• 献上そば波根屋 出雲そば

    【製造者】 有限会社本田商店(島根県雲南市)
    【特徴】出雲そばは、甘皮だけでなく黒い殻の部分まで一緒に挽き込んだ、色が黒く香りの良いそば粉でそばを打ちます。
    国産そば粉と小麦粉を使用して打ち上げたそばです。
    【購入価格(税別)】 284円(180g入、@1,578円/kg)
    【原材料】そば粉、小麦粉、小麦たん白、食塩
    【茹で時間】 4分半~5分
    【管理人のコメント】本田商店さんの商品をいただくのは3点目となるが、これは出雲そばの老舗「羽根屋」監修の商品。「作る会社が同じならあまり変わらないだろう。」と思いがちだが、これはいい意味でかなり違っていた。
    個人的には3点のうちこれが一番好きだ。茹で上がりは水分をたっぷり含み、香りが強く、食感のバランスが良く食べやすい。

    ※「献上そば」の由来
    明治40年5月27日、大正天皇がまだ東宮の御時、山陰地方に行啓され出雲市に御宿泊になった折、弊店のそばをさし上げたところ、田園の香りをうつしたその風味がことの外御意に召し、それ以来このそばに「献上そば」の名をお許しになりました。
    その後、数々の御皇室の方の御食膳に供する栄光に浴し、今日に至るまで地元は勿論、遠来のお客様にも大変好評を得ております。(「羽根屋」ホームページより)

    商品パッケージ裏面の記載

  • 十日町名産 へぎそば

    【製造者】株式会社松代そば善屋(新潟県十日町市)
    【特徴】こだわりの二八そば。良質のそば粉、つなぎの海藻(布海苔)を使って打ち上げた。腰が強く歯切れよく、独特の風味をもつ。
    【購入価格(税別)】 540円(200g入、@2,700円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、小麦たん白、海藻、食塩
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 十日町市は「へぎそば」発祥の地とされている。へぎそばの中で「二八」を謳ったものは珍しい。食べてみると他の二八そばとは全く違うものだった。
    少し滑りを感じるほどつるつるといただけるが、弾力は弱く噛み切れがよい。良い意味で歯が弱いお年寄りにも喜ばれると思う。
    そば湯は布海苔の効果なのか二八の割にそばがあまり溶け出していない。むしろ海藻の風味が味わえるそば湯としておもしろい。
    干しそばの中では高価な商品。



  • 松代そば善屋 十割蕎麦

    【製造者】株式会社松代そば善屋(新潟県十日町)
    【特徴】蕎麦粉のみを原料とし、じっくり練り上げ、時間をかけて乾燥させた風味豊かなそば。
    【購入価格(税別)】 432円(210g入、@2,057円/kg)
    【原材料】 そば粉
    【茹で時間】 5分半~6分半
    【管理人のコメント】 「干しそばの中で一番おいしい」との書き込みをSNS等で散見する。
    近所で手に入らないので、ネットショップから同社の製品を全種類購入した。
    70gの束が3つ入っている。十割は茹でると痩せるので2束がちょうどいい。
    茹で時間は6分ちょうどにした。
    ただ硬いのではなく、何とも言えない強い噛み応えは干しそばの域を超えてている。風味も満点。ゆで汁最高!
    噂を裏切らない美味しさだった。


  • 手緒里 紫峰そば

    【製造者】 ヤマダイ株式会社(茨城県結城郡)
    【特徴】 「手緒里 紫峰そば」は香りの高さと甘みを特徴とし、蕎麦職人からも高い支持を得ている常陸秋そば粉を原料そば粉に対し2割配合し丹念に仕上げた。
    ※紫峰とは明峰筑波山の雅称。手緒里めんは、つむぎの里として有名な結城地方でつむぎを織るように丹精込めて作られている。
    【購入価格(税別)】 172円(230g入、@748円/kg)
    【原材料】 小麦粉(国内製造)、そば粉、食塩
    【茹で時間】 4分~5分
    【管理人のコメント】 ヤマダイ株式会社はカップラーメンの「ニュータッチ」でおなじみのメーカー。そば粉の割合が少ないかもしれないが、蕎麦らしい触感と風味がある。地粉が配合されているのはうれしい。品質の割にとても安価。

    茹で上がりの写真を撮り忘れた

  • 国産の二八蕎麦

    【製造者】 山本食品株式会社(長野市)
    【販売者】 株式会社山本かじの(長野県長野市)
    【特徴】 良質な北海道産そば粉を使用した八割そば。
    【購入価格(税別)】 458円(200g入、@2,290円/kg)
    【原材料】 そば粉(そば(国産))、小麦粉、食塩
    【茹で時間】 4分30秒
    【管理人のコメント】 硬めの食感と喉越しのバランスはピカイチ。十割との差がはっきりしている。蕎麦湯も美味しい。少々お高め。


  • 日本蕎麦保存会jp主催「おいしいそば産地大賞2020」で 福井在来が第1位グランプリ受賞!!

    日本一のおいしいそば産地は、どこなのか。
    片山虎之介氏と50人の蕎麦鑑定士が、厳選した産地のそばを食べ比べて、採点、鑑定しました。
    この審査は、あらかじめ予備審査をして選抜した産地のそばを、2020年1月26日と29日、東京・南青山の「ふくい南青山291」の会場に集まった50人の蕎麦鑑定士が実食して、審査しました。
    その点数を基本に、日本蕎麦保存会の役員と、会長の片山虎之介が採点した点数を加えた結果福井在来が第1位グランプリを受賞しました。

    日本蕎麦保存会jpホームページ
    https://nihon-soba.jp/hozonkai/20191228073504.html


  • 日本橋 江戸そば

    【製造者】 山本食品株式会社(長野県長野市)
    【特徴】 喉越しと風味豊かな八割そば。江戸の中心日本橋で庶民に親しまれた二八そば。〆の蕎麦湯まで。
    【購入価格(税別)】 328円(200g入、@1,640円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 甘皮のつぶつぶがはっきり見えて蕎麦らしさを演出している。食感はしっかりしていて喉越しよりも噛んで風味を楽しめる。蕎麦湯は八割そばの中でも最も濃く美味しい。


  • 出雲そば 五代目本田屋繁

    【製造者】 有限会社本田商店(島根県雲南市)
    【特徴】 国内産蕎麦粉、国内産小麦粉使用。
    そばの香りと喉越しの良さを楽しんでいただける色が黒く幅の広い奥出雲そば。
    【購入価格(税別)】 284円(180g入、@1,578円/kg)
    【原材料】 小麦粉(小麦(国内))、そば粉(そば(国産))、食塩
    【茹で時間】 3分
    【管理人のコメント】過去 同社で麺が太めものを食べた。→こちら
    こちらは麺がかなり細く茹で時間が短い。それ以外の特徴は変わらない。
    乾麺の色は濃いが、茹で上がりを手で触れた感触は相反してツルツル、モチモチしている。
    余談だが原材料表記が不思議な書き方をしている。


  • 十割そば 芯せいろ

    【製造者】 山本食品株式会社(長野県長野市)
    【販売者】 株式会社山本かじの(同上)
    【特徴】 すっきりとしたのど越し。奥深い確かな香り。口に広がる上品な甘み。旨味のある濃厚なそば湯。蕎麦の実の中心「芯のそば粉」を加えた今までに無い十割そば。
    【購入価格(税別)】 318円(180g入、@1,767/kg)
    【原材料】 蕎麦粉
    【茹で時間】 6分
    【管理人のコメント】 唯一無二の干しそば。茹でている時から香りが違う。茹で上がりの色艶も独特だ。蕎麦粉だけでこんなに腰が出るのかと驚く。蕎麦殻を含まないので純粋な蕎麦の風味を楽しめる。この品質に対して価格の安さにも驚きだ。
    十割そばは小麦などのグルテンを含まない為、茹でるとタンパク質がたくさん溶け出してドロドロの蕎麦湯になる。つまり十割は蕎麦湯を飲まないと十分に満喫できない。
    この干しそばは素晴らしいが、一方で小麦粉を含む蕎麦の良さにも気がつかせてくれた。


  • 大本山永平寺御用達 永平寺そば

    【製造者】 株式会社越の井(福井県吉田郡)
    【特徴】 越の井を代表する永平寺そば。永平寺そば平打の麺で、食感や歯ごたえも軽快。
    【購入価格(税別)】 1,200円(270g入、@3,889/kg)つゆ付き
    ※麺つゆを50円×3個として差し引いて計算。
    【原材料】 小麦粉、蕎麦粉、塩/酸味料、植物炭色素、トレハロース、加工澱粉
    【茹で時間】 8分
    【管理人のコメント】 「半生」と記載があるが、開けてみると完全に乾麺だった。脱酸素剤が入っていたから封入後に乾燥したのだろうか。説明書通り8分茹でて問題なかった。
    平打ち太めである以外に、これと言った特徴はない。蕎麦湯は美味しかった。

    永平寺御用達品を愛知で作っているらしい

  • 味川柳 贅沢ざるそば

    【製造者】 茂野製麺株式会社(千葉県鎌ヶ谷市)
    【製造所】 茨城県稲敷郡
    【特徴】 石臼引き常陸秋そば粉使用。蕎麦粉の配合割合6割。
    【購入価格(税別)】 358円(270g入、@1,319円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、小麦たんぱく、食塩、増粘剤(アルギン酸エステル)
    【茹で時間】 4分
    【管理人のコメント】 6割は珍しく新しいカテゴリー。茹で上がりが水々しく美しい。噛みごたえと喉越しはよい。原材料に増粘剤の記載がある商品は初めて。


  • 深大寺そば

    【蕎麦粉製造元】 深大寺そば粉本舗
    【販売元】 島田製粉株式会社ST(東京都三鷹市)
    【特徴】 製粉会社である弊社は、鮮度にこだわり、挽きたての「石臼丸抜一本挽きそば粉」を使用。粉が新鮮であればあるほど蕎麦の香りや味が豊かになります。
    【購入価格(税別)】 450円(200g入、@2,250円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 3分
    【管理人のコメント】 2019年9月にこれの長い(33㎝)の方を食べている。→こちら
    付属のストレートつゆも美味しかった。


  • 新得 町民そば

    【製造元】 新得物産株式会社(北海道上川郡新得町)
    【特徴】 新得町そばの里公園内の近代的な工場で作られ、製造にあたっては自然に最も近い冷風低温乾燥(製法特許)で仕上げられ、風味食感を大切にしています。
    【購入価格(税別)】 275円(200g入、@1,375円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 5分~6分
    【管理人のコメント】 北海道展で購入。恐らくそばの含有量は半分くらいだと思うが、材料が上質なのであろう。とても美味しい。茹で上がりはちょっと太めで、もりもり食べる感じ。蕎麦湯も美味しかったし良い商品。
    新得町は蕎麦の歴史が120年あり「そばの里」としてPRしているようです。
    sobanosato in tokachi 新得町


  • 韃靼入り十割そば

    【製造元】 山本食品株式会社(長野県長野市)
    【販売元】 株式会社山本かじの
    【特徴】 韃靼そば粉と普通そば粉だけで造り上げた、本格派の自然食です。そばの種類は普通種(甘そば)と韃靼種(苦そば)の2種類が有ります。かじのの韃靼入り十割そばは両種の特徴である甘みと苦味を最も適した配合に仕上げ、さらに純そば粉100%で造り上げたおそばです。栄養価の高い「そば湯」も是非お召し上がりください。
    【購入価格(税別)】 430円(720g入、@2,387円/kg)
    【原材料】 韃靼そば粉(国内製造)、そば粉
    【茹で時間】 6分茹で2分蒸らし
    【管理人のコメント】 贅沢な韃靼そば粉入れて、しかも十割という贅沢を極めた干しそば。
    期待を裏らない風味と食感に感動!さすが十割そば専門工場を持つ山本食品さんの作品だ。
    無塩かつルチンたっぷりの濃い茹で汁は美味しくて体に良い。この茹で汁を飲まなかったら商品の半分を捨ててしまったようなものだ。


  • 元氣蕎麦 十割無塩

    【製造元】 山本食品株式会社(長野市長野市)
    【販売元】 はな農場(北海道上川郡新得町)
    【特徴】 農薬、化学肥料を使用せず栽培した、北海道新得町産そば粉で作った十割蕎麦。
    【購入価格(税別)】 650円(200g入、@3,250円/kg)
    【原材料】 そば粉
    【茹で時間】 5分茹で1分蒸らし
    【管理人のコメント】 近所の広場で行われていた北海道展で、生産者(はら農場さん)から直接購入。新そばとのこと。製麺所は長野の山本食品。十割の干しそばを作れる会社はあまりない。
    茹で汁がほんのりと黄色く染まり、新そばに偽りがないことを示している。
    食べてみると感動!今までにない爽やかな香りを感じた。干しそばの可能性がまた広がった。
    お値段は過去最高!


  • そば湯まで美味しい蕎麦 黒

    【販売元】 株式会社はくばく(山梨県南巨摩郡)
    【製造元】 株式会社霜しな(長野市木曽郡)
    【特徴】 石臼蕎麦粉、山芋を練りこんだ、三種乱切り仕上げの黒い藪蕎麦。
    石臼で蕎麦の殻部分まで挽き込み、そのため色が黒く、野趣溢れる蕎麦にしあがっている。太さの違う麺で食感、風味を引き立てる。信州木曽御嶽山麓水系の水を使用。食塩不使用。
    【購入価格(税別)】 298円(270g入、@1,104円/kg)
    【原材料】 そば粉(国内製造)、小麦粉、やまいも粉、小麦たんぱく
    【茹で時間】 6~7分
    【管理人のコメント】いろいろ説明が多いパッケージ。霜しなさんの工場がある「開田高原」は2006年10月に『日本で最も美しい村』として認定された素晴らしい場所。
    工場見学と試食もできらしく、ぜひ訪れてみたい。


  • 山本かじの 国産そば本膳

    【製造元】 山本食品株式会社(長野市大字大豆町)
    【販売元】 株式会社山本かじの
    【特徴】 北海道産そば粉50%、国内産小麦粉50%配合の同割り蕎麦は国内産原料だけで造り上げました。口当たりの良い、なめらかな麺腰と豊かな香りのおそばです。そば粉と小麦粉の配合比を半々にする事により、のど越しの良いつるつるとした食感です。
    【購入価格(税別)】 310円(720g入、@1,551円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩
    【茹で時間】 4~4分30秒
    【管理人のコメント】 蕎麦らしさを残して、滑らかさと弾力に富んでいる。
    小麦が良いためか、5割のわりに蕎麦湯がとても美味しかった。
    このそばが苦手な人は少ないと思う。


  • 総本家 更科堀井監修 更科そば

    【製造元】 信州戸隠そば株式会社(長野市富竹)
    【製造元】 日本製粉株式会社
    【特徴】 そばの実の中心がもつほのかな甘みと喉越しの良さが特徴の白いそば。
    創業寛政元年(1789年)、230年の歴史を老舗で受け継いできた伝統の味。
    【購入価格(税別)】 298円(200g入、@1,490円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩
    【茹で時間】 4分30秒
    【管理人のコメント】 およそ蕎麦とは思えない白さと韓国冷麺に迫るほどの弾力。風味が良く蕎麦湯も美味しい。上品で良質の割に安価。蕎麦が苦手な人にもすすめられると思う。
    更科堀井の手打ち蕎麦は、麻布十番本店、立川、日本橋高島屋で味わえる。
    ※長野で製造しているが、更科堀井の味を再現しているという意味で、産地分類は東京とした。


  • 永坂更科 布屋 太兵衛そば

    【製造元】 株式会社永坂更科布屋太兵衛(東京都港区麻布永坂町)
    【特徴】 滋味あふれる豊かな味わい、蕎麦の香りを何より大切に仕上げた二八そば。甘皮を取り除いたそば粉を使用することで上品な色合い、のど越しの良い、口当たりなめらかに仕上げた細打ちそばです。そば粉八割使用。
    【購入価格(税別)】 460円(250g入、@1,840円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、小麦蛋白、食塩
    【茹で時間】 5~6分
    【管理人のコメント】 「滋味」とは栄養豊富でおいしい食べ物という意味。
    同社の「御前そば」ほどではないが白く上品な景色。そばの香りは、こちらのほうが強い。


  • 永坂更科 名物御前そば

    【製造元】 株式会社永坂更科布屋太兵衛(東京都港区麻布)
    【特徴】 永坂更科は創業二百十余年、江戸時代より続く老舗蕎麦屋。その代名詞とも言える御前そばは、そば粉を五割使用。蕎麦の実の甘皮を取り除き、中心部分からごくわずかに採れる御前粉と一番粉を使用。ただのそばとは一味違う、純白に輝くそば。滑らかなのど越しはそのままに、蕎麦の実の独特の甘みを堪能出来る一品。
    【購入価格(税別)】 460円(180g入、@2,555円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、小麦蛋白、食塩
    【茹で時間】 3分
    【管理人のコメント】 純白で細く上品なそば。食べてみるとコシが強く喉越しが良い。
    ちなみに「御前粉」とは、実の中芯部分を挽いた白い粉で一般的に高級なもの。「更科粉」と同じと言っていいらしい。