
干しそば十割を始めて体験した人は、その印象にかなり差があるようです。
お店で打つ生のそばとは違って干しそばの場合、わずかでもつなぎが入っているものとは、全く別物になってしまうからでしょう。
ネガティブな印象を持つ人もいて、例えば、、、
①茹でるとき、すぐに吹きこぼれたり、麺が団子になったり切れたりで難しい。
➁茹でたあとの湯の始末が厄介。どろどろで流しが詰まりそう。
③コシがない。
④つるみ(滑らかさ)が乏しい。
⑤美味しくない。
①の対策は、なるべく大きな鍋にたっぷりのお湯で茹でていただくしかありません。
➁については、まずはそば湯をいただき、余ったそば湯は捨てないで料理に使いましょう。
料理への活用例
●スープ・お味噌汁のベース
蕎麦湯にとろみがあるため、かきたま汁や中華風スープに使うとふんわりと仕上がります。
●煮込み・鍋料理
水炊きなどの鍋の水分を蕎麦湯に置き換えることで、食材にとろみが絡み、旨味を逃さず美味しくいただけます。
●カレーの隠し味
カレーを作る際、水の代わりに蕎麦湯を使うと自然なとろみとコクがプラスされます。
私は休日の昼食に出たそば湯を、晩酌の焼酎の割材にして消化しています。
そのほかデザートにも使えるそうなので調べてみてはどうでしょうか。
■保存のポイント
蕎麦湯はでんぷん質が多く傷みやすいため、当日中に使い切るか、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で2〜3日保存、あるいは小分けにして冷凍庫で約1ヶ月保存が可能です。
③~⑤については、人それぞれの感覚なので「違う」とは言い切れないのですが、きっと「美味しいと感じられない」ということなのでしょう。
実は「味」の多くは鼻で感じているそうです。そばの匂いをかいでも、わずかな香りしか感じられないですよね。そばの美味しさは繊細で、香り・食感・後味・のど越しを脳が総合的に判断して「上品な快感」として感じられるものだと言います。
そば好きの人ほど、実は味そのものよりも、微妙な差を楽しんでいるのだ、とも言われます。(まさに自分がそうだなと深くうなずきました。)
そんな感覚で向き合ってみてはどうしょうか。きっとその良さが、じわじわと感じてくると思います。





























