信州 寒天そば

【販売者】 北原産業株式会社(長野県茅野)
【製造者】 岡谷製麺有限会社(長野県岡谷市)
【特徴】 信州・長野の名産、蕎麦と寒天のコラボレーション。蕎麦粉に寒天を練り込むことで、蕎麦本来のおいしさにコシを加えた。
【購入価格(税別)】 300円(200g入、1,500円/kg)
【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉、食塩、寒天、小麦たんぱく
【茹で時間】5~6分
【管理人のコメント】 寒天屋さんが作った干しそば。海藻は、ねばみ(モチモチ)やつるみを高めて食感を良くしてくれるが、度が過ぎると蕎麦らしさを損ねてしまう。その点においてこの寒天そばは絶妙なさじ加減で蕎麦らしさを損ねていない。海藻臭さも一切なく蕎麦の風味を楽しめる。
また、時間が経っても麺が伸びにくいので、大皿に山盛りにして皆で突っつき合うのもよさそうだ。

<余談ですが>
長野は寒天の出荷額日本一!。1948年(昭和23年)創立の北原産業株式会社がある茅野(ちの)市は寒天の名産地として広く知られている。海藻を原料とする寒天が海のない茅野でつくられる理由には、この地域特有の気候が関係している。寒天の製造工程には、寒暖の差が欠かせない。冬の冷え込みが厳しく、雨が少なく、湿度が低い…そんな気候に加えて、きれいな水と空気に恵まれた茅野市は、天然寒天の製造場所として、最適な土地なのだ。
寒天は様々な食品に応用されている。小学生のとき(1970年前後)に給食に出されたプリンやゼリーは伊那食品工業株式会社(長野県伊那市)の寒天食品だった。
新潟でそばにフノリを加えたように、長野で寒天が加えられたのは必然なのだ。