• カテゴリー別アーカイブ 福岡
  • 産地 » 福岡
  • 筑後乃国 浮羽蕎麦

    【販売者】 株式会社サプライ(福岡県北九州市小倉南区)
    【購入価格(税込)】 194円(400g)
    【特徴】 九州三大麺処
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉(国内製造)、食塩
    【茹で時間】 4分
    【管理人のコメント】 九州の素麺三大産地は長崎県の『島原』、佐賀県の『神埼』、そして福岡県の『うきは』の3ヶ所だと言う。
    つい最近投稿した「一庵そば」は神埼素麺の技術で製造されたものだったが、このそばも浮羽素麺の技術によるもの。両者は素麺の製造過程で、油を使わずに麺を延ばす点も共通しており、干しそばにはもってこいの製法と言えるだろう。
    驚くほど安価なことから、箱買いして常備する人が多いらしい。これといった特徴は無いが、お値段以上の風味・食感だった。


    つずら棚田
    葛籠(つづら)地区の山あいの斜面には、面積7ha、約300枚の、精巧に石で積まれた階段状の棚田があり、平成11年には農水省の「日本棚田百選」に選ばれた。


  • 吉泉園 玉露蕎麦

    【販売者】 株式会社吉泉園(福岡県八女市)
    【製造者】 昭和製麺株式会社(山形県天童市)
    【特徴】 奥八女・黒木の玉露園にて本わら掛けづくりで育てられた本玉露を、
    そばの旨みが最大限引出せる一番粉に練り込み、長時間熟成させて丁寧に仕上げた。
    【購入価格(税別)】 600円(375g入、1,600円/kg)
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉(16%)、玉露、食塩、加工でん粉
    【茹で時間】 3分
    【管理人のコメント】 吉泉園(よしいずみえん)はお茶の本場・福岡八女の地で130年前に創業した老舗茶店。その八女茶の玉露を贅沢に練り込んだだけあって、いままで見たどの茶そばよりグリーンが濃くて鮮やかだ。素麺のようなモチモチツルツルの食感に、緑茶の清涼感が加わって、いくらでも食べられる感じ。

    茶そばの始まり
    調べてみると起源は意外と古く、江戸中期までさかのぼる。当時さらしな粉の製粉技術と「湯ごね」という製麺技術が発達したことが要因となって、さまざまな「創作そば」が生まれたらしい。茶そばもその一つ。
    当時の人たちは味の変化だけでなく色の変化を楽しんだ。さらしな粉の「白」、海老切りの「赤」、茶そばの「緑」で三色、これに胡麻切りの「黒」と玉子切りの「黄色」が加わて5色そばとなり、様々な行事や縁起物として流行したと伝えられている。


  • 筑後そば

    【製造者】 株式会社ふくなが(福岡県久留米市)
    【特徴】良質のそば粉・小麦粉を使用、のどごし・コシ・風味の良いそば。
    【購入価格(税別)】 300円(200g、1,500円/kg)
    【原材料】小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 6分
    【管理人のコメント】 豚骨ラーメン発祥の地、久留米の干しそば。
    食感はもちもち系だが、ちょっと柔らかいかな。茹で時間の問題だと思うが、福岡の人は柔らかいうどんを好むので蕎麦もそうなのだろうか。個人的にはちょっと硬めで5分茹でがいい。