【販売者】 有限会社玉谷製麺所(山形県西村山郡)
【特徴】蕎麦の香りと甘みを追求した、のど越し良い七割蕎麦。石臼で自家製粉したそば粉を使い丁寧に打ち上げた。
【購入価格(税別)】 324円(180g、1,800円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉
【茹で時間】5分50秒
【管理人のコメント】 七割という珍しい配合率。茹で時間も4分50秒というこだわりの強さ。5分じゃ茹ですぎなんでしょう。いつもより緊張して正確にゆで上げた。
蕎麦の配合が多いわりに香りは上品。ゆで汁もさほど濁らない。茹で上がりは意外と白く細目。つるつるっとすすれるが弾力は弱く噛み応えがしっかりしている。
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山芋入り五木そば 無塩づくり
【販売者】 五木食品株式会社(熊本県熊本市)
【特徴】そばと山芋の風味を生かした、コシが強く、歯応えの良い食感。
【購入価格(税別)】 240円(320g、750円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉、山芋粉
【茹で時間】 5~6分
【管理人のコメント】 東京で熊本の干しそばはなかなか売っていない。興味本位でネットで購入したのだが、特別変わった印象受けなかった。やまいも粉が入っていてツルツルのど越しがいい。無塩なので体によくて、そば湯もたくさん飲める。お値段も控えめで家庭に常備するにはちょうどいい商品だ。
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ちょうし つのまたそば
【販売者】 鈴木海藻株式会社(千葉県銚子市)
【製造者】 大新食品株式会社(千葉県旭)
【特徴】ツノマタ乳酸菌発酵液配合。
ツノマタとは銚子の海岸に多く生息している海藻(赤藻)で銚子市民には昔から「海藻こんにゃく」として食されてきた。ミネラルが豊富で、中でも亜鉛はわかめの20倍含まれている。そのツノマタの粉末と同社開発のツノマタ乳酸菌発酵液を配合。しっかりとしたコシとのど越しの良さ、ほのかに香るツノマタの風味が特徴。
【購入価格(税別)】 500円(200g、2,500円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉、ツノマタ粉、ツノマタ乳酸菌発酵液、食塩
【茹で時間】 3~4分
【管理人のコメント】 茹でているときに独特な香りがするのはツノマタだろうか。茹で上がりを冷水でしめると香りは消えたように思えたが、飲み込んだあとで香りが戻ってくる。また、よく噛むと粘りを感じる。
少々くせがあるがヘルシーで好感がもてる商品。
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信州 十割そば
【製造元】 株式会社おびなた(長野市戸隠)
【特徴】 自社製粉したそば粉で作った十割そば。そば湯も美味しい。
【購入価格(税別)】 298円(200g入、@1,490円/kg)
【原材料】 そば粉(国内製造)
【茹で時間】 ゆで6分半、むらし2分
【管理人のコメント】 十割を茹でるとき注意することが2つある。一つは吹きこぼれやすいので目を離さないこと。もう一つは麺が切れやすいのでデリケートに扱うことである。今回この2点両方について失敗してしまった。
十割干しそばには賛否両論がある。好きでない人の気持ちもよくわかる。しかし私は十割が好きだ。茹でているときから楽しい。
十割の良し悪しについて書き始めると長くなるので、また別の機会で書くことにしよう。
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越後松代 きそば
【製造者】株式会社松代そば善屋(新潟県十日町)
【特徴】布海苔とやまいもをつなぎに使用
【購入価格(税別)】 259円(200g入、@1,295円/kg)
【原材料】 小麦粉、そば粉、やまいも粉、食塩、海藻
【茹で時間】 5分
【管理人のコメント】 海藻(布海苔)が入っているのが「へぎそば」と思っていたら、新潟では蕎麦に海藻が入るのが当たり前のようだ。ただし、「へぎそば」の商品名で販売されているものは、より滑らかで歯応えがしっかりしている気がする。
さらにこの蕎麦にはやまいも粉が入り、のど越しがよりよく仕上がっている。食感はモチモチ系で食べ応えあり。
【パッケージの古い文字について】
お蕎麦屋さんののれんや看板で見かけるこの文字は「幾楚者」から仮名になったものですが、変体仮名(へんたいかな)と言って、1900年(明治33年)の小学校令施行規則改正以降使われなくなった文字です。
ちなみに2017年に「Unicode10.0」で変体仮名が規格化されて「Unicode 変体仮名フォント」がリリースされ、パソコンにインストールすればこれらの文字を表示することができるそうです。
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低温熟成干しそば(細麺)
【販売者】 プレマ株式会社(京都市右京区)
【特徴】自家製粉の打ち立てそば粉でうったそばを48時間かけて冷風熟成しました。
そばの香り豊かな挽きぐるみ製法。味わい深く、のど越し柔らかな極細麺の和そば。
【購入価格(税別)】 342円(180g、1,900円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉、食塩
【茹で時間】 2分30秒
【管理人のコメント】 自然食品系のネット販売で購入。
極細の早ゆでタイプでありながら腰がしっかりしていて美味しい。野趣に富んだ挽ぐるみ蕎麦を存分に味わうことができ、お値段以上の上質さを感じた。リピーターが多いのではないだろうか。
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松代そば きそば
【製造者】株式会社松代そば善屋(新潟県十日町)
【特徴】国内産の玄そばと小麦に海藻をつなぎに加えてじっくり練り上げ、風味を損なわないように低温で時間をかけて乾燥。かたいだけの腰とは違うもちもちとした歯ごたえ、いままでのそばとは一味も二味も違う。
【購入価格(税別)】 270円(200g入、@1,350円/kg)
【原材料】 小麦粉、そば粉、小麦たんぱく、食塩、海藻
【茹で時間】 5分
【管理人コメント】 更科ほどではないが比較的白いおそば。板そばまでではないが、しっかりした太さ。弾力がありのど越しがよく香りもよい。
「へぎそば」であれば当たり前だが、新潟は普通のそばにも海藻(ふのり)が入っている率が高い。その含有量の多少で香りや食感が変わってくるのであろう。
【パッケージの古い文字について】
お蕎麦屋さんののれんや看板で見かけるこの文字は「幾楚者」から仮名になったものですが、変体仮名(へんたいかな)と言って、1900年(明治33年)の小学校令施行規則改正以降使われなくなった文字です。
ちなみに2017年に「Unicode10.0」で変体仮名が規格化されて「Unicode 変体仮名フォント」がリリースされ、パソコンにインストールすればこれらの文字を表示することができるそうです。
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わが家は九十九の里(つくものさと)
【製造者】 さくへい 伊藤製粉製麺株式会社(千葉県山武市)
【特徴】しっかりとしたコシと風味。田舎風。
【購入価格(税別)】 190円(200g、950円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉、食塩
【茹で時間】 5分
【管理人のコメント】 乾麺の状態は極細だが、茹でるとしっかりした太さに仕上がる。「田舎風」らしく色が黒く、食感はモチモチ系でのど越し良くとても食べやすい。
同社はうどんや中華麺など、様々な麺を製造しており、「九十九の里」はそれらの乾麺シリーズ。近年のうどんや中華麺の製法でよく聞かれる「多加水製麺法」は業界に先駆けて同社が開発した技術だそうだ。
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月山そば
【製造者】 有限会社玉屋製麺所(山形県西村山郡)
【特徴】万年雪を頂く月山のふもと、昭和41年に創業者清五郎が作り始めて以来、皆様に愛され続けるそば。自家製粉石臼挽きそば粉使用。低温乾燥仕立て。
【購入価格(税別)】 173円(180g、961円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉、食塩
【茹で時間】 6分
【管理人のコメント】挽きぐるみのような黒い麺。太くもないのに6分茹では長いと思ったが、茹で上がるとコシが強くのど越しもいい。
株式会社玉屋製麺所のホームページを拝見すると、うどんやラーメン、パスタまで様々な麺を製造しているようだが、特にそばには強いこだわりを感じる。「月山七割そば」は是非食べてみたい。
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全層挽き有機蕎麦
【製造者】 有限会社本田商店(島根県雲南市)
【特徴】有機原料100%
【購入価格(税別)】 330円(150g、2,200円/kg)
【原材料】有機小麦粉、有機そば粉、食塩
【茹で時間】 4分
【管理人のコメント】 本田商店さんの商品は4点目となるが、これは有機JASを取得した有機原料100%の安心商品。都内のマクロビオテック系のお店で販売されていた。
同社の麺はどれも色が濃いが、これは全層挽きの名の通り特に濃く、香りも強く感じた。しかし食感はかなりモチモチ系。蕎麦湯もおいしくいただきました。
余談ですが、、、
「全層挽き」は「挽きぐるみ」と同じと思われがちですが実は違うそうです。
「挽きぐるみ(全粒粉)」は収穫して殻が付いたソバの実(玄蕎麦)を挽いてできた粉。殻ごと挽くので見た目は黒く香りも強い。それに対して「挽きぐるみ(全層粉)」は、玄ソバの外皮を剥いて(甘皮は着いた状態)から挽いたものということでした。
しかし全層挽きのそばも「挽きぐるみ」と言われることが多いそうです。
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からだシフト そば
【販売者】 五木食品株式会社(熊本県熊本市)
【特徴】そば本来のおいしさをそのままに糖質オフ【山芋入り】
糖質40%off。食物繊維たっぷり。
【購入価格(税別)】 178円(160g、1,113円/kg)
【原材料】そば粉、小麦粉、小麦たん白、食塩、山芋粉/加工澱粉、増粘剤(アルギン酸エステル)
【茹で時間】 5~7分
【管理人のコメント】 「からだシフト」は三菱食品株式会社が企画する糖質制限(ロカボ)食品シリーズ。この干しそばは五木食品株式会社との共同開発らしい。
糖質が少ない上に1袋(2人前)食べても450kcal。私のように大盛りを食べたいけどカロリーが気になる人にもありがたい商品。(実際1袋を1人で食べた)
極細で食感が少しボソッとしているので博多ラーメンを思い出した。つゆがよく絡んでむしゃむしゃ食べられる。こんな蕎麦があってもいいと思うし、個人的に好きな商品。
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献上そば波根屋 出雲そば
【製造者】 有限会社本田商店(島根県雲南市)
【特徴】出雲そばは、甘皮だけでなく黒い殻の部分まで一緒に挽き込んだ、色が黒く香りの良いそば粉でそばを打ちます。
国産そば粉と小麦粉を使用して打ち上げたそばです。
【購入価格(税別)】 284円(180g入、@1,578円/kg)
【原材料】そば粉、小麦粉、小麦たん白、食塩
【茹で時間】 4分半~5分
【管理人のコメント】本田商店さんの商品をいただくのは3点目となるが、これは出雲そばの老舗「羽根屋」監修の商品。「作る会社が同じならあまり変わらないだろう。」と思いがちだが、これはいい意味でかなり違っていた。
個人的には3点のうちこれが一番好きだ。茹で上がりは水分をたっぷり含み、香りが強く、食感のバランスが良く食べやすい。
※「献上そば」の由来
明治40年5月27日、大正天皇がまだ東宮の御時、山陰地方に行啓され出雲市に御宿泊になった折、弊店のそばをさし上げたところ、田園の香りをうつしたその風味がことの外御意に召し、それ以来このそばに「献上そば」の名をお許しになりました。
その後、数々の御皇室の方の御食膳に供する栄光に浴し、今日に至るまで地元は勿論、遠来のお客様にも大変好評を得ております。(「羽根屋」ホームページより)
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十日町名産 へぎそば
【製造者】株式会社松代そば善屋(新潟県十日町市)
【特徴】こだわりの二八そば。良質のそば粉、つなぎの海藻(布海苔)を使って打ち上げた。腰が強く歯切れよく、独特の風味をもつ。
【購入価格(税別)】 540円(200g入、@2,700円/kg)
【原材料】 そば粉、小麦粉、小麦たん白、海藻、食塩
【茹で時間】 5分
【管理人のコメント】 十日町市は「へぎそば」発祥の地とされている。へぎそばの中で「二八」を謳ったものは珍しい。食べてみると他の二八そばとは全く違うものだった。
少し滑りを感じるほどつるつるといただけるが、弾力は弱く噛み切れがよい。良い意味で歯が弱いお年寄りにも喜ばれると思う。
そば湯は布海苔の効果なのか二八の割にそばがあまり溶け出していない。むしろ海藻の風味が味わえるそば湯としておもしろい。
干しそばの中では高価な商品。
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松代そば善屋 十割蕎麦
【製造者】株式会社松代そば善屋(新潟県十日町)
【特徴】蕎麦粉のみを原料とし、じっくり練り上げ、時間をかけて乾燥させた風味豊かなそば。
【購入価格(税別)】 432円(210g入、@2,057円/kg)
【原材料】 そば粉
【茹で時間】 5分半~6分半
【管理人のコメント】 「干しそばの中で一番おいしい」との書き込みをSNS等で散見する。
近所で手に入らないので、ネットショップから同社の製品を全種類購入した。
70gの束が3つ入っている。十割は茹でると痩せるので2束がちょうどいい。
茹で時間は6分ちょうどにした。
ただ硬いのではなく、何とも言えない強い噛み応えは干しそばの域を超えてている。風味も満点。ゆで汁最高!
噂を裏切らない美味しさだった。
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手緒里 紫峰そば
【製造者】 ヤマダイ株式会社(茨城県結城郡)
【特徴】 「手緒里 紫峰そば」は香りの高さと甘みを特徴とし、蕎麦職人からも高い支持を得ている常陸秋そば粉を原料そば粉に対し2割配合し丹念に仕上げた。
※紫峰とは明峰筑波山の雅称。手緒里めんは、つむぎの里として有名な結城地方でつむぎを織るように丹精込めて作られている。
【購入価格(税別)】 172円(230g入、@748円/kg)
【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉、食塩
【茹で時間】 4分~5分
【管理人のコメント】 ヤマダイ株式会社はカップラーメンの「ニュータッチ」でおなじみのメーカー。そば粉の割合が少ないかもしれないが、蕎麦らしい触感と風味がある。地粉が配合されているのはうれしい。品質の割にとても安価。