• 納豆やくみ(旭松食品株式会社)

    そばを茹で始めて「しまった、葱が無い!」ということが稀にあるが、そんなときにのためにもストックしておきたい商品。納豆の風味が新鮮で適度な粘りもあり、納豆にはない香ばしさも加わってとても美味しい。
    乾麺グランプリの会場で購入したもの。普通の納豆と同等価格(3食入り100円)は狙ったのだろうか。


  • 和そば

    【販売者】 橘高正人製粉製麺所(広島県府中市)
    【購入価格(税別)】 不明(250g)
    【特徴】 不明
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉、食塩
    【茹で時間】 茹で3分+蒸らし2分
    【管理人のコメント】 素朴な名前とパッケージデザインに魅かれてフリマサイトで購入。フリマサイトは通販等で見かけない商品が手に入る場合がある。
    商品到着後ネットで関連情報を探すが何も見つからないので、製麺所の外観でも見せていただこうとStreet Viewで住所を入力すると、かなりのインパクトで年季が入った外観が出現した。ここで調査は終了。
    ソフトで滑らかな食感で食べやすい麺。きっと長年にわたって広島県人に愛され続けている干しそばなのだろう。


  • 舶来堂 えごま蕎麦

    【販売者】 株式会社ハクライドウ(長崎県諌早市)
    【購入価格(税別)】 756円(250g)
    【特徴】 国産えごまと、信州産そば粉を使用。手延べならではのコシの強さ、滑らかな舌触り・のど越し。
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉、食塩、えごま、ゴマ油
    【茹で時間】 4~5分
    【管理人のコメント】 オメガ3のαリノレン酸やルテオリン、たんぱく質、食物繊維が含まれている健康食品として注目を集めるえごまを生地に練り込み、長崎島原の手延べ技法で丁寧に製麺された干しそば。
    麺の黒さはそば殻ではなくえごまの色だろう。以前食べた北海道のえごまそばとは色艶がかなり違うが、共通して言えることはモチモチとした食感とのど越しの良さ。庭のえごまの葉を添えて香りもいっしょに楽しませていただいた。


  • みつせ山芋入りそば四季食彩

    【販売者】 神埼素麺大坪製麺株式会社(佐賀県神埼市)
    【購入価格(税別)】 250円(270g)
    【特徴】 そばと山芋の風味が生きているそばに仕上げました。
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉、山芋粉、食塩
    【茹で時間】 3分半
    【管理人のコメント】 神埼素麺大坪製麺株式会社は佐賀県神崎市で大正8年から製麺業営む老舗。九州産の原料にこだわり、干しそばのほか素麺やラーメンなども製造している。商品名の由来となる三瀬村は神崎市から北に車で30分ほど離れた脊振(せふり)山地の中にあり、国道263号線沿いの「三瀬そば街道」は名店が軒をならべる場所。この商品はその地にあやかったようだ。
    「これがみつせそば」というスタイルは恐らくないと思う。以前食べたみつせそばはコシが強めだったが、この商品はかなり柔らかい方。韓国風や中華風など、いろんな食べ方で楽しめる麺だと思う。


  • 人力うどん

    【製造者】 株式会社福山(佐賀県鳥栖市)
    【販売者】 株式会社採食工房(福岡県大野城市)
    【特徴】 48時間熟成乾燥させて作りました。
    【購入価格(税込)】 1,620円(うどん麺80g×2個、そば麺80g×2個、うどんつゆ×2個、そばつゆ×2個、磯紫菜×2個)
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉、食塩/酒精、加工でんぷん
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 「人力うどん」は佐賀県鳥栖市で明治38年から製麺業を営む株式会社福山が、福岡県と佐賀県内で11店舗を直営するうどん店の屋号。名物の肉ごぼう天うどんを始め豊富なメニューと優しい価格で地元の人たちに愛されている。
    本品は干しうどんと干しそばをセットにした贈答用商品らしい。
    お湯で溶かす粉末出汁が付いており、そのためか干しそばには珍しく、温かい食べ方だけを紹介している。モチモチした麺にパンチの効いたお出汁は、かつて駅のホームで食べていた懐かしい味を思い出す。

    【余談ですが】
    原材料表記の中の(/)が気になったので調べてみた。
    原材料と添加物の見分けを付けるため、2015年に食品表示法で定めた通称「スラッシュルール」と呼ぶもので、スラッシュの前は原材料、スラッシュのあとは添加物を意味する。この商品は酒精が添加物ということになる。
    本来は原材料の欄と添加物の欄を作って表示するのが大原則だが、そうすると文字数が増えてしまってパッケージのデザイン上不具合が出るので、文字数が増えないスラッシュルールが適用された。たかがスラッシュ、されどスラッシュというわけだ。


  • 爽やか更科 信州戸隠

    【製造者】 株式会社おびなた(長野県長野市)
    【特徴】 細麺仕上げ。食塩無添加。自家挽きそば粉使用。
    【購入価格(税込)】 いただきもの(200g)
    【原材料】 そば粉(国内製造)、小麦粉、小麦たんぱく
    【茹で時間】 ざる5分、かけ4分半
    【管理人のコメント】 白くて美しくさらっとした茹で上がりで、素麵のようなのど越しが抜群のそば。
    おびなたさんの更科八割そばは以前いただいたことがある。乾麺から茹で上がりの状態まで両方の見た目はそっくりだが、原材料に大きな違いがあった。それは食塩添加の有無だ。
    以前書いたように、干しそばに塩を使用する主な目的は乾燥時間を延ばしてコントロールを容易にするためだが、茹で上がる時間にも影響がある。食塩添加の方の茹で時間は3分で、今回の無添加品は5分と大きな差がでるのだ。
    一般的に食塩使用量が多いものほど茹で時間が短縮される。これは茹で湯中とめん線内部との食塩濃度を早く均等にしようとする力が働き、早く湯がめん線に浸透するためと考えられている。(日清製粉(株)横塚章治氏の論文参考)


  • 和みの十割 出雲そば

    【製造者】 有限会社本田商店(島根県雲南市)
    【特徴】 十割・太打ち・平打ち。出雲の地、島根で製粉。挽きぐるみそば粉。
    【購入価格(税込)】 432円(そば200g)
    【原材料】 そば粉、食塩
    【茹で時間】 ざる5分、かけ4分半
    【管理人のコメント】 乾麺グランプリ開催前後から池森そばの投稿が続くが意図はない。たまたま友人が「ブログネタにどうぞ」と言って、池森そばをドサッとくれたのだ。
    本田商店さんは干しそば界では超有名メーカーで、このブログでも過去6品を掲載しており、その中には十割もあった。この商品は2020年に投稿した「常陸秋そば100%使用十割そば」に酷似している。そばの原産地は違うと思われるが、極端な平打ち麺で、そばらしいもったりした食感(いい意味です)、香りと甘みが抜群な点はほぼ等しい。
    言うまでもなく、最後はそば湯もたっぷりいただいて満足度200%!


  • The 乾麺グランプリ in Tokio 2023

    乾麺の日本一を決めるフードフェスが駒沢オリンピック公園で開催されていることを知ったのは昨日のこと。
    今回は4年ぶりで第4回を数えるそうだが昨日まで全く知らなかった。
    幸い自転車で10分の距離なので早速妻を誘って行ってきた。

    1杯300円~500円と嬉しい価格で全28メニュー。そのうちのそば10品をすべて制覇したかったが、6品でギブアップとなった。どの品も上質な干しそばをベースに具材や味付けに思考を凝らした逸品揃いだった。
    マイナーな乾麺の世界をどうにかして盛り上げたいという、関係者の工夫と努力が感じられる良いイベントだった。

    真鯛の出汁塩のつゆで食べる!
    干しエビと蒸し鶏のすだちづくしそば
    (株)岡本製麺

    そばの実薫るSABA缶つけSOBA
    (株)おびなた

    合鴨の旨味が凝縮した絶品つゆ!ゆずおろし添え!
    冷静鴨チャーシューネギ蕎麦
    茂野製麺(株)

    白と黒の2色盛り十割と
    旨味引き立つ揚げたて天ぷらそば
    (株)山本かじの

    佐賀海苔ととろろで食す
    ピリ辛花巻へぎそば、みどりのラー油添え
    (株)自然芋そば

    池森さん考案 抹茶ソイラテつけそば
    池島フーズ(株)

    食べられなかった4品
    ● 野菜を食べるピリ辛麻辣そば、パクチー入れ放題/(有)本田商店
    ● 燻製鴨南蛮更科そば、とろろ入り/(株)ニップン
    ● やみつき極旨肉そば/キッコーマン食品(株)
    ● 信州ポーク使用の肉そば!豚(トン)でもねぇ旨さだぜ!!/柄木田製粉(株)

    余った食券でお土産3品購入。


  • 幸せの十割 信州戸隠

    【製造者】 株式会社おびなた(長野県長野市)
    【特徴】そば粉100%の贅沢な味わい。そば湯もおいしい食塩無添加。自家挽きそば粉で香り豊か。
    【購入価格(税込)】 いただきもの(200g)
    【原材料】 そば粉(国内製造)
    【茹で時間】 ゆで6分半+むらし2分
    【管理人のコメント】 おびなたさんの十割は3年前にこちらで投稿している。茹で時間、蒸らし時間も同じことから、パッケージを変えただけの商品だと思ったが、麺の形が若干違うので一応 別物らしい。
    十割らしいサクサクとした食感がいい。豊かな風味にあふれた上質な干しそば。濃厚なそば湯もたっぷりいただいた。


  • 幸せののどぐろだし塩わさび

    【製造者】 株式会社マル井(長野県安曇野市)
    【販売者】 株式会社ナガノファクトリー(長野県長野市)
    【特徴】そば料理研究家・池森秀一の新しいそばの楽しみ方から生まれた新しいテーブル調味料
    【購入価格(税込)】 355円(40g)
    【原材料】 本わさび(安曇野産)、食塩、砂糖、植物油脂、のどぐろだし塩(食塩、焼のどぐろだし顆粒、いわし煮干粉末)、食物繊維/環状オリゴ糖、酸味料、調味料(アミノ酸等)、香料、増粘剤(キサンタン)、着色料(紅花黄、紅麹色素、クチナシ)、(一部に大豆を含む)
    【管理人のコメント】 製造元のマル井さんは日本一のわさび生産地、信州安曇野に本社・工場を構え、生おろしわさびをはじめ様々なわさび関連商品を製造している。
    この商品を企画した池森氏は「蕎麦につゆ無しで直接つけて食べてみて!キセキが起こるよ!」とミュージシャンらしいラブソングのようなキャッチフレーズを述べているが、さすがにそれは大げさ。のどぐろ感は全く感じないが、わさび自体はちゃんと美味しい。
    ひとつ注意点として、蕎麦に直接つけて勢いよく吸い上げると、わさびの強い刺激が一気に鼻を通ってむせかえるので、すすらずに食べることをおススメする。


  • 越前そば巡り2023 GW編

    GWで帰省中、地元の友人と「はしごそば」をした。特に選りすぐったわけでなく、その時々で思いついたお店を巡った。

    ■久ちゃん食堂/大野市
    おばちゃんが一人で営業する「久ちゃん食堂」は、平日でも朝10時の開店から続々と地元住民が訪れて、狭い店内は忽ち満員となる。店構えだけを見て侮るなかれ、手打ちの十割そばを提供する本格派そば屋さんなのだ。一番人気はやっぱり「おろしそば」一杯500円!そばが少なめなので、おばちゃん手作りの稲荷ずしやおにぎりをいっしょに頼むお客さんが多い。そのほかにも季節の総菜や山菜料理のテイクアウトも人気がある。
    福井県大野市大和町3-15(居酒屋さんの駐車場が使える)


    ■そば処 一福(いっぷく)/今立郡池田町
    今や福井県でもっとも有名な店のひとつ。唯一無二の「塩だし」が全国に名を馳せ、週末ともなると開店前から行列を成す。本ブログで以前乾麺を紹介した。
    迷うことなく「塩だしおろしそば(わさび添え)」を注文。850円と少々お高めだが食べれば200%納得!唯一無二の味わいに感動すら覚える。
    ここ本店は山深い集落にあるので車でアクセスとなるが、最近福井市内にも「蕎麦Dining一福」を出店したので、公共交通で訪れて「そば屋で一杯」が楽しめる。
    本店:福井県今立郡池田町34-24-1
    https://www.ippuku-shiosoba.jp/
    蕎麦Dining一福:福井県福井市成和1-3106 KENJIビルF1
    https://www.ippuku-shiosoba.jp/docs/soba-dining-ippuku.html


    ■伊自良(いじら)温泉/福井市
    山あいの静かな場所にある自然あふれる伊自良温泉は、日本には数少ない「脳卒中に効能のある湯」といわれる天然温泉。宿泊ができない日帰り温泉施設だ。入浴料350円は銭湯より安い!日常で銭湯使いができる地元民がうらやましい~。
    館内の飲食スペースで、土日限定の手打ちそばが味わえる。おろしそば(500円)には山菜小皿が付く嬉しい心遣い。日本酒が欲しくなる!
    小皿の中の左の「ウワバミソウ」は、福井では「水ぶき」と呼んで馴染みの山菜だが、都会ではあまり見かけないだろう。
    このほかお酒に合う地元山菜の天ぷらなどもあるので、バスを乗り継いで来て、お座敷で一杯呑みながらゆっくり過ごすのも良し!


    ■そば工房 お仙/坂井郡丸岡町
    そば屋らしからぬ店構えだが、そばのプロたちが訪れる名店。
    店頭に「丸岡産蕎麦粉使用」と書かれたのぼりが立つ。丸岡産そば(在来種)は、まだ青い実が多い状態の早い時に収穫される「早刈りそば」。大変人気がある品種だが生産量が限られているので確保が難しいと言う。
    おろしそば専門店なので、メニューは1杯500円、2杯900円、3杯1,350円の3つ。2杯以上が少しお得になる。
    一般的な二八そばより弾力に富み、もちもちした食感が印象的。
    福井県坂井市丸岡町小黒73-6-6


    ■越前そば処 勝食(かつしょく)/勝山市
    創業は大正時代。現在4代目が引き継ぐ老舗店で、週末は他県からもファンが訪れる人気店となっている。
    福井県産の玄そばを毎日使う分だけを店内の石臼で挽いて「打ちたて」「茹でたて」で出すから新鮮!
    一番人気は、おろしそばとかつ丼のセット。かつ丼は卵とじ、ソース、醤油たれ、3種の味から選べる。
    今回は醤油たれのミニセット(1,150円)をチョイス。あっさり味のそばと、甘じょっぱいカツが絶妙のバランス。ミニと言っても満足なボリュームだ。
    福井県勝山市郡町1丁目264番地
    https://www.katusyoku.jp/


    ■手打ちそば どうせき
    勝山市の中心部にあり、地元と観光客から愛されている店。
    店内の石臼挽きたてを9割で打って提供する。今回はミニソースカツ丼とおろしそばのセット1,150円を注文。(ついついかつ丼に行ってしまう)おろしつゆは自分でかけるスタイル。ソースかつ丼は濃く味付けた玉ねぎが散らしてあるのが特徴。
    オムライスや中華そばなどの定食屋メニューもあり、常連客を飽きさせない。平日訪れたので店内は地元同士の会話が飛び交いアットホームな雰囲気だった。
    福井県勝山市元町1-5-22(市役所近く)
    https://dousekisoba.shopinfo.jp/


    ■そば処 梅林/大野市
    平日の12時前だというのに、50人は入れる店が順番待ちとなり、表に「準備中」の看板を出してしまった。
    そばは大野の阪谷在来種を自家製粉して、日本の名水百選に選ばれた「大野の名水」を使って二八で打ち茹でる。つなぎに小麦粉と卵水(卵と山芋を入れた水)を使うのが伝統の手法だと言う。
    おろしそば(600円)と上庄芋(大野特産の里芋)のコロッケ(680円)を注文。
    たっぷりのおろしつゆを一気でそばにぶっかける。こしが強めで且つのど越しがいい。
    コロッケはクリーミーな中に芋のつぶつぶ感もありで病みつきになるおいしさ。
    福井県大野市月美町2-6
    http://www.sobadokoro-bairin.com/index.php


    ■御蕎印プロジェクト
    昨年秋から福井県内の蕎麦屋さんでは、民間企業が発案した御朱印ならぬ「御蕎印(ごきょういん)」が収集できるプロジェクトが行われている。(右は御蕎印の一例)
    越前おろしそばは1杯が少なめなので、一日5~6店(杯)は回れると思う。奮ってご参加を!!
    越前おろしそばの店舗巡る「御蕎印」プロジェクトで福井活性化 クラウドファンディング開始 | 経済 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE (fukuishimbun.co.jp)
    来年春は北陸新幹線の福井・敦賀が開業する。恐竜とそばの二刀流で盛り上がってほしい。


  • 常陸秋そばのそばパスタ

    【製造者】 伊勢又米穀製粉株式会社(茨城県常陸太田市)
    【特徴】「石臼びき常陸秋そば粉」に、あら挽き粉・甘皮粉、更にデュラムセモリナを加え味・風味を封じ込めた最高級品。蕎麦の甘味とパスタソースが口の中でハーモニーを奏でる、当社ならではの「オンリーワン」商品です。
    【購入価格(税込)】 500円(200g)
    【原材料】 そば粉(国内製造)、デュラムセモリナ、小麦粉、食塩
    【茹で時間】 7分(フライパン調理を除く)
    【管理人のコメント】 伊勢又米穀製粉さんの干しそばは、以前「水戸黄門 水府そば」「石臼びき 常陸秋そば」をいただいたことがある。どちらもそば処
    形だけのパスタでなく、ちゃんとデュラムセモリナ粉が入っているのだ。
    麺本来の風味を楽しみたいので、味付けはオリーブオイルと塩・レモンだけ。味の邪魔をしないシラスのトッピングでいただいた。食べてみると食感はパスタより柔らかく、風味は完全に蕎麦が勝っている。蕎麦はオリーブオイルとの相性がとても良い。先日投稿したガレットも然り、蕎麦は日本食との考えを改めなくてはならない。

    買い物から帰ってきたら卵が一つ割れていたので目玉焼きが飛び入りした。


  • 加賀丸いもそば

    【販売者】 JA能美(石川県能美市)
    【製造者】 友吉製粉製麺(福井県坂井市)
    【特徴】 厳選した小麦粉とそば粉に能美市特産の丸いも粉(山芋)を加えた美味しい健康食。
    【購入価格(税込)】 いただきものなので不明(200g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、山芋粉、食塩
    【茹で時間】 7分
    【管理人のコメント】 加賀地方の特産品「加賀丸いも」の粉を練りこんだ干しそばは、2020年9月に別の商品を投稿している。
    今回の商品は「南加賀地区丸いも生産協議会」のJA能美が販売するもの。麺の太さは平均的だが、山芋が強いコシを生み出して、かなり噛み応えがある。

    加賀丸いもがGI登録
    加賀丸いもが育つのは、手取川扇状地が広がる能美市と小松市のなかでも一部エリアだけ。特別な土壌でしか作れない、オンリーワンの山芋だ。これが国に認められ「加賀丸いも」は平成28年9月に「地理的表示(GI)保護制度」に登録された。当時石川県で初、全国で17番目の登録だった。


  • 不丹蕎麦

    【販売者】 社会福祉法人 佛子園(石川県白山市)
    【製造者】 戸隠松本製麺株式会社(長野県長野市)
    【特徴】 ヒマラヤの大自然で育った大地の恵み。
    【購入価格(税込)】 いただきものなので不明(200g)
    【原材料】 そば粉(ブータン産)、小麦粉、小麦たん白
    【茹で時間】 6分
    【管理人のコメント】 茹で上がりは白く艶と張りがあり美しい。調べるとブータンそばは香りがとても強く、色が濃く、風味もしっかりしているのが特徴と言うが、この干しそばでは顕著に感じることができなかった。ブータン蕎麦は初体験なので、またどこかで出会ったら確かめてみたい。

    ■ブータンと社会福祉法人佛子園について
    石川県の社会福祉法人佛子園が運営するShare金沢。「ごちゃまぜ」をコンセプトに、障害者・健常者/若者・高齢者が分け隔てなく一緒に暮らせる土壌を作るという壮大な試みのもと進化を続けるこの街にある蕎麦処「YABU丹」(やぶたん)では、ブータンの蕎麦粉を使用した美味しい蕎麦を食すことができます。佛子園がブータンで社会福祉プロジェクトを行っている縁で生まれたこの取り組み、なかなか斬新です。

    ■ブータンの代表的な蕎麦料理
    標高が高過ぎて稲作をすることができなかったブータンの高地では、伝統的にソバ栽培が行われてきました。
    ①麺料理「プタ」は、ゆでた麺に卵、パクチー、唐辛子、山椒等を投入して、アツアツの油やバターを混ぜて完成。
    ➁パンケーキ「クレ」は、蕎麦粉を水で溶いて鉄板で丸く焼いたもの。
    ③蕎麦粉の皮で作る餃子「ヒュンテ」は、具にカブの葉が入るのが特徴。
    ④日本の「蕎麦がき」に相当する「ディンゴ」
    出典元:日本ブータン研究所ホームページ、『食べもの通信』2020年8月号 WAVOCブータンコラム(第53回)

    ■ブータン蕎麦が食べられるお店「YABU丹」
    〒920-1192 石川県金沢市角間町ヌ7番地
    金沢大学 特別食堂・アカデミックテラス[自然科学系図書館南福利施設2F]
    ◆営業時間/ 11:00~14:00
    ◆定休日/土・日・祝日・年末年始


  • そば粉のガレット

    ECで干しそばと間違えて購入したアメリカ産のそば粉でガレットに初挑戦。
    中身はベーコン、しめじ、チーズとオーソドックスなもので、味付けは塩コショウのみだが、驚くほど美味しい!小麦粉では代用できない美味しさだ。
    中身は鮭やフレッシュ野菜、今流行りのメキシカン・タコス風とか、、、いろいろ試せると思う。
    慣れてしまえば簡単で、主食と副食が同時にとれる大変便利なお料理。是非お試しあれ。

    今回は料理研究家のケンタロウ氏のレシピを参考にして調理した。

    ■材料(2人分)
    【ガレットの皮】*ガレットの皮はつくりやすい分量。約6枚分できる。
    ・そば粉150g
    ・塩小さじ1/4
    ・水250ml
    ・溶き卵1コ分
    【具】*2枚分
    ・ベーコン2枚
    ・しめじ1パック
    ・卵2コ
    ・ピザ用チーズ大さじ6
    ・細ねぎ (小口切り)適量
    ・オリーブ油大さじ1
    ・塩二つまみ
    ・黒こしょう (粗びき)
    ・サラダ油少々

    ■作り方
    1.【皮】の準備をする。ボウルにそば粉、塩を入れ、水100mlを少しずつ加えて木べらで練る。粉っぽさがなくなったら残りの水、溶き卵を加えて泡立て器でよく混ぜる。ラップをして1時間休ませる。

    ! ポイント
    木べらで押さえつけるようにして、少しずつ練り混ぜる。

    2.【具】の準備をする。ベーコンは2cm幅に切り、しめじは石づきを落として小房に分ける。フライパンを熱してオリーブ油をひき、ベーコンを強めの中火で炒める。少し焼き色がついたらしめじを加え、塩、黒こしょう少々をふってよく炒める。全体に焼き色がついたら取り出す。

    3.フライパンを熱してサラダ油をひき、紙タオルでなじませる。1を玉じゃくし1杯分弱流し入れて、フライパンを手早く回しながら薄く広げ、中火で焼く。

    4.表面が乾き始めたら2の【具】とチーズをそれぞれ半量ずつ中央にのせ、土手をつくるように真ん中を空けて、そこに卵1コを落とす。

    5.皮の縁がカリッとしてきたら【具】を包むように四方の皮を内側に折り込む。フライパンにふたをして、チーズが溶けるまで弱火で加熱する。

    ! ポイント
    皮に焼き色がついてパリッとしてきたら、折り込むサイン。

    6.器に盛り、細ねぎを半量散らし、黒こしょう適量をふる。もう1コも同様につくる。


  • 常陸そば 八割そば

    【販売者】 有限会社イワセアグリセンター(茨城県桜川市)
    【製造者】 有限会社新井製麺所(茨城県筑西市)
    【特徴】弊社で栽培した”茨城県の奨励品種「常陸秋そば」のそばの実を石臼で挽いたそば粉を八割使用した、いわゆる”二八そば”の乾麺です。そばの香り・風味・甘みが感じられるそばです。
    【購入価格(税込)】 648円(200g)
    【原材料】 そば粉(茨城産)、小麦粉、小麦たんぱく、食塩
    【茹で時間】 5~6分
    【管理人のコメント】 静ヒルズカントリークラブ(茨城県常陸大宮市)で購入。ゴルフ場のお土産コーナーに干しそばが置いてあるとは、さすがそば処の茨城県。有限会社イワセアグリセンターは、茨城が誇るブランド品種「常陸秋そば」を35年栽培している農業生産法人で、玄そばから加工品まで販売している。
    荒々しい麺の質感と干した形のままの島田折りで、田舎らしい手作り感が期待をそそる。口に含んで噛むと力強い風味と甘みがあふれてくる。同じ二八そばでも、昨日食べた「おびなたの八割」とはかなり異なり、こちらはのど越しよりも野趣に富んだ風味が優先と言う感じだ。もちろん、そば湯もたっぷりいただいた。


  • そばの極み八割そば

    【製造者】 株式会社おびなた(長野県長野市)
    【特徴】国産原料だけを使用したやや細麺のそば。つるっとしたのどごしともっちりとした食感をお楽しみいただけます。冷たくしてお召し上がることをおすすめします。
    【購入価格(税込)】 486円(240g)
    【原材料】 そば粉(国産)、小麦粉、小麦たんぱく、でんぷん、食塩
    【茹で時間】 4分半
    【管理人のコメント】 読者からリクエストをいただいて取り寄せ。この商品は2020年6月23日放送の「マツコの知らない世界」で、そば通で知られるDEENのボーカリスト・池森秀一氏が第一位にあげており、その記事を書いておきながら食べていなかったことに気づかせてくれた読者さんに深く御礼を申し上げたい。
    茹で上がりの透明感と美しさに「これ絶対間違いないでしょ!」と美味しさを確信。豊かなそばの風味と滑らかなのど越しが絶妙なバランスで両立した、干しそばの最上級と言っても過言ではないだろう。二束(160g)を軽くたいらげて、そば湯も美味しくいただいた。


  • 上川町産 大雪そば

    【販売者】 土開製粉株式会社(北海道旭川市)
    【特徴】 北海道上川町産のそば粉を使用し、大雪山連峰の麓に眠る天然水「ゆきのみず」を使って練り上げたこだわりの乾麺。
    【購入価格(税込)】 340円(200g)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、小麦たん白、食塩
    【茹で時間】 7~8分
    【管理人のコメント】 土開製粉は大正11年創業。北海道産を中心とした玄そばをロール挽きまたは石臼挽きによって製粉し、そば粉や干しそばのほか、菓子なども製造販売している。
    この干しそばは同社がいち押しの上川町産を100%使用したもの。茹で時間7~8分は麺の太さのわりに長い。茹で上がりは膨張率が若干高め、しっかりした食感で食べ応えあり。微かに土ような珍しい風味を感じた。


  • 赤城庵そば

    【製造者】 赤城食品株式会社(群馬県太田市)
    【特徴】 厳選された小麦粉とそば粉を配合したこだわりのそば。
    【購入価格(税込)】 330円(540g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 4分
    【管理人のコメント】 1袋で家族4人全員が大盛りが食べられる大容量540g。食べた印象は以前いただいた「忠治庵そば」と同じかと思ったが成分表を見ると微妙に違っていた。
    かなり黒く野性的な見た目に反して優しい食感と風味。様々なトッピングや味付けで楽しみたい麺だ。


  • 最果てそば

    【販売者】 株式会社上原農場(北海道 標津郡 中標津町)
    【製造者】 山本食品株式会社(長野県長野市)
    【特徴】 有機栽培原料を使用したこの上ない味の十割そば
    【購入価格(税込)】 800円(200g)
    【原材料】そば粉
    【茹で時間】 7分
    【管理人のコメント】 上原農場は中標津町で蕎麦や馬鈴しょを生産して100年以上の歴史を持つ農場。そばは北海道の主力品種である「北海道キタワセ」を生産し、 顧客の好みに合わせて挽き目を分けた自社製粉をして販売している。
    そのそば粉を100%使用して、十割そばの製麺技術で有名な山本食品で製麺したのが「最果てそば」だ。中標津町の物産展で、大変高価で迷ったが、手に入りにくそうだったので購入した。
    盛り付け写真でもわかるように、強い張りがありスルスルと大変のど越しが良い。癖が無くすっきりした風味だ。
    超特濃のそば湯もたっぷりいただいた。