の「ニシンの昆布巻き」や「マスの押し寿司」を作る際に、上質な材料を求めて、わざわざ電車に乗って材料を購入しに行っていた。そのかゞみやさんが製麺所に特注した、こだわりの干しそばというわけだ。
    「日本一そばが美味しい」と評される福井県だが、干しそばとなると生産・販売量は多くなく、地元の注目度も高くない。その中で友吉製粉製麺さんは、高い製麺技術で福井の上質な干しそばを生み出してくれている大変ありがたい製造者だ。
    平打ち麺で茹で上がりは太目だがのど越しはいい。そばだけでなく小麦粉の爽やかな風味も感じられてとても美味しい。
    かゞみやさんを通して福井の干しそばが全国に流通することで、福井のそば文化に興味をもっていただき、本格手打ちそばを食べに来ていただけることを願っている。


  • 十割サロマの乾そば

    【販売元】 株式会社はまほろ(北海道常呂郡佐呂間町字幌)
    【製造元】 山本食品株式会社(長野県長野市)
    【購入価格(税込)】 624円(200g)
    【特徴】 キタミツキ100% 爽やかな香りと噛むほどに増す味わいが特徴です。
    【原材料】 そば(北海道産)
    【茹で時間】5分~6分
    【管理人のコメント】 口に含んだ第一印象は、穀物臭が控えめでさっぱりした感じだが、噛むとナッツのように芳醇な香ばしさと甘みが湧き出してくる。コシや粘りは控えめでサラッとしており、サクサクとした食感。個人的には最も好きなタイプの干しそばだ。
    そば湯は白くて穀物臭が少なく、たいへん美味しかった。

    株式会社はまほろと「キタミツキ」
    株式会社はまほろは、北海道常呂郡佐呂間町を拠点に約580〜600ヘクタール(東京ドーム約120〜130個分)という広大な農地で、大型の農業機械やスマートシステムを駆使したダイナミックな近代農業を行っている農業生産法人。ただ農作物を育てるだけでなく、高品質な食品へと加工・製造し、全国へ届ける「6次産業化」に力を入れており、「十割サロマの乾そば」はその代表例。原料の蕎麦「キタミツキ」も自社で栽培している。
    「キタミツキ」は、農研機構(北海道農業研究センター)が開発した比較的新しい品種。しっとりとした粘り気があり、麺のつながりが非常に良いのが大きな強みで、小麦粉などのつなぎを一切使わない十割蕎麦を乾麺にする際にも、ボソボソと切れにくく、つるっとした抜群の喉越しと食感を生み出すことができる。
    多くのお蕎麦屋さんで使われている「キタワセソバ」や「常陸秋そば」のように、干しそばの原料は将来「キタミツキ」が凌駕する時代が来るかもしれない。


  • 京から蕎麦職人

    娘の婿殿から、父の日のプレゼントにとおもしろい品物が届いた。「京から蕎麦職人」は、蕎麦生地のシートをロール状にして生のまま冷凍してあり、解凍して好みの太さに切るだけで蕎麦打ち体験ができるユニークな商品だ。京都府福知山・夜久野(やくの)産のそばの実を外皮ごと挽いた「挽きぐるみ粉」が使われており、上質で新鮮な打ち立て蕎麦を自宅で味わえるというわけだ。
    あまり細く切るとばらばらになってしまうかもしれないと思い、4〜5ミリの太さに切ってみた。我ながら最後まで上手に切れたと思うが、「今日から蕎麦職人」になれたとまでは思っていない(笑)。
    食感はフェットチーネのようだが、恐らくこれが正解なのだろう。香り高い夜久野蕎麦を満喫できた。また、シート状であることを活かして、ガレットなどのアレンジ料理が楽しめるのもGood!


  • 幌加内 十割蕎麦

    【販売元】 株式会社ほろかない振興公社(北海道雨竜郡幌加内町)
    【製造元】 株式会社おびなた(長野県長野市)
    【購入価格(税込)】 680円(200g)
    【特徴】 日本有数のそは産地 北海道 幌加内町のそばを100%使用した十割そばです。そば湯もお楽しみいただけます。
    【原材料】 そば(北海道 幌加内町産)
    【茹で時間】7分
    【管理人のコメント】 たまたま幌加内産の十割そばが続いた。前回の製麺所は山本食品さんで、今回はおびなたさんだ。十割の干しそばが製造できる数少ない会社。
    正直に言ってこの二つは、味、見た目、食感、すべてにおいて酷似している。強いて言えば、こちらの方がより白く、食感は歯切れが良い。
    そして今回もピンクの岩塩でいただいた。やはり十割とピンク岩塩の組み合わせはいいと思う。