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  • 檜枝岐(ひのえまた)

    【製造元】池田食品工業株式会社(福島県福島市)
    【購入価格(税込)】 200円 (270g)つゆ付属
    【特徴】独自の「手揉み式製法」によって茹で伸び遅く腰がある麺。
    【原材料】小麦粉(国内製造)、そば粉、食塩
    【茹で時間】再沸騰から3~4分
    【管理人のコメント】 檜枝岐村(ひのえまたむら)は福島県会津地方南西部に位置し、日本有数の豪雪地帯で特別豪雪地帯に指定されている。昔から良質なそばが穫れ、延ばした麺生地を数枚重ね包丁で手前に引くようにして切る「裁ちそば」が名物だが、この商品はその製法ではなく、池田食品工業独自の「手揉み式製法※」で作られている。
    ちょっと太目で弾力があり食べ応えがある。ワシワシ食べるそばという感じだ。甘みも感じられて美味しい麺だった。

    ※手揉み式製法とは
    原料粉(小麦粉、そば粉)に多めの食塩水を瞬間的に加水し(水回し)、よく捏ねた生地を厚麺帯にまとめ、熟成し(多加水熟成)、縦横に押し延ばすように圧延し麺線に切り出した後、乾燥した乾麺です。手打ちの技法を研究し機械で手打ちの食味食感を再現いたしました。
    (池田食品工業株式会社ホームページより)


  • 磐梯の味 長命の泉そば

    【製造元】株式会社あらい屋製麺所(福島県郡山市)
    【購入価格(税込)】 356 円(250g)
    【特徴】 会津産のそば粉を原料にハイルチン(そばの若葉)を加えて作られたそばです。
    【原材料】小麦粉、そば粉、食塩、そばの若葉
    【茹で時間】4~5分
    【管理人のコメント】 あらい屋製麺所は1921年に創業した4代続く乾麺製造の老舗だ。現在では乾麺だけでなく、生麺、ゆで麺、半生麺も製造している麺の総合メーカー。
    このそばの最大の特徴は、そばの若葉から作られたルチンを豊富に含む粉末製品「ハイルチン」を混ぜ込んでいること。商品名の「長寿の泉」は、ルチンが高血圧や肝臓病に良い栄養素であることに由来していると思われる。
    比較的細麺だが噛み応えはしっかりしている。色の濃さはハイルチンによるものかもしれないが、風味は特に変わってはおらず食べやすい麺だった。

    余談ですが・・・
    福島県には県民食とも言える乾麺「清鶴麺(しんつるめん)」がある。
    清鶴麺は1958年(昭和33年)に、もっとおいしい乾麺を作ろうと福島県内の乾麺業者が日清製粉の協力をえて開発した共同ブランドの乾麺。 現在は県内8企業(清鶴会)で製造しており、あらいや製麺所はその中の1社である。


  • 天領よもぎそば

    【販売者】 株式会社奈良屋(福島県南会津郡)
    【特徴】 ほのかに香るよもぎが爽やかに広がる、すっきりとした歯切れ良さが特徴の細切り蕎麦。
    【購入価格(税別)】 頂き物なので不明(200g入)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、よもぎ
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 異なる太さの麺を混ぜ合わせる「乱切りそば」が有名な奈良屋さんの商品はこれで4つめとなる。
    麺を袋から取り出すと想像していた以上に濃い緑。よもぎと思われる緑の粒がたくさん含まれる。しかし食べてみると、よもぎの香りはさほど強くなく、飲み込んだあとで鼻の奥にわずかに抜けていく感じ。食感はコシがあってのど越しよく爽やかなそば。


  • 裁ちそば

    【販売者】 株式会社奈良屋(福島県南会津郡)
    【特徴】 極端な乱切り仕上げが特徴の食べ応えのある太めの田舎そば
    【購入価格(税別)】 218円(200g入、@1,090円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 8分
    【管理人のコメント】 異なる太さの麺を混ぜ合わせる奈良屋さんの「乱切りそば」はこれで3つめ。以前食べた奥会津山芋蕎麦は 1.6mm/1.9mm/2.2mmだったのに対して、この裁ちそばは1.9mm/2.4mm/3.5mmとかなり太くて食べ応えあり。
    会津檜枝岐(ひのえまた)では、延ばした麺生地を数枚重ね包丁で手前に引くようにして切ることから「裁ちそば」と呼んでいる。
    しっかり風味もあり、お値段以上に美味しいそば。


  • 奥会津山芋蕎麦

    【販売者】 株式会社奈良屋(福島県南会津郡)
    【特徴】 会津で収穫されたそばの実をじっくり挽きこみ、つなぎに山芋を加えた滑らかなのど越しが特徴。3種類の幅の麺を混ぜ合わせた乱切り仕上げ。
    【購入価格(税別)】 378円(200g入、@1,890円/kg)
    【原材料】 そば粉(会津産)、小麦粉、食塩、山芋粉
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】味の良し悪しに関わらず、地の材料にこだった商品は好きだ。わざわざ買って食べる価値がある。 パッケージデザインにもこだわりを感じる。


  • 乱切り 二八

    【製造元】株式会社奈良屋 (福島県南会津郡)
    【特徴】自家製粉の粗挽きそば粉を主原料に、そば本来の風味を追求した八割そば
    【購入価格(税別)】318円(240g入り)、@1,325円/kg)
    【原材料】そば粉(国内製造)、小麦粉、食塩、小麦蛋白
    【茹で時間】5分
    【管理人のコメント】乾麺の写真をよーく見ていただくとわかるが太さがまちまち。これが「乱切り」というわけだ。とてもユニーク。太さが違うものを別々に製麺して、あとで混ぜているのだろうか。
    風味、食感ともに上々。240gで3人前表示(1人前80g)は少な目。


  • 韃靼玄そば

    【製造元】池田食品工業(株)(福島県福島市)
    【特徴】普通のそば粉の100倍ルチンが含まれている韃靼そば粉を使用。茹で汁が黄色いのはルチン(フラボノイド系天然色素)が流れ出したもの。
    【購入価格(税別)】248円(200g入、@1,240円/kg)
    【原材料】小麦粉、韃靼そば粉、食塩
    【茹で時間】3.5~4.5分
    【管理人のコメント】風味良し、味良し、食感は特に良し。黄色い蕎麦湯も美味しい。
    写真ではわかりにくいが、茹でる前の麺は少し黄みがかっていて、茹で上がると黄みはなくなる。味は普通のそばと大きく変わらない。
    ルチンのポリフェノールは抗酸化作用のほか、血圧や血糖値を降下させ、血栓を防いで血流をスムーズにするため、高血圧や動脈硬化などを改善し、糖尿病の予防効果もあるとされている。ゆで汁は必ず飲むべし!

    黄色いゆで汁