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  • 吉岡の島原手延そば

    【製造者】 吉岡製麺工場(長崎県南島原市)
    【購入価格(税込)】 350円(250g)
    【特徴】そばの香りはもちろんのこと、手延べそばならではの麺のコシ(食感)と、歯切れの良さに加え、麺つゆ(だし汁)との絡みにこだわりました。
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉(20%~25%)、食塩、食用植物油
    【茹で時間】 150~160秒
    【管理人のコメント】 播州から島原へ、たまたまそうめん系の干しそばが続いた。こちらはよりそうめんに近く、1.5㎜の極細でありながら強いハリとコシがある。しかし舌触りと香りはそばらしいという、唯一無二の干しそばという感じだ。

    ■日本一細いそうめん
    JAS規格では直径1.3mm未満の麺をそうめんとしているが、吉岡製麺が作るそうめん”蜘蛛の糸”はその4分の1(直径0.3㎜)という超極細だ。”蜘蛛の糸”の由来は、「細いが物凄く強く、獲物を捕らえたら離さない蜘蛛の糸の様に、”どんなそうめんよりもしっかりとしたコシ”がある。」ということ。
    このほかに、株式会社三輪山本(奈良県桜井市)が作る「白髪(しらが)」も直径0.3mmで、日本一細いそうめんとして知られている。


  • 舶来堂 えごま蕎麦

    【販売者】 株式会社ハクライドウ(長崎県諌早市)
    【購入価格(税別)】 756円(250g)
    【特徴】 国産えごまと、信州産そば粉を使用。手延べならではのコシの強さ、滑らかな舌触り・のど越し。
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉、食塩、えごま、ゴマ油
    【茹で時間】 4~5分
    【管理人のコメント】 オメガ3のαリノレン酸やルテオリン、たんぱく質、食物繊維が含まれている健康食品として注目を集めるえごまを生地に練り込み、長崎島原の手延べ技法で丁寧に製麺された干しそば。
    麺の黒さはそば殻ではなくえごまの色だろう。以前食べた北海道のえごまそばとは色艶がかなり違うが、共通して言えることはモチモチとした食感とのど越しの良さ。庭のえごまの葉を添えて香りもいっしょに楽しませていただいた。


  • 幻の高来そば

    【製造者】農業生産法人たかき(長崎県諌早市)
    【特徴】自家用としてのみ栽培されてきた高来そばの種子は在来種。香り高く、ねばり強いのが特徴で、そば古来の風味とコシを味わうことができる。
    【購入価格(税別)】 250円(160g入、@1,563円/kg)
    【原材料】 そば粉(7割)・小麦粉(3割)
    【茹で時間】 7~9分
    【管理人のコメント】 長崎と言えばちゃんぽん!そばのイメージは全くなかったが、調べてみるもので素晴らしいそばに出会った。
    美しい極細麺。そばの割合が7割あるので、茹ではじめるとたちまちゆで汁はとろみであふれる。
    弾力は弱めで噛み応えがあり、まさにそばらしい食感とのど越し。香りと甘みも強めに感じる。もちろん蕎麦湯もおいしい。極上の干しそば。
    購入時のやりとりで、生産者代表の松永孝典さんのお声を聞くこともできて心に残る一品となった。

    高来(たかき)そばとは
    高来そばは長崎県諫早市高来町の在来種で、かつてどこの農家でも米や野菜作りの傍らで栽培されてていたが、時代とともに生産者は減り、諫早市の金崎地区でわずか数件を残すのみとなった。
    長い間食べ継がれてきた高来そばを絶やしてはならないと、平成22年に地元の農家を中心として有志らが集い「幻の高来そば振興協議会」を結成。高来そばの美味しさをもっと多くの人に知ってもらい、地域おこしにつなげようと、金崎地区に残った貴重な在来種数十粒を分けてもらい、町内の休耕地などを利用してそば栽培をスタート。
    そして今、栽培からそば打ちまでの一環した取り組みにより、高来そばは郷土の味として新たな注目を集め始めている。
    webサイト「いさはやの直性通販ショップたかき」より