• 淡路島手延べそば 島の蕎麦

    【製造元】 (株)八勝長谷製麺(兵庫県あわじ市)
    【特徴】 天保年間から170年以上の長い歴史を誇る淡路島のそうめん作り。
    その伝統の技を活かして作った「手延べそうめん」ならぬ「手延べ蕎麦」です。。
    【購入価格(税込)】 702円(360g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、食用植物油
    【茹で時間】 4~5分
    【管理人のコメント】 普通の干しそばは、板状の生地を包丁の代わりに回転刃で切るのが大概だが、この商品は棒状の生地に油を塗り、テンションをかけて延ばす「手延べ製法」を用いている。これは素麺の作り方と同じだ。
    茹で上がりはかなり膨張する。手洗いで麺に触れるだけで到底蕎麦の食感と異なることがわかる。非常に滑らかだ。
    食感は手延べそうめんそのものだが、そばの風味はしっかりする。
    そば粉はグルテンの含有量が少なく延びにくいので、手延べで干しそばを作るには熱心な研究と高い技術が必要なのだろう。


  • モリンガ蕎麦

    【販売元】 株式会社大吉(しまのだいち事務局)(東京都品川区)
    【製造元】 有限会社カネミヤ(新潟県新発田市)
    【特徴】生地にモリンガを練り込んだ麺はほんのり抹茶のような香りで、栄養豊富な蕎麦とモリンガの両方をおいしく味わいながら、健康にも良いうれしい無添加の健康蕎麦です。
    【購入価格(税込)】 530円(200g)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩小麦粉(国内産)、そば粉、モリンガ粉末、食塩、クロレラ粉末
    【茹で時間】 3分
    【管理人のコメント】 茶そばのような濃いグリーンの麺。乾麺の状態ではごつごつしていて、まるで竹ひごのようだ。
    茹でるとモチモチして滑らかになるが、噛むとちょっと芯があるような独特の食感がある。それ以上に独特なのが風味で、例えるなら青汁が近いかもしれない。

    モリンガとは
    インドが原産の「ワサビノキ科」に属する植物で、人や動物にとって大切なさまざまな栄養素が豊富に含まれていることから、「ミラクルツリー(奇跡の木)」とも呼ばれている。
    ・ポリフェノール→赤ワインの8倍以上
    ・タンパク質→牛乳の6倍
    ・カリウム→バナナの15倍
    ・鉄分→ほうれんそうの28倍
    ・GABA→玄米の約30倍
    ・食物繊維→20倍
    これらに蕎麦とクロレラの栄養素が合体したモリンガ蕎麦は「スーパーそば」と呼んでいいだろう。


  • 信州小諸七兵衛 更科そば

    【製造元】 信州ほしの株式会社(長野県小諸市)
    【特徴】 そばの中心部の更科粉を使い、「もみ切り打ち」で仕上げています。
    【購入価格(税込)】 289円(300g)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩
    【茹で時間】 3分~4分
    【管理人のコメント】 都内のスーパーで今や見ない店がないというくらいおなじみとなった「信州田舎そば小諸七兵衛」に姉妹品の更科バージョンが登場した。
    3分30秒茹でるとちょっと柔らかいが、今時期の冷たい水道水でびしっと締めると、プリプリの弾力とつるつるのど越し。そば派とそうめん派で二分するご家族も、これさえ常備しておけば一挙両得!


  • 信州 更藪蕎麦

    【販売元】 柄木田製粉株式会社(長野県長野市)
    【製造元】 桝田屋食品株式会社(長野県飯山市)
    【特徴】 白黒つけない美味しさ3通り。香り際立つ黒の藪とつるっと喉越しの白の更科、黒白掛け合わせて楽しめます。
    【購入価格(税込)】 454円(400g(更科そば50g×4、藪そば50g×4))
    【原材料】 そば粉、小麦粉、小麦たん白、食塩
    【茹で時間】 3分30秒
    【管理人のコメント】 柄木田製粉の干しそばは以前いくつか戴いたことがあるが、こんなユニークな商品があるとは知らなかった。ネットでこの商品を見つけた時、インパクトあるパッケージが目を引いた。
    今回は藪(黒)と更科(白)を別の鍋で茹でて盛り付けも分けたが、パッケージには2種類を好みの比率でごちゃまぜにする食べ方を紹介している。よく考えれば別々に食べてしまうと、この商品の良さが活きない。
    ぜんぜん関係のない話だが、1980年代にポール・マッカートニーとスティーヴィー・ワンダーのデュエットでヒットした曲「Ebony and Ivory」を思い出した。蕎麦も人種も分けないで、ごちゃまぜがいいのかもしれない。


  • 名門 なめこそば

    【製造元】 株式会社土谷( 山形県山形市)
    【特徴】 山形県(庄内産)なめこを日本蕎麦に練り込む事により乾麺特有の表面のがさつきを無くし、つるりとしたのど越しを実現。
    【購入価格(税込)】 324円(250g)
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉、小麦たん白、なめこ、山芋粉、食塩、増粘剤(グァーガム)、炭酸k、炭酸Na
    【茹で時間】 7分
    【管理人のコメント】 土谷さんの乾麺は外気に影響されず、日光、湿気を受け付けない土蔵の中で長時間自然乾燥した「古式蔵造り」を特徴としている。
    その中でも「なめこそば」は発売開始から50年以上のロングセラー商品だ。独自の製法でなめこをピューレ状にして麺に練り込んであるという。なめこの風味は感じなかったが、弾力に富んで滑らかな食感を楽しんだ。

    かなりの余談ですが
    土谷さんのホームページに「しおたんさんに名門なめこそばをご紹介いただきました!」という記事が掲載されていて、リンク動画を開くと、ちょっと太めの若い女性のYoutuberしおたんさんが、なめこそばを食レポ。よくある大食系のYoutuberかと思いきや、しおたんさんは山形県出身で東京藝大卒の声楽家であることがわかる。アカペラ多重録音で唄うOfficial髭男dismのPretenderに感動!思わずチャンネル登録。なめこそばのおかげで面白い人をみつけました。


  • 若狭 うそば

    【販売元】 株式会社ワカサ商事(福井県三方郡)
    【特徴】 そば粉は100%福井県産。ツルツルとしたうどんのコシと、ほのかな蕎麦の香りも楽しめる。
    【購入価格(税別)】 1,296円(240g(3人前)つゆ付)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、加工でん粉、食塩、でん粉(打ち粉)、pH調整剤、酒精
    【茹で時間】 8~10分
    【管理人のコメント】 1本の麺がうどんと蕎麦の2層構造になってる。新しいアイデア食品と思いきや、福井県若狭で「うそば」が生まれたのは昭和50年(1975年)のことだと言う。
    しっかりした噛み応えと滑らかな食感は大変ユニーク。プレーンのほかに梅と抹茶があるが、それほど風味の違いは感じない。ワカサ商事のブログにも紹介されているが、オードブルなどに使用してカラフルな色合いを楽しむのがよいと思った。

    写真は「梅」
    写真は「梅」。実際は写真よりもカラフルできれい。

  • 謹賀新年

    新年あけましておめでとうございます。
    本年も干蕎麦日記をよろしくお願い申し上げます。

    玉屋製麺所(山形県)さんからいただいたカレンダーを飾りました。全ページ美味しそうな麺類の写真です。なぜ2月のページの写真かと申しますと、1月がうどんだったからです。
    めちゃめちゃお気に入りです。


  • そば湯まで美味しい蕎麦 黒プレミアム

    【販売元】 株式会社はくばく(山梨県南巨摩郡)
    【製造元】 株式会社霜しな(長野市木曽郡)
    【特徴】 信州産そばのみを使用。色が黒く野趣あふれるめんに仕上げている。3種乱切りした太さの違うめんが食感、風味を引き立てる。食塩不使用。
    【購入価格(税別)】 486円(270g)
    【原材料】 そば粉(長野県産)、小麦粉、小麦たんぱく
    【茹で時間】3~4分
    【管理人のコメント】はくばくの「そば湯まで美味しいシリーズ」に新製品が登場。金のパッケージに「プレミアム」の名を冠したシリーズ最上級品だ。
    何がプレミアムなのか、いままでの「そば湯まで美味しい蕎麦 黒」と見比べてみると、①信州産のそばのみを使用していること。➁そば粉の含有量が多いこと。③つなぎにやまいも粉を使っていない。この3点のようだ。さらに、その原材料の違いによって、カロリー、炭水化物、脂質が低く抑えられている。
    実食するとその差は歴然だった。コシは抑え気味で、のど越しが良い。噛むと、ほんのりそばの甘みと香りを感じる。手打ちそばだと言って出されたら信じてしまうかもしれない。


  • 尾花沢 板そば

    【販売者】 株式会社製麺星川(山形県尾花沢市)
    【特徴】山形の蕎麦らしく、香り高く、しっかりとしたコシがある田舎蕎麦。
    【購入価格(税込)】 いただきもの(200g)
    【原材料】小麦粉、蕎麦粉、食塩
    【茹で時間】 5~6分
    【管理人のコメント】 山形の銀山温泉に行かれたお隣様からいただいた。「板そば」とは山形県の内陸部に伝わる昔からの食べ方で、板や木箱にそばを盛り付け、農作業等や集会後に振舞ったのが由来とされている。黒くて極太の平打ちが特徴の田舎蕎麦。以前このブログで別の板そばを紹介したが、この板そばは銀山温泉がある尾花沢バージョン。パッケージに印刷された銀山温泉の街並みが旅情をかきたてる。
    手打ちの板そばは極太でがっつり噛み応えがあるが、この商品はいわゆる「板そば風」で、極太と言っも平たくて滑らかで食べやすい。美味しいお土産、ごちそうさまでした!!

    銀山温泉とは
    かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山」の名称に由来している。大正2年の大洪水で温泉街は一度壊滅してしまったが、大正10年に銀山川の水を利用した発電所が作られ、その後の復興の足掛かりとなった。
    大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、昔ながらの独特な景観を味わうことができる。


  • 阿波名産 祖谷十割そば

    【製造者】 岡本製麺株式会社(徳島県板野郡)
    【特徴】石臼挽きそば粉100%使用。食塩不使用の完熟無塩めん。滑らかで歯切れの良い麺。
    【購入価格(税込)】 380円(200g)
    【原材料】そば粉(国内製造)
    【茹で時間】 6分
    【管理人のコメント】 岡本製麺の祖谷(いや)そばは以前いただいたことがあるが、今度のは全く別物だった。
    茹で始めるとたちまちそば粉が湯に溶け出して泡立つ。十割そばはこの濃いそば湯が美味しいのだが、今回のは”干蕎麦日記”史上最高の濃度。麺が溶けて無くなるのではと心配になるほどだった。
    さすがに茹で上がりは少し痩せた感じの細麺。一口食べた瞬間は(少し大げさだが)その意外な食感に衝撃が走った。十割で、しかもそば殻を多く含んだ田舎そばなのに、驚くほどの弾力と滑らかさを出している。これはそば粉に秘密があるに違いないと、そば粉を提供している株式会社谷食糧のホームページを訪れた。
    すると同社は自社の取り組みを下記のように述べている。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    既存の製品に満足しない、世の中にないものを作りたい。
    多様な用途に最適なそば粉を提供できるよう、これまでの製粉方法に加え、独自に開発した製法で様々な特性を持ったそば粉を製造しています。
    また、市場とお客様のさらなるニーズにこたえられるよう、日夜開発を進めております。
    社長も社員も機械好き同士ゆえ、新しい技術を積極的に導入し、これまで「できない」「難しい」と言われていた“そば”の実現を可能にしています。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    なるほど、同社のそば粉なら今ままでに無い十割ができても不思議でない。
    さらに読み進めると、乾麺に向いているそば粉が4種類紹介されている。その中にあるとすれば恐らく「優香十割石臼挽」であろう。その特徴は以下の通り。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    「ロール製麺で十割そばを作りたい」というご要望にお応えして開発。
    普通のロール製麺機では十割そばが繋がらないという問題を解決しました。
    優れた風味と滑らかさ、そしてつながるそば粉です。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    長々と書いてしまったが、とにかく美味しいので一度ご賞味あれ!


  • 月山そば 十六穀

    【製造者】 有限会社玉屋製麺所(山形県西村山郡)
    【特徴】日々の健康を応援できる麺を目指して造った商品。細く、のどごしがよく蕎麦の香りと十六穀の香ばしさの二重奏が楽しめるように仕上げた。
    【購入価格(税込)】 238円(180g)
    【原材料】小麦粉(国内製造)、そば粉、食塩、大麦粉(押麦)、黒米粉、はと麦粉、脱脂大豆粉、植物性たん白、コーンフラワー、もちきび粉、米粉、発芽玄米粉、うるちひえ粉、ライ麦粉、赤米粉、緑米粉、ホワイトソルガム粉、キヌア粉、アマランサス粉/酵素
    【茹で時間】 4分30秒
    【管理人のコメント】 この干しそばには、そば粉のほかに大麦、小麦、黒米、はと麦、大豆、とうもろこし、もちキビ、米、発芽玄米、うるちひえ、ライ麦、赤米、緑米、ホワイトソルガム、キヌア、アマランサスの十六穀が含まれており、さまざまな栄養素を摂取することができる。また、これらの雑穀によって風味や食感が損なわれることなく、癖が無くもちもちで滑らかな食感に仕上がっている。


  • 月山そば わかば

    【製造者】 有限会社玉屋製麺所(山形県西村山郡)
    【特徴】山形県産そばにそばの若葉を入れて、まるで新そばのように楽しめる。
    【購入価格(税込)】 280円(180g)
    【原材料】小麦粉、そば粉、そばの若葉粉末、食塩
    【茹で時間】 4分30秒
    【管理人のコメント】さまざまな野菜の新芽(スプラウト)には、あふれんばかりのエネルギーが秘められている。そばの新芽には、そばの実よりも多くの「ルチン」が含まれているというから、とびきりヘルシーな干しそばなのだ。
    写真ではわかりくいかもしれないが、薄く緑がかって爽やかな色合い。青臭さやルチンの渋みなどは、はっきり感じるほどではなかったが、爽やかでのど越しのよい味わいだった。


  • 新そば月山2021

    【製造者】 有限会社玉屋製麺所(山形県西村山郡)
    【特徴】茹で時間を短くし、香りを逃がさず、食べやすい食感を追求した、細切りの4割そば。 採れたてのソバの実を、石臼で丁寧に挽き上げた。
    【購入価格(税込)】 2,650円(180g×8袋、飛び魚つゆ付き)
    【原材料】小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 4分15秒
    【管理人のコメント】以前利用した玉谷製麺所さんから新そばの便りをいただいたので”絶品飛び魚つゆ付き”を一箱取り寄せた。
    山形産の新そば粉だけを使った4割そば。4分15秒というシビアな茹で時間。新そばの香りを損なわないように短い時間で茹で上がるように作られている。
    つゆは山形県酒田市沖飛島の炭火焼・天日干しとび魚を贅沢に使用。水道水は一切使わず、日本海海洋深層水100%使用のストレートタイプだ。
    少しモチっとしてツルツルのど越しのよさ。新そばらしく爽やかな香りと甘みでどんどん食べられる。1袋2人前を軽く平らげ、締めは絶品つゆをそば湯で割れば、胃袋が温まって満足の極み!


  • そば処 一福 の塩だし乾麺そば

    【製造者】 そば処 一福(福井県今立郡)
    【特徴】 長年ご愛顧いただいております一福の麺を日持ちする乾麺でお届け。
    【購入価格(税込)】 2,000円(80g×3、塩だし汁付
    【原材料】 そば粉、小麦粉、やまいも粉、食塩
    【茹で時間】 8分
    【管理人のコメント】  記念すべき200品目は福井の友人がくれた、とびきりの一品で飾ることができた。
    そば処一福(いっぷく)は、福井県中央の山間部ある集落・池田町で、3代に渡り引き継がれる「塩だし」と手打ち蕎麦で、全国に名を馳せている店だ。「塩だし」は初代店主(現在の店主の祖父)が5年の歳月をかけて完成させた。能登をはじめ、いくつかの海塩をブレンドしているらしい。
    その「塩だしおろしそば」が自宅で楽しめる乾麺セットなのだ。麺も福井らしく極太の平打ち。お店で出している「塩だしおろしそば」を忠実にまねて盛り付けてみた。
    透明な琥珀色のだしは出過ぎた旨味はなく、真水のような澄んだ旨味と、ほんのりと感じる甘み。これが本当の味の深さではないだろうか。麺は太いが滑らかで柔らか目。多数の干しそばで感じるひね臭などは一切なく、上質で新鮮な風味。お値段は高めだが納得!!

    余談ですが、、、
    池田町は伝統芸能の能楽および能面芸術の文化を受け継いできた町。平成期にはコンビニが1件もない小さな田舎町だが、能面美術館やかずら橋など見どころは多いので、そば処一福とセットで訪れてみてはどうだろうか。


  • とろろそば

    【販売者】 NPO法人 白峰まちづくり協議会(石川県白山市)
    【製造者】 有限会社池田商店(長野県上水内郡)
    【特徴】 特になし
    【購入価格(税込)】 不明(550g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、とろろいも粉
    【茹で時間】 約5分
    【管理人のコメント】  石川県の投稿が少ないからと、友人が旅の途中で見つけて買ってきてくれた。販売元のNPO法人 白峰まちづくり協議会は、白峰地区で歴史ある温泉の運営や特産品の販売などに携わっている団体。白峰は福井県と石川県の県境で周囲を山々に囲まれた豪雪地帯であり、山間部の狭隘な土地にある集落。稲作やそば作りはほとんど行われていないはずなので、この干しそばは恐らく、業務用として取り寄せているものを一部販売しているのだろう。野趣に富んで、そばらしい風味と食感だった。MM君ありがとう。

    余談ですが、、、
    子供のころ親が白峰の名物「堅豆腐」を買ってきた記憶がある。荒縄で吊るせるくらい堅い豆腐で、なかなかのインパクトだった。
    下記のサイトでどんなものかをご覧いただける。
    ■越前福井のショッピングサイト:myスーパー.com
    http://www.my-super.com/SHOP/00511.html


  • 忠治庵そば

    【製造者】 赤城食品株式会社(群馬県太田市)
    【特徴】 厳選された小麦粉とそば粉を使用し、長年培われたきた伝承の技でのど越しと昔懐かしい風味を追求した。
    【購入価格(税込)】 135円(250g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 4分
    【管理人のコメント】  江戸時代後期、上野国(こうずけのくに:現在の群馬県)に生まれ、後に博徒の頭となって上州から信州一帯で活動した国定 忠治にちなんだ名前の商品。
    極めて濃い色で野趣に富んだ印象だが、食べてみると意外におとなしい風味と食感だった。それにしても信じられないお安さ!
    余談ですが、カップラーメンの「AKAGI」は、同じ群馬でも佐波郡に本社を構える大黒食品工業株式会社のブランドで同社とは関係ない。

    ■国定忠治について・國定赤城神社
    https://kunisada-akagi.jp/publics/index/12/


  • 宝沢そば

    【製造者】 株式会社久保島本舗(東京都あきる野市)
    【特徴】 厳選した材料を使って、あきる野の自然の中で作りました。
    【購入価格(税込)】 389円(240g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 6~7分
    【管理人のコメント】  宝沢(ほうさわ)は秋下流域で清流「養沢川」上流の自然にあふれた地区。宝沢そばはこの自然環境のなかで作られている。
    更科のような白い蕎麦。久保島本舗の「よもぎそば」や「のらぼうそば」の姉妹品で、比較的コシは弱く風味に癖が無いので最も食べやすい。


  • のらぼうそば

    【製造者】 株式会社久保島本舗(東京都あきる野市)
    【特徴】 あきる野市の特産品「のらぼう」を使った新しい逸品。豊富な栄養素をそばに凝縮。
    【購入価格(税込)】 389円(240g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、のらぼう粉、食塩
    【茹で時間】 6~7分
    【管理人のコメント】  のらぼう菜のヌメリ効果だろうか。強い弾力と滑らかな食感はそば離れしている。独特な香りものらぼう粉のものだろうか。弾むような食感からして、韓国冷麺のような食べ方に向いていると思う。

    のらぼう菜とは
    のらぼうは江戸時代から栽培されてきた洋種アブラナ科の野菜。関東ではめずらしくないが、西日本ではほとんど知られていないと思う。私自身初めて食べたのは東京に移り住んで10年以上が経ってからだ。茹でると少しヌメリが出るが、風味はクセが無く食べやすい。食物繊維やビタミンA,C、鉄分などの栄養が豊富で、おひたしなどシンプルな食べ方が多いらしい。
    耐寒性に優れ旺盛な生命力を持つことから、天明の大飢饉と天保の大飢饉で人々を飢餓から救ったと伝わる。あきる野市の子生(こやす)神社に、この史実を伝える「野良坊菜之碑」がある。


  • よもぎそば

    【製造者】 株式会社久保島本舗(東京都あきる野市)
    【特徴】 蕎麦粉は最上級の更科粉、よもぎは青森産のものを使い、水にもこだわり、アルカリイオン水を用いている。
    【購入価格(税込)】 389円(240g)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、よもぎ粉、食塩
    【茹で時間】 6~7分
    【管理人のコメント】  日本伝統色で言うところの草柳(くさやなぎ)のような深い緑の細麺。よもぎの粘りが効いているのか弾力があり滑らかな食感。のどを通るとき、遠くでよもぎの香りを感じる。
    このよもぎそばは昭和35年に完成し、昭和42年に宮内庁に献上された。平成2年には皇太子殿下(現令和天皇)が戸倉三山を登山されたときにもお召し上がりになった名物。
    久保島本舗の商品は秋川渓谷の「瀬音の湯」で販売している。行楽のお土産におすすめの一品。


  • 「打ち屋」という呼び方

    福井県大野市で明治の初め頃より乾麺、手打うどん、そば等を打って販売している内田製麺所がある。
    いつのころからか、この店のことを地元の人々が「打ち屋、打ち屋」と呼ぶようになり『打屋』という屋号になったという。
    大野産の玄そばを石臼で挽いたそば粉を、大野の名水を使った打ちたてがいつでも買える。
    太目の平打ち麺でモチモチとした食感。打ち立ての新鮮な風味。こんなそばをいつでも手軽に味わえる大野は素晴らしい。
    干しそばではないが大野在住の親友がお土産で持たせてくれたので、感謝の気持ちを込めて投稿させていただいた。