山めん寒ざらしそば

【販売元】山形麺類食堂協同組合(山形県山形市)
【製造元】合資会社酒井製麺所(山形県山形市)
【購入価格(税込)】600円(200g)
【特徴】 秋に収穫した玄ソバを保存し、真冬の冷たい清流にさらし、その後、寒風と真冬の紫外線が強い太陽光線にさらし乾燥させ完成させたもの。冷水に浸すことでアクが抜け、また寒風にさらすことで舌触りも良く、甘みと淡白な味わいのあるそばになるとされる。
【原材料】 小麦粉、そば粉(寒ざらし)、食塩
【茹で時間】5分
【管理人のコメント】 「寒ざらしそば」は江戸時代は将軍家に献上した歴史があり、近年複数の地域で再現しているようだ。本ブログでも過去2つの地域の寒ざらしそばに触れたことがある。
●日光東照宮献上 寒晒し蕎麦(栃木県)
●西わらび入り蕎麦(岩手県)
本商品は昭和59年に確立された山形方式で作られている。山形方式は、旧暦の二十四節気を規準として大寒を冷水処理作業開始日、その後約五十日間、戸外厳寒の中でこの処理作業を続け、啓蟄まで完成させる。本来は将軍が真夏に食べるものだったが、山形では桜の開花とともに賞味する期間限定のそばとして4月上旬から販売されている。
白くて上品な極細麺。少し柔らかめで細うどんのような感触だった。