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  • そば湯まで美味しい蕎麦 白

    【販売者】 株式会社はくばく(山梨県南巨摩郡)
    【製造者】 株式会社霜しな(長野県木曽郡)
    【特徴】風味豊かな石臼挽きぐるみそば粉。細打ち仕上げの白い更科そば。
    【購入価格(税込)】 399円(180g)
    【原材料】小麦粉(国内製造)、そば粉
    【茹で時間】 5~6分
    【管理人のコメント】 1年以上前にこの「黒」をいただいたが、今回あらためて2つを食べ比べてみた。
    2つは色の違いだけではない。
    黒・・・殻部分も挽き込んだ黒い麺。様々な太さが混じる野趣あふれる田舎風そば。
    白・・・甘皮までを挽き込んだ白い麺。細くてのど越しが良い上品な更科風そば。
    そば屋さんの「相乗り」(「相盛り」「合盛り」とも言う)が楽しめる。ひとつの鍋で茹でる場合は、茹で時間が6~7分の黒、3~4分白の順に茹でたらいいと思う。無塩なので湯を沸かし直す必要はない。2種を茹でたそば湯は濃くて美味しい。


  • 塩分ゼロそば

    【販売者】 株式会社はくばく(山梨県南巨摩郡)
    【製造者】 株式会社霜しな(長野県木曽郡)
    【特徴】石臼引きそば粉を使用し、食塩不使用で風味が活きたそば。太さの違うめんを組み合わせた特徴ある食感。
    【購入価格(税込)】 205円(180g)
    【原材料】小麦粉(国内製造)、そば粉
    【茹で時間】 5~6分
    【管理人のコメント】そば殻まで挽き込んだ黒い平打ち麺。茹で上がりは柔らかめで滑らかな食感。太さが違うめんを組み合わせているので、一口ごとに微妙な変化があって楽しい。もちろん無塩のそば湯もたっぷりいただいた。


  • 越後魚沼 入広瀬のそば

    【販売者】 一般財団法人 魚沼農耕社(新潟県魚沼市)
    【製造所】 有限会社カネミヤ(新潟県新発田市)
    【特徴】 魚沼農耕舎が自社圃場で栽培し、雪室で貯蔵した甘みの増したそばを石臼で挽いた香り立つそば。
    【購入価格(税込)】 330円(240g)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、小麦たん白、食塩
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 新潟駅内の「ぽんしゅ館」で購入。販売元の(一財)魚沼農耕社は、魚沼市北部地域の受け手のいない農地を預かり、米やそばなどを栽培し、加工・販売を行っている。商品名にある「入広瀬(いりひろせ)」は北魚沼郡にあった村。2004年11月1日に小出町、堀之内町、湯之谷村、広神村、守門村との合併により魚沼市となった。
    種皮を多く含んだナチュラルな色合い。新潟の干しそばにしては珍しく、フノリ(海藻)が入っていない。そのためかコシは弱めでサクッと噛み切れる。良い意味で蕎麦らしからぬ滑らかさがあり、好む人が多いだろう。

    余談ですが、、、
    新潟駅を訪れた人はご存じだと思うが、この干しそばを購入した「ぽんしゅ館」は新潟県内にある全蔵の酒を試飲できる素敵な場所。受付で500円を支払い、お猪口とメダル5枚をもらってズラリと並んだ唎き酒マシーンから、好みの地酒をお猪口5杯分まで楽しめるというシステム。お酒とマリアージュするおつまみや、厳選した新潟のお土産も最高の状態で取り揃えている。


  • 日光東照宮献上 寒晒し蕎麦

    【販売者】 米山そば工業株式会社(栃木県鹿沼市)
    【特徴】 厳冬の日光東照宮・世界遺産エリア独自の上水「権現水」にソバの実を浸しアクを抜き、その後、氷点下の寒風に晒し甘みを育みながら自然乾燥。100日間をかけて作り上げる至高の風味。
    【購入価格(税込)】 600円(200g)
    【原材料】 そば粉(栃木県産)、小麦粉、小麦たん白、食塩
    【茹で時間】 4分
    【管理人のコメント】 栃木県鹿沼産在来種の特徴は、小粒で甘皮の割合が多くなるため香りが良いこと。また鹿沼は昔から麻の生産が盛んで、この麻を刈り取った後に作付・収穫されたそばは特に美味しいと言うからユニークだ。
    栃木県鹿沼市は関東一の”そばの郷”を目指して平成19年、鹿沼そば振興会を発足し、鹿沼産玄そばの普及活動を展開している。米山そば工業株式会社は同振興会の認定会員であり、言うまでもなく「寒晒しそば」は鹿沼産そばを使用している。
    寒晒しそば(かんざらしそば)とは、秋に収穫した玄そばを厳寒期の清流に1週間から1か月漬けた後、寒風に晒して乾燥させたもので、アクが抜けて甘みのあるそばになると言われている。
    その製法は江戸時代には確立されていて、寒晒しそばから挽いたさらしな粉は最上級品とされ、信濃国の高遠藩と高島藩が将軍家に献上していたという記録が残されている。
    現在寒晒しそばが作られている地域を調べると、本場とされる長野県茅野市のほか宮城県柴田郡川崎町・白石市、大分県豊後高田市などがあった。
    米山そば工業所は日光東照宮の協力を得て平成23年から寒晒しそばを始めた。毎年4月下旬に日光・鹿沼両市のそば店で、同社のそば粉から打ったそばが味わえるらしい。
    そんな貴重な原料を使用した干しそばなので食べる前から期待が膨らんだ。
    極細で挽きぐるみ風の色合い。しっかりした噛み応えと、抜群ののど越し。「寒晒しらしさ」のような風味を感じるのは難しかったが、東照宮の霊験を思いながら、ありがたく味あわせていただいた。
    来年の解禁時は是非現地のそば店で味わってみたい。

    米山そばのホームページでは、寒晒しそばを仕込む様子が動画で紹介されている。→こちら


  • 北海道多度志 庄作そば

    【販売者】 久津間製粉株式会社(神奈川県小田原市)
    【特徴】 北海道多度志の玄そばを石臼で丁寧に製粉したそば粉を、長年に亘る秘伝の手法で完成。
    【購入価格(税込)】 390円(200g)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、山芋、食塩
    【茹で時間】 4分~5分
    【管理人のコメント】 先日の「とろろそば」に続いて久津間製粉の二つ目をいただいた。
    『庄作そば』は北海道深川市多度志地区で獲れた玄そばを100%使用。久津間製粉が製粉から手掛けて仕上げた逸品だ。商品名は玄そばの生産者・高橋庄作さんの”ソバ作りに対する情熱”に敬意を表して名付けたもの。
    適度に甘皮を含んだ淡い色の極細麺。茹で上がりはより淡くなり瑞々しく美しい。食感は少し柔らか目で、上質な香りと甘みが溢れる。そばの割合は表記されていないが5割以上だろう。


  • 業務用 とろろそば

    【販売者】 久津間製粉株式会社(神奈川県小田原市)
    【特徴】 生の大和芋を手ですりおろし。味とコシは抜群。
    【購入価格(税込)】 1,090円(110g×10袋)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、生芋、食塩
    【茹で時間】 3分30秒
    【管理人のコメント】 久津間製粉株式会社は創業明治36年。そば粉をメインとした粉製品や麺製品を販売している老舗商店。
    この「とろろそば」は長さが34cmもあり、本ブログ史上最長。業務用のためか、1人前(110g)毎の袋入りは珍しく一人暮らしの人に便利。
    記述通りの茹で時間(3分30秒)だと少々堅めの仕上がり。やまいも入り干しそばのほとんどが「やまいも粉」を使用しているが、この商品は「生芋」を使用しており、食感とのど越しがよい。飾り気がなく、安価なのに本格的で、なかなかクールな干しそばだ。


  • 讃岐五人衆 そば

    【販売者】 株式会社 讃州(香川県観音寺市)
    【特徴】 讃岐の麺ならではの「独特の腰の強さ」で仕上げた。
    【購入価格(税込)】 270円(460g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 4分
    【管理人のコメント】 讃岐の麺は約1,200年前に弘法大師によって現在の香川県に伝えられたとの説がある。香川県民にとって、うどん・そうめん・そばは、要するに「麺」であり、「蕎麦らしさ」みたいなものはあまり重要でないのかもしれない。パッケージに書かれた「讃岐の麺ならではの独特の腰の強さで仕上げた・・・」の通り、細いうどんを食べているような食感と風味。とても美味しい麺だった。

    「五人衆」とは、、、
    豊臣秀吉が治安のために置いた五人組・十人組の流れを汲み、江戸幕府が強制施行した庶民の隣保組織。村方では総百姓を単位に5軒1組の組織で、相互監察、相互扶助、貢納確保などの連帯責任制をとっていた。
    讃岐の国のある村に大層麺好きの5人組がいて、朝から晩まで麺造りに励んでいた。その気質と製法は讃岐の地に今も伝わっている。(商品パッケージから)


  • 日の出そば

    【製造者】 有限会社日の出そば(新潟県十日町市)
    【特徴】 つなぎに良質な海藻(ふのり)をたっぷりと使用して風味が良く、コシも強く食べごたえがある。
    【購入価格(税込)】 260円(200g)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、ふのり、塩
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 有限会社日の出そばは、新潟県十日町市松代で大正6年(1917年)の創業から100年余り変わらない味を守り続けている。
    新潟の干しそばに布海苔(ふのり)が入ってるのは当たり前だが日の出そばは、布海苔を茹でて煮溶かし練り上げる工程から自社で行っている。
    布海苔がもたらすしっかりした噛み応えと滑らかな食感は、今まで食べた新潟のどのそばよりもはっきりしている。風味も良く良質な干しそば。
    布海苔について詳しく知りたい方はこちらを参照。

    余談ですが
    日の出そばの茹で方の説明に「煮立ったら水を少々入れ、そばのシンがなくなる程度まで茹でる。」とある。
    差し水は「びっくり水」とも呼び、麺類・豆類などをゆでる時に沸騰した湯をいったんしずめるために加える冷水。吹きこぼれを防ぐほかに、材料の中心まで均一に茹で上げる効果があるので、一般的に茹で時間が長い材料に用いるが、火が通りやすい材料に用いると再沸騰まで時間がかかり、ふやけてしまう恐れがある。
    干しそばの場合は賛否に分かれているが「差し水はしないで火加減で調整せよ。」との記述が圧倒的に多い。おそらく麺の太さや原材料によって適不適があるのだろう。


  • 太切り 田舎そば

    【製造者】 株式会社ヒガシマル(鹿児島県いちき串木野市)
    【特徴】 熟練した伝統の技を用いて丹念に作り上げた。
    【購入価格(税込)】 324円(540g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、やまいも粉
    【茹で時間】 2~3分
    【管理人のコメント】 鹿児島県の干しそばは滅多にお目にかかれない。過去、唯一投稿した「もずくそば」は、実はそば粉が入っていなかったので、実際にはこの商品が鹿児島初の干しそばとなる。
    まず、茹で上がりの黒さに驚いた。以前投稿した音威子府の日本一黒い蕎麦ほどではないが、いままでの中で最も黒い干しそばだと思う。その見た目に反して麺は滑らかで食べやすい。美味しくてコスパが高い商品。


  • 匠 超細サラそば

    【加工・販売者】 有限会社双葉マルヤス製麺所(福井県福井市)
    【購入価格(税込)】 378円(150g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 2~3分
    【管理人のコメント】 今までに食べた干しそばの中で最も細い麺。さらに断面が丸い干しそばも初めてだ。スパゲッティのようにダイスから押し出して製麺したのだろうか。いずれにしても、そば粉を極限まで細かく挽き込まないと、こんなに細い干しそばは作れないだろう。
    パッケージの野菜の絵と商品名から推察すると、サラダスパゲティのような食べ方をすすめているのかもしれないが、メーカーはホームページに掲載しておらず、いろいろ検索しても全く情報が得られず謎多き商品。購入した道の駅「恐竜かつやま(福井県)」で聞くべきだった。
    口に入れた瞬間は柔めのそうめんのようで、蕎麦を食べている感覚からは遠いが、噛むと殻のつぶつぶ感とそばの風味が感じられる。
    ざるで食べたが、細すぎてクシャクシャっと団子のようになってしまう。たっぷりの冷たいつゆに泳がせて食べる方が、この麺には合っていると思う。今のところ唯一無二のユニークな商品だ。

    面が丸い干しそばは珍しい