• カテゴリー別アーカイブ そば粉の割合
  • お鍋を使わない「ひらひら平麺 出雲そば」(なまそば)

    【製造者】 有限会社本田商店(島根県雲南市)
    【購入価格(税込)】 282円(そば80g、つゆ付き)
    【特徴】簡単さと本格の味わいを両立させた逸品です。一口食べると、そば本来の香りとコシのある食感をお楽しみいただけます。
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉(国内製造)、食塩
    【茹で時間】 熱湯を注いで電子レンジ600Wで3分
    【管理人のコメント】 大変ユニークな商品だが、開発したのは創業100余年を誇る出雲そばの老舗 本田商店さんというからなおさら興味深い。干しそばではないが、是非皆さんに知っていただきたくて掲載した。
    一見はインスタントっぽいが、本田商店こだわりの「挽きぐるみ製法」によるそば粉を3割使用している。
    茹で汁ごといただく商品は麺にヌメリが残りがちだが、この商品は嫌なヌメリが残らない。付属のつゆもたいへん美味しく、全体的にお店で食べるそばのレベルだった。
    保存期間が長いので常備して、時間が無いときや、小腹がすいたときに、サッと作ってサッと食べられる大変便利な商品だ。

    <調理方法>
    ①どんぶりに麺を入れて熱湯を注ぐ。
    ➁電子レンジで加熱(600Wなら3分)
    ③つゆを入れて完成
    ※小生は相模屋の「きざみあげ」をトッピングした。

    <ご注意ください>
    ・どんぶりの中で数分間沸騰状態が続くので耐熱容器の使用が良し。
    ・吹きこぼれないように、どんぶりのサイズは少し大きめが良し。
    ・どんぶりがとても熱くなるので、レンジから取り出す時に要注意。
    ・パッケージ裏面記載の様に、どんぶりの下にお皿を敷くのが良し。

    トッピングした相模屋の「きざみあげ」。わが家では主にお味噌汁の具として常備している。甘めの味がしみ込んでいて煮込む必要がないので、このそばとの相性抜群。保存期間が長く、200円程度と大変リーズナブルなので、絶対おすすめ!!


  • 赤井川村 極太 村そば

    【販売者】ピッケルズ合同会社(北海道余市郡)
    【製造者】やくの麺業株式会社(兵庫県朝来市)
    【購入価格(税込)】 620円(200g)
    【特徴】赤井川村の恵みをたっぷり受けて育ったそばを極太切りの田舎そばにしました。
    【原材料】 そば粉(そば:赤井川産)、小麦粉
    【茹で時間】 7~9分
    【管理人のコメント】太切り蕎麦と言えば山形県の板そばや、福井の乾麺を思い出す。特に我が地元である福井県勝山市の義野商店製「SOBA」に、この干しそはよく似ている。無塩なのでコシやつるみが弱いが、そば本来の食感と風味が味わえる。北海道では珍しい太切りを、あえて選択した販売者のこだわりを感じた。

    赤井川村(あかいがわむら)とは
    北海道南西部の余市郡に位置し、周囲を山々に囲まれた全国的にも珍しい「カルデラ(噴火口)」地形の村。 肥沃な土地と昼夜の寒暖差が、蕎麦のほか様々な農作物の生育に活かされている。また札幌から車でわずか1時間という立地から、キロロリゾートやキャンプ、パラグライダー、赤井川カルデラ温泉などに訪れる観光客で賑わっている。


  • 柿葛そば

    【販売者】灘商事株式会社(奈良県吉野郡)
    【購入価格(税込)】 540円(480g)
    【特徴】晩秋の味覚の富有柿を、独自の製法で麺に練り込み、富有柿の自然の味と「寒晒吉野葛(かんざらしよしのくず)」を取り入れ、柿の旨味と香り、本葛本来のねばりとそば粉をうまくミックスさせ、今までにないそばに仕上げました。
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、柿ピューレ、くずわふじ
    【茹で時間】 再沸騰から2分
    【管理人のコメント】 一瞬、ナポリタン!?と見間違ってしまうほど鮮やかなオレンジ色の麺!!
    以前、福岡県の「吉泉園 玉露蕎麦」の投稿で色付きそばの起源を紹介した。
    江戸中期の人たちは、味の変化だけでなく色の変化を楽しんだ。さらしな粉の「白」、海老切りの「赤」、茶そばの「緑」で三色、これに胡麻切りの「黒」と玉子切りの「黄色」が加わて5色そばとなり、様々な行事や縁起物として流行したと伝えられている。
    柿葛そばの色は、それらのどれにも類しない六色目の色なのだ。
    食感は本葛の効果でツルツルシコシコ。柿の味は感じられなかったが、最後に少し渋みが残る。色だけでなくお味も超個性的だった。
    本葛と柿、二つの奈良の名産品から生まれた新しい名物となるだろう。


  • 剣淵そば

    【販売者】株式会社けんぶち佐藤農園(北海道上川郡)
    【製造者】株式会社ほろかない振興公社 農産加工センター(北海道雨竜郡)
    【購入価格(税込)】 不明(200g)
    【特徴】けんぶち産キタノマシュウ使用
    【原材料】 小麦粉、そば粉(剣淵町産)、食塩
    【茹で時間】 7分
    【管理人のコメント】 キタノマシュウは北海道で開発され、2005年(平成17年)に農林水産省に品種登録された比較的新しい品種。いただくのは恐らく初めてだと思う。その特徴は甘みと風味、粘り(繋ぎの良さ)に優れ、耐倒伏性(倒れにくさ)も向上しており、「キタワセソバ」に続く北海道の主要品種として注目されている。
    茹で上がりは少々太目で弾力が強く嚙み応えがある。材料の上質さが確信できる新鮮な風味。さすがそばの一大産地で生まれた干しそばという感じだ。


  • お鍋ひとつでお蕎麦 旨しおあごだし

    【販売者】松屋製粉(栃木県河内郡)
    【製造者】株式会社松代そば善屋(新潟県十日町市)
    【購入価格(税込)】 不明(麺80g×3束、つゆ2袋)
    【特徴】そばの実から少量しか採れない更科そば粉を5割使用。歯切れが良く、つるみがあるのが特徴。、
    【原材料】 そば粉(国内製造)、小麦粉、小麦たんぱく
    【茹で時間】4分半~5分
    【管理人のコメント】 久しぶりの変わり種。松屋製粉の「お鍋ひとつでお蕎麦シリーズ」は、そばを茹でた湯に付属のつゆを加えてそのまま食べられるので、お鍋ひとつで手軽に作れるのだ。「旨しおあごだし」のほかに「こく旨カレー南蛮」「あっさりかつおだし」の3種類の味がある。
    いままで出会ってきた変わり種の干しそばは、そば粉の含有量が少ない傾向があるが、この商品はしっかり5割あり、しかも無塩なので本格的だ。
    あっさり味かと思いきや、付属のつゆは豚油や様々なエキスが入っているので、ラーメンのようにこってりしている。
    残念ながら今は販売していないようだ。

    ローストチキンの食べ残しがあったので、胸肉をスライスしてトッピング。


  • 新潟へぎそば みのりそば

    【製造者】株式会社玉垣製麵所(新潟県十日町市)
    【購入価格(税込)】 327円(200g)
    【特徴】70年ぶりに新開発したつなぎを使った平打ち仕上げのへぎそば。
    滑らかさはそのままに、従来とは異なるコシと食べ応えを実現。そば粉の配合量を妻有そばよりも増やすことで香りはより豊かになりました。
    【原材料】 そば粉(国内製造)、小麦粉、海藻、食塩、小麦たんぱく/加工でんぷん
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 今まで多くのへぎそばを食べてきたが、平打ち麺は初めてではないだろうか。滑らかさが特徴のへぎそばだが、平打ちのせいかより滑らかに感じる。新しい製法を用いて塩分を控えながらコシを出したという。確かに張りがあってサクサクとした食感は、そばらしくもあり個性的でもある。
    そば粉が高含有で塩分を下げているので、そば湯もたいへん美味しくいただけた。


  • いわきそば 新そば

    【販売者】合同会社丹沢そば福島いわき(福島県いわき市)
    【製造者】有限会社石庄丹沢そば茶屋本舗(神奈川県秦野市)
    【購入価格(税込)】 不明(200g)
    【特徴】
    【原材料】 そば粉(いわき市産)、小麦粉(国内製造)、小麦たんぱく、食塩
    【茹で時間】 4~6分
    【管理人のコメント】 茹で上がりの見た目は白く滑らかで優しそうだが、食べてみると太めで噛み応えがある強い麺だ。一口二口と食べ進むほど美味しくなっていく、これがいわき産のそばなんだな。

    二人の男の夢を乗せたそば
    いわきそばについて調べていたら「いわき民報」のwebサイトの記事を見つけた。
    何でも東京出身でいわき市内の会社に勤務していたIさんが、友人Tさんを誘って経験のない農業にチャレンジ。2022年9月に「合同会社丹沢そば福島いわき」を立ち上げ、いわきでまだ見ぬそばの一貫生産を夢見て日々汗を流している。
    Iさんの親せきが経営するそばの名門「石庄丹沢そば茶屋本舗」の監修を受けて完成したのがこの干しそばと言うわけだ。
    お二人の気合が力強い食感に表れているように思えた。


  • 新潟海洋高校開発 真昆布そば

    【販売者】 株式会社能水商店(新潟県糸魚川市)
    【製造者】 株式会社自然薯そば(新潟県上越市)
    【特徴】 海洋高校資源育成コースの実習で養殖したマコンブを練り込んだそば。ほのかの昆布の香りとツルッとした喉越しが特徴です。
    【購入価格(税込)】 386円(200g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、粉末昆布、山芋粉、食塩、小麦たん白、ふのり/加工でん粉
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 販売者の能水商店は、新潟県糸魚川市で近隣河川に回帰するサケの有効利用と、新潟県立海洋高等学校の職業教育を支援するために設立された、干しそばの販売者としては珍しい会社。
    その海洋高校で養殖した真昆布を練り込んだと言うが、海水温の高い新潟県沿岸に真昆布は自生しない。冬場の低水温の時期だけ養殖ロープを能生弁天浜に敷設して生長させているそうだ。
    ほんのり海の香りがして、とても滑らかでコシがある食感は真昆布の効果。そばと海藻は大変相性が良いのだ。
    パッケージの裏側に「茹で汁は昆布風味のお出汁として、お鍋やお雑煮に・・・」とある。これからの季節、昼−蕎麦、夜−鍋の日にどうでしょうか。


  • 本年秋収穫 新そば

    【製造者】 株式会社卯月製麺(山形県寒河江市)
    【特徴】 穫れたての北海道産玄ソバを石臼でゆっくり挽くことで、蕎麦の香りはそのまま、しっとりとしたそば粉に。粗挽きのざらつき感と、爽快なのど越しを楽しめる細打ちに仕上げました。力強くも繊細、瑞々しく弾けるような新そばの風味を存分にお楽しみいただけます。
    【購入価格(税込)】 2,480円(200g×4袋、藻塩付き)
    【原材料】 そば粉(そば(国産))、小麦粉、食塩、小麦たんぱく
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 卯月製麺の新そばは2020年11月にいただいたので5年ぶりになる。賞味期限が4カ月と短く「より早く食せ」との仰せだ。
    干しそばに男女があるとしたら、卯月製麺の新そばは女性だろう。上品で優雅な衣装(パッケージ)を纏った細くて美しい乾麺。茹で上がりは透明感があり、滑らかで弾けるような食感と新鮮な香りと甘み。まさに「美そば」と言う感じだ。
    何もつけずに半分、付属の藻塩で半分をいただいた。藻塩の使い方として個人的には、そばに直接振りかけて、少し溶けるのを待ったほうがより美味しくいただけると思う。
    干しそばをあまり食べない人に是非食べてもらいたい。きっと驚くことだろう。


  • 里娘そば

    【製造者】有限会社釘屋商店(福島県石川郡玉川村)
    【購入価格(税込)】 不明(200g)
    【特徴】
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 3~4分
    【管理人のコメント】 釘屋商店は明治12年創業。東北で最初に製麺機を導入した製麺所らしい。福島県内でもごく一部にしか製品を卸していないので、県外者が容易に手にするには、ふるさと納税が唯一の方法かもしれない。
    この干しそばは、村の名前を冠した「玉川めん(干しうどん)」と共に50年変わらない製法・品質を守り続けており、古風な包装袋も当時のままらしい。
    張りがある茹で上がりで、しっかり噛み応えがある。風味・のど越し良く、長年地元で愛される理由がわかる。