加賀 丸いもそば

【販売者】 ダイエー食品工業株式会社(石川県金沢市)
【製造者】 株式会社土谷(山形県山形市)
【特徴】 加賀丸いもそばの素朴な風味とコシが強くつるりとした食感。
【購入価格(税別)】 250円(そば180g、1,388円/kg)
【原材料(乾麺)】 小麦粉、そば粉、丸いも粉(やまいもを含む)、食塩
【茹で時間】 3分~5分
【管理人のコメント】 加賀地方の特産品「加賀丸いも」の粉を練りこんだ干しそば。
色がひと際濃く、平打ちでこれほど細い麺は初めてかもしれない。細い割にしっかりした噛み応え。同時にのど越しと風味が良い。加賀丸いもの良さが活きているのだと思う。山芋粉をつなぎに使っている干しそばは多いが、これは別格だ。

「加賀丸いも」とは
石川県の能美市・小松市で栽培される特産のブランド山芋。ヤマノイモ属ツクネイモ群に属する黒皮種の大和芋で、大人の男性の握りこぶしほどの大きさがあり、すりおろすとビックリするほどの粘りがある。
加賀丸いもの歴史は諸説あるものの、大正時代初期、澤田仁三松さんと秋田忠作さんが伊勢へお参りに行ったときに、伊勢いもを食べて「これは美味しい、家族にも食べさせたい」と思って持ち帰り、栽培したのが始まりとされている。当時はデコボコした形でしたが、昭和9年に手取川の大洪水があり、粘土質の田んぼに川砂が混ざり込んで土壌が変化したことから、次第に丸い芋が育つようになった。このような丸いもが育つのは、手取川扇状地が広がる能美市と小松市のなかでも一部エリアだけ。特別な土壌でしか作れない、オンリーワンの山芋。
(南加賀地区丸いも生産協議会ホームページから抜粋)http://kaga-maruimo.com/