• わたや へぎそば

    【販売者】 株式会社わたや(新潟県小千谷市)
    【製造者】 株式会社自然薯そば(新潟県上越市)
    【特徴】 縮織物の街、小千谷。麻糸を噤む際に使われる海藻「布海苔」がつなぎに使われるようになり、へぎそばは生まれました。しなやかで、のどごしのよいそばです。
    【購入価格(税込)】 375円(200g)
    【原材料】 そば粉(国内製造)、小麦粉、小麦たん白、海藻、食塩
    【茹で時間】5分
    【管理人のコメント】 新潟市内のスーパーには、実に多くの干しそばが販売されている。わたやは小千谷でへぎそば店を創業して100年の老舗。新潟県民に親しまれている。そば屋を始める前、綿の打ち直しなどを生業にしていたことから「綿屋」の屋号がついたらしい。
    少し緑がかった美しい茹で上がり。へぎそばならではのコシと抜群ののど越し。そばの風味も大変豊かで、そば粉の含有量の多さを確信する。新潟のへぎそばはスランプなしの美味しさだ。


  • 農家のそばや 羊蹄山十割そば

    【販売者】 (有)湧水の里 農家のそば屋羊蹄山(北海道虻田郡)
    【製造者】 信州戸隠そば株式会社(長野県長野市)
    【特徴】 北海道羊蹄山ニセコ高原で、香り高い牡丹そばを自家焙煎、石臼挽きされたそば粉を原料に特殊技法により食塩を使用せず、そば粉と水だけで製造され、そばの栄養成分、おいしさを最大限に活かした100%のそばです。
    【購入価格(税込)】 いただき物なので不明(180g)
    【原材料】 そば粉(北海道産)
    【茹で時間】4分茹で、蒸らし2分
    【管理人のコメント】 羊蹄山の伏流水が湧き出る麓で、幻の品種「牡丹そば」を、十割または二八の挽きたて・打ち立てが味わえる店。店のホームページに「ヘリポートもご用意しておりますので、ヘリコプターでの来店の場合は事前にご連絡ください。」との案内に、さすが北海道!スケールが違う!
    黒くて荒々しい表情。モテッとした食感と、甘く香ばしい濃い風味は、大げさに言えば蕎麦掻きを食べている感じ。決して悪い意味ではなく、素材の特徴があふれ出ているということだ。2人前をペロリと平らげて、最後は濃厚なそば湯をたっぷりいただいた。

    「牡丹そば」とは
    牡丹そばは道内で古くから作付けされていたが、背が高くて倒れやすく栽培が難しい、収量が少ないなどの理由から、その改良種である「キタワセソバ」が主流となり絶滅の危機に瀕していた。
    他品種に比べて味や香りが優れていることから、栽培技術の向上、品質の改善が取り組まれているが、現在も生産量が少なく「幻のそば」と呼ばれている。
    本ブログでは以前、北海道樺戸郡薄浦町の「ぼたんそば」を投稿した。


  • 油屋清右衛門 信州そば

    【製造者】 株式会社山岸産業(長野県長野市)
    【特徴】 そばのふるさと信州で培われてきた素材選びの眼と、そばづくりの技術で作り上げた信州そば。
    【購入価格(税込)】 321円(270g)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、小麦たんぱく、食塩
    【茹で時間】4分半
    【管理人のコメント】 株式会社山岸産業「信州油屋清右衛門」は、江戸末期、初代清右衛門が信州で農業の傍ら油屋を営んだのが始まり。無類の蕎麦好きであった清右衛門が、知人や客に手打ちそばを振舞ったのがそば作りの起源とという。
    そば粉が三割以上配合されていれば「そば」と表記できるが、同社は5割以上の製品しか「そば」として販売しないというこだわり。
    現社長(6代目)山岸靖が就任すると、アニメーションやゲームとのコラボ商品を開発するなど、老舗でありながら大変ユニークな会社だ。
    そばらしいサクサクとした食感。風味も豊かで干しそばの平均レベルを大きく上回っている。生産者が鎬を削る長野で100年のれんを守ってきた底力が感じられる商品だった。


  • 自慢のほそぎり

    【製造者】 株式会社自然芋そば(新潟県上越市)
    【特徴】 越後の名水「尾神岳大出口泉水」を製麺水に使用し、当社自慢の極細麺に仕上げました。
    【購入価格(税込)】 324円(270g)
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉、食塩、海藻
    【茹で時間】3分
    【管理人のコメント】 株式会社自然芋そばは、深い山に囲まれた新潟県上越市浦川原区で伝統的に親しまれている自然芋(じねんじょ)が練り込まれたそばを製造販売している。干しそばだけで13種類もの商品があるが、本ブログではこれが5品目となる。ちなみにこの商品は自然芋(山芋粉)は入っていない。
    3分で茹で上がる極細麺。布海苔の効果であろう滑らかでシャキッとした歯応えは、まるでそうめんを食べているかのようだ。早ゆでの麺を常備しておくと、急いでいるときに便利だ。


  • 播州そば

    【製造者】 高尾製麺株式会社(兵庫県姫路市)
    【販売者】 株式会社ジェイ・ファーム(大阪府大阪市)
    【特徴】 清流と大地に恵まれた播州にて作られた、なめらかな喉ごしと歯切れの良いそばです。
    【購入価格(税込)】 140円(300g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、山いも/加工でんぷん
    【茹で時間】 5分半
    【管理人のコメント】 播州は現在の兵庫県南部の神戸市を含む地域。そうめんの三代生産地のひとつで、その歴史は古く室町時代の斑鳩寺古文書『鵤庄引付』に「サウメン」の記述があると言う。また、兵庫県北東部にあたる出石(いずし)は江戸時代からそば作りが盛んで、このブログでも紹介したことがある。
    製造元の高尾製麺では、有名なそうめん「揖保乃糸」や「出石そば」のブランド製品も製造している。播州の乾麺を作る伝統技法で作られたのがこの播州そばだ。
    茹で上がりは少々柔らかめ。弾力と滑らかな食感でいくらでも食べられる。食品の値上がりが続く昨今、とてもリーズナブルで消費者の見方となる商品だ。


  • 粉屋が作った 干しそば

    【製造者】 前田食品株式会社(埼玉県幸手市)
    【特徴】 北海道の大地で有機栽培した蕎麦を、石臼でゆっくり香りを大切に挽きました。つなぎは、蕎麦の味を損なわず、食感の良さを引き立てる国産小麦粉を配合しました。そば粉屋がお届けする、挽きたて有機そば粉を使用した乾麺そばをお楽しみください。
    【購入価格(税込)】 1,800円(200g×3袋、送料込)
    【原材料】 有機そば粉(国産)、小麦粉(国産)、食塩
    【茹で時間】 8分
    【管理人のコメント】 前田食品株式会社は昭和21年に製粉・製麺業を開業。国産の有機栽培による小麦やそばにこだわりオーガニック市場に貢献している。2019年には有機JAS認証を取得した。
    もちろんこの干しそばも100%国産原料。北海道産有機そばを石臼で自家製粉した挽きたてをその場で製麺するからそば粉の風味が保たれている。更科風の細麺でのど越し良く、そばの豊かな香りと甘みが楽しめる、看板に偽りなしの良品。


  • 小沢部そば

    【製造者】 大沼製麺所(山形県寒河江市)
    【特徴】 厳選したそばの実を「挽きぐるみ」という挽き方で自家製粉したそば粉で作りました。
    【購入価格(税込)】 270円(180g)
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉、食塩、小麦たん白
    【茹で時間】 8分
    【管理人のコメント】 大沼製麺所は万年雪をかぶる霊峰月山を望む山形県寒河江市で製粉業から創業して現在が4代目。小沢部そばは月山から流れる豊かな水と自家製粉した挽きぐるみで作られた黒くて太い山形らしいそば。もっちりつるつる、のど越し良く食べ応えあり。

    「小沢部(こさべ)」とは
    パッケージには「昔より深山の清流の湧く沢を小沢部(こさべ)と言います。」と書いてあるが、辞書に「小沢部」という単語は見当たらない。では山形特有の呼び方かとネットで検索してみるが、出てくるのはこの「小沢部そば」だけだ。謎・・・。


  • 越後 蕎麦八

    【製造者】 株式会社自然芋そば(新潟県上越市)
    【特徴】 風味がしっかり伝わるそば粉80%配合。海藻「ふのり」入りで、ツルツル食感。そばの豊かな香りとのどごしの良さ、どちらも楽しめるおそば。
    【購入価格(税込)】 410円(200g)
    【原材料】 そば粉(国内製造)、小麦粉、小麦たん白、海藻、食塩/加工でん粉(タピオカ)
    【茹で時間】4分半~5分
    【管理人のコメント】 株式会社自然芋そばは、深い山に囲まれた新潟県上越市浦川原区で伝統的に親しまれている自然芋(じねんじょ)が練り込まれたそばを製造販売している。干しそばだけで13種類もの商品があるが、本ブログではこれが4品目となる。ちなみにこの商品は自然芋(山芋粉)は入っていない。
    ふのりが多めなのだろうか。いままでの中で最もねっとりした食感。いわゆるそばやうどんで言う「のど越し」とは違う。かといって二八らしさでもない。何とも言えない感じだった。


  • 黄金印 究極そば

    【製造元】 山本食品株式会社(長野県長野市)
    【販売者】 遁所食品有限会社(新潟県南魚沼市)
    【特徴】 国内産そば粉90%長野県産小麦粉10%を使用し、秘伝の高度の技術で造り上げた逸品。
    【購入価格(税込)】 421円(200g)
    【原材料】 そば粉(そば(国産)、小麦粉、食塩
    【茹で時間】 5~6分
    【管理人のコメント】 遁所食品さんの商品では以前、山本食品の十割そば専用工場(長野県上水内郡)で作られた「特選そば」をいただいたことがある。この「究極そば」は長野市内の本社工場で作られる九割そばだ。
    十割と八割では食感にかなりの差があるが、この九割そばのパラパラとした茹で上がりとサクサクとした食感は限りなく十割に近い。これは一概に配合比で決まるのではなく、小麦粉とそば粉の種類によっても差が出るだろう。これも高配合そばの楽しみ方だと思う。
    最後は濃厚で美味しいそば湯をたっぷりいただいた。


  • 淡路島手延べそば 島の蕎麦

    【製造元】 (株)八勝長谷製麺(兵庫県あわじ市)
    【特徴】 天保年間から170年以上の長い歴史を誇る淡路島のそうめん作り。
    その伝統の技を活かして作った「手延べそうめん」ならぬ「手延べ蕎麦」です。。
    【購入価格(税込)】 702円(360g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、食用植物油
    【茹で時間】 4~5分
    【管理人のコメント】 普通の干しそばは、板状の生地を包丁の代わりに回転刃で切るのが大概だが、この商品は棒状の生地に油を塗り、テンションをかけて延ばす「手延べ製法」を用いている。これは素麺の作り方と同じだ。
    茹で上がりはかなり膨張する。手洗いで麺に触れるだけで到底蕎麦の食感と異なることがわかる。非常に滑らかだ。
    食感は手延べそうめんそのものだが、そばの風味はしっかりする。
    そば粉はグルテンの含有量が少なく延びにくいので、手延べで干しそばを作るには熱心な研究と高い技術が必要なのだろう。