• カテゴリー別アーカイブ そば粉の割合
  • 新潟海洋高校開発 真昆布そば

    【販売者】 株式会社能水商店(新潟県糸魚川市)
    【製造者】 株式会社自然薯そば(新潟県上越市)
    【特徴】 海洋高校資源育成コースの実習で養殖したマコンブを練り込んだそば。ほのかの昆布の香りとツルッとした喉越しが特徴です。
    【購入価格(税込)】 386円(200g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、粉末昆布、山芋粉、食塩、小麦たん白、ふのり/加工でん粉
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 販売者の能水商店は、新潟県糸魚川市で近隣河川に回帰するサケの有効利用と、新潟県立海洋高等学校の職業教育を支援するために設立された、干しそばの販売者としては珍しい会社。
    その海洋高校で養殖した真昆布を練り込んだと言うが、海水温の高い新潟県沿岸に真昆布は自生しない。冬場の低水温の時期だけ養殖ロープを能生弁天浜に敷設して生長させているそうだ。
    ほんのり海の香りがして、とても滑らかでコシがある食感は真昆布の効果。そばと海藻は大変相性が良いのだ。
    パッケージの裏側に「茹で汁は昆布風味のお出汁として、お鍋やお雑煮に・・・」とある。これからの季節、昼−蕎麦、夜−鍋の日にどうでしょうか。


  • 本年秋収穫 新そば

    【製造者】 株式会社卯月製麺(山形県寒河江市)
    【特徴】 穫れたての北海道産玄ソバを石臼でゆっくり挽くことで、蕎麦の香りはそのまま、しっとりとしたそば粉に。粗挽きのざらつき感と、爽快なのど越しを楽しめる細打ちに仕上げました。力強くも繊細、瑞々しく弾けるような新そばの風味を存分にお楽しみいただけます。
    【購入価格(税込)】 2,480円(200g×4袋、藻塩付き)
    【原材料】 そば粉(そば(国産))、小麦粉、食塩、小麦たんぱく
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 卯月製麺の新そばは2020年11月にいただいたので5年ぶりになる。賞味期限が4カ月と短く「より早く食せ」との仰せだ。
    干しそばに男女があるとしたら、卯月製麺の新そばは女性だろう。上品で優雅な衣装(パッケージ)を纏った細くて美しい乾麺。茹で上がりは透明感があり、滑らかで弾けるような食感と新鮮な香りと甘み。まさに「美そば」と言う感じだ。
    何もつけずに半分、付属の藻塩で半分をいただいた。藻塩の使い方として個人的には、そばに直接振りかけて、少し溶けるのを待ったほうがより美味しくいただけると思う。
    干しそばをあまり食べない人に是非食べてもらいたい。きっと驚くことだろう。


  • 里娘そば

    【製造者】有限会社釘屋商店(福島県石川郡玉川村)
    【購入価格(税込)】 不明(200g)
    【特徴】
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 3~4分
    【管理人のコメント】 釘屋商店は明治12年創業。東北で最初に製麺機を導入した製麺所らしい。福島県内でもごく一部にしか製品を卸していないので、県外者が容易に手にするには、ふるさと納税が唯一の方法かもしれない。
    この干しそばは、村の名前を冠した「玉川めん(干しうどん)」と共に50年変わらない製法・品質を守り続けており、古風な包装袋も当時のままらしい。
    張りがある茹で上がりで、しっかり噛み応えがある。風味・のど越し良く、長年地元で愛される理由がわかる。


  • 雄国そば

    【製造者】有限会社永善 蓮沼製粉製麺工場(福島県喜多方市)
    【購入価格(税込)】 330円(180g)
    【特徴】そばの郷会津の磐梯山麓雄国地区の地蕎麦をふんだんに用いた風味豊な乾麺です。
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉、食品用大豆、食塩
    【茹で時間】 4~5分
    【管理人のコメント】 喜多方ラーメンの仕掛け人という蓮沼製麺の経営者が「日本一のそばを作る!」との意気込みで三越デパートと共同開発した干しそばだと言う。
    そば殻を多く含んだ黒い麺。食感・風味は見た目以上野趣に富んでいる。表示通りの時間を茹でたが噛み応えが凄い。もう少し長く茹でた方が良いのではないかとも思うが、どの程度の硬さで食べるべきかは、製造者によって考え方が異なるのは当然かもしれない。そのような特徴がパッケージデザインにも表れている、まさにストロングスタイルの干しそばだった。

    雄国とは
    福島県の「雄国」は、雄国沼湿原(おぐにぬましつげん)を指す言葉で、喜多方市と北塩原村にまたがる約50万年前の火山活動で形成されたカルデラ湖とその周辺の湿原を意味します。この湿原は国の天然記念物に指定されており、ニッコウキスゲの日本一と言われる大群落をはじめ、多様な高山植物が咲き誇る景観が有名です。


  • 南阿蘇 石臼挽き製粉 粗挽きそば

    【販売者】あそ望みの里 みなみあそ そば道場(熊本県阿蘇郡)
    【製造者】伊之助製麺株式会社(佐賀県神埼市)
    【購入価格(税込)】 540円(200g)、つゆ付き
    【特徴】南阿蘇の在来種を石臼で粗挽きにして使用した香り豊かなそば。
    【原材料】 そば粉(南阿蘇村産)、小麦粉、小麦蛋白、食塩
    【茹で時間】 4~5分
    【管理人のコメント】 南阿蘇の在来種そばは、古くからこの地域で受け継がれてきた品種で、豊かな香りとコシが特徴。昼夜の寒暖差が大きい高冷地の気候と火山灰土壌がその風味豊かな味わいを育んでいる。道の駅「あそ望の郷 くぎの」の中にあるそば道場では、在来種を使用した打ち立てそばをいただいたり、そば打ち体験ができる。
    この干しそばは同じ玄そばを石臼で粗挽きにして使用している。
    張りが強くて噛み応えがある。「そばは噛まずに、、、」と言うが、このそばは、よく噛んで、あふれてくる香りと甘みを楽しむべきだ。

    「そばは噛まずに食べる」とは
    江戸時代に細い蕎麦の「のどごし」を楽しむ江戸っ子の食べ方と、年越しそばの「厄を断ち切る」という縁起担ぎの2つの意味があると言われている。また、ごく珍しい説では「かまずに」は「混ぜずに」という意味なのだと言う。
    個人的には、そばはしっかり噛む方で「混ぜずに」説を支持している。


  • よしむら 京の石臼挽きそば

    【販売者】株式会社よしむら(京都市右京区)
    【製造者】やくの麺業株式会社(兵庫県朝来市)
    【購入価格(税込)】 不明(200g)
    【特徴】京都嵐山よしむらのそば粉で作った特製の乾麺です。
    【原材料】 そば粉(国産、国内製造)、小麦粉(北海道)
    【茹で時間】 5~6分
    【管理人のコメント】 京都の「よしむら」は、国産のそばの実を自家の石臼で挽いた手打ちそばを提供する蕎麦料理店のグループ。嵐山本店をはじめ京都市内に複数店舗を構え、趣向を凝らしたそば料理やそば茶スイーツ、旬の料理を楽しめる。
    この商品は「よしむら」の通販サイトで販売していないので、店頭のみ販売のお土産用だろうか。
    白くて美しい茹で上がりでサクサクとした蕎麦らしい食感。そば粉の含有量が5割以上で塩を使わないこだわりは、さすが京の名店という感じだ。

    よしむらオリジナルのそばつゆと「祇園七味」がセット

    祇園七味は「祇園味幸(屋号)」が特許を取得している「黄金唐辛子」をベースとした七味唐辛子。赤唐辛子を使わずに、青しそ、白ごま、黒ごま、陳皮、おの実、山椒、青のりなどを調合した赤くない七味唐辛子なのだ。


  • おくらのお蕎麦

    【販売者】株式会社イーストスクエア(鹿児島県指宿市)
    【製造者】株式会社唐船峡食品(鹿児島県指宿市)
    【購入価格(税込)】 不明(200g)
    【特徴】 鹿児島県指宿産のおくらを練り込み丹精込めて作ったおそばです。
    【原材料】 小麦粉(屋内製造)、オクラパウダー、そば粉、食塩
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 この干しそば1袋には指宿産のオクラ15本分のパウダーが練り込まれている。茹でているときにほんのりと青物の香りがするが、食べてみるとオクラの風味はあまり感じられない。どちらかというと食感のほうでオクラのトロミが効いているようだ。そばには珍しい軟めでモチっとした食感が楽しめた。

    ■オクラの話
    オクラはアフリカからヨーロッパを経てアメリカへ渡り、日本へは明治時代初めにアメリカから持ち込まれたそうだ。オクラは和食のイメージが強いが、名前の由来は英語名「okura(オクラ)」から来ている。
    日本国内の生産量第1位は鹿児島県で全国の4割を占めている。その鹿児島の中で最大の生産地が、砂蒸し温泉で有名な指宿(いぶすき)だ。
    オクラには豊富な食物繊維と、体内でビタミンAに変換されるβ-カロテン、赤血球の生産を助ける葉酸、骨を丈夫にするカルシウムやビタミンK、そして水分調整や塩分排出に役立つカリウムなどの栄養素がある。これらは腸内環境の改善、免疫力維持、骨の健康、そして貧血予防などに効果が期待される。おまけに安価という、まさにスーパー野菜なのだ。


  • 霧下そば とわり(十割)

    【販売者】株式会社霧下そば本家 (東京都墨田区)
    【製造者】信州戸隠そば株式会社(長野県長野市)
    【購入価格(税込)】 600円(200g)
    【特徴】 従来の霧下そば乾麺と同様に、黒い殻を丁寧に取り除き、中心部〜甘皮部分までしっかりと挽き込んだ当社自慢の霧下そば粉を使用。特殊加工により粘着性を強化したそば粉をつなぎとしてブレンドし、これまで不可能とされていた そば粉100%の究極の乾麺が完成いたしました。
    【原材料】 そば粉(国内製造)
    【茹で時間】 4分+むらし2分
    【管理人のコメント】 株式会社霧下そば本家は安永元年(1772年)、新潟県妙高高原に創業。初代、田光五郎右衛門が米穀商のかたわら、そば粉を賃挽※したのが始まり。その後、昭和8年に「霧下そば」を商標登録。昭和28年に上京し、そば粉専門の粉屋として全国にその名を広めた。
    「霧下そば(粉)」は国内外からもその年・時期に最も良質な玄そばを厳選して使用し、独自の技術で製粉したものだ。一般的なそば粉よりも、硬い甘皮の部分まで時間をかけてしっかりと挽き込んでいるため、麺はボソつき感がなく、ほんのり甘みが出るのが特徴だそうだ。実食では粘りの強さと共に、その意味が十分に感じられた。

    ※そば粉の賃挽とは
    そば粉を賃挽(ちんびき)とは、他人のそばの実を預かり、製粉機(または石臼)でそば粉に加工する、そばの実の製粉作業を請け負うこと。
    様々な原料の性質に合わせて調整する製粉技術が「霧下そば」のブランドを生み出したのだろう。


  • おひさま蕎麦 十割

    【生産者・販売者】Team麦畑(千葉県東金市)
    【製造者】山本食品株式会社(長野県長野市)
    【購入価格(税込)】 700円(200g)
    【特徴】 千葉県で栽培した千葉県在来種そば100%。
    【原材料】 そば粉(千葉県産)
    【茹で時間】5~6分
    【管理人のコメント】 一般社団法人麦畑は地域の子ども・子育て支援や、遊びを通した学びの場づくり事業を行っている。この干しそばの販売は、それらの目的を達成するために必要な事業のひとつなのだろう。
    強い香りと粘りある食感はかなり特徴的だ。2023年9月に食べた『まぼろしのそば 千葉在来十割』とよく似ているので同じ玄そば『千葉在来(野呂在来)』かもしれない。
    つゆに付けずに食べ始めると止まらなくなるほど、そのままが美味しい。そば湯もお腹タプタプになるほど飲んでしまった。干しそばの中では大変高価だが、十分その価値がある。


  • 小豆島手延べ麺 本膳蕎麦

    【製造者】キンダイ製麺株式会社(香川県小豆郡)
    【購入価格(税込)】 360円(150g)
    【特徴】 手延べ麺作りの気候風土に適した香川県小豆島で、手延べ製麺技能士が美味しさを追求すべく作り上げました。
    【原材料】 小麦粉、そば粉(2割)、食塩、食用植物油脂
    【茹で時間】3分
    【管理人のコメント】 播州から島原そして今回は小豆島と、三度手延べ素麺系の干しそばが続いた。しかし先の2つの特徴とはまったく異なり、且つ素麺らしくも、そばらしくもない新しいタイプの乾麺という感じだ。
    原料はそば粉、小麦粉、塩にいたるまで国産を使用。特にこだわった2種の北海道産小麦が強烈なコシと滑らかなのどごしを生み出している。
    小豆島の自然と伝統が生み出した素晴らしい手延べそばだった。