霧下そば とわり(十割)

【販売者】株式会社霧下そば本家 (東京都墨田区)
【製造者】信州戸隠そば株式会社(長野県長野市)
【購入価格(税込)】 600円(200g)
【特徴】 従来の霧下そば乾麺と同様に、黒い殻を丁寧に取り除き、中心部〜甘皮部分までしっかりと挽き込んだ当社自慢の霧下そば粉を使用。特殊加工により粘着性を強化したそば粉をつなぎとしてブレンドし、これまで不可能とされていた そば粉100%の究極の乾麺が完成いたしました。
【原材料】 そば粉(国内製造)
【茹で時間】 4分+むらし2分
【管理人のコメント】 株式会社霧下そば本家は安永元年(1772年)、新潟県妙高高原に創業。初代、田光五郎右衛門が米穀商のかたわら、そば粉を賃挽※したのが始まり。その後、昭和8年に「霧下そば」を商標登録。昭和28年に上京し、そば粉専門の粉屋として全国にその名を広めた。
「霧下そば(粉)」は国内外からもその年・時期に最も良質な玄そばを厳選して使用し、独自の技術で製粉したものだ。一般的なそば粉よりも、硬い甘皮の部分まで時間をかけてしっかりと挽き込んでいるため、麺はボソつき感がなく、ほんのり甘みが出るのが特徴だそうだ。実食では粘りの強さと共に、その意味が十分に感じられた。

※そば粉の賃挽とは
そば粉を賃挽(ちんびき)とは、他人のそばの実を預かり、製粉機(または石臼)でそば粉に加工する、そばの実の製粉作業を請け負うこと。
様々な原料の性質に合わせて調整する製粉技術が「霧下そば」のブランドを生み出したのだろう。