【製造者】マルカワ食品(北海道上川郡)
【特徴】成人病の予防やダイエットに効果が期待されるDHA、アルファリノレン酸が豊富な剣淵産の「えごま」を北海道産小麦と剣淵産そば粉にミックス。えごまは自家焙煎、小麦は人気の春まき小麦、そば粉は粗めの自社製粉で蕎麦の風味を出した。えごまの油分で喉越し良し。
【購入価格(税別)】 330円(200g入、@1,650円/kg)
【原材料】 小麦粉、そば粉、小麦蛋白、えごま、天日塩
【茹で時間】 10分
【管理人のコメント】 茹でているときに香ばしい油の香りがする。茹で上がりを洗うとその香りは消えたかと思うと、飲み込んだ直後に返ってくる。とても滑らかで弾力がある食感。北海道産の原料だけで作った健康と楽しさと上質の3つを兼ね備えた商品。
老婆心ながら茹で時間は9分以下がよろしいかと、、、。
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十日町名産 妻有そば
【製造者】株式会社玉垣製麺所(新潟県十日町市)
【特徴】厳選した玄そばを自社製粉し、挽きたてのそば粉を使用した香り高いそばです。 つなぎに布のり(海藻)を贅沢に使用することで、風味豊かで独特なコシと滑らかな舌触りが特徴。
【購入価格(税別)】 220円(200g入、@1,100円/kg)
【原材料】 小麦粉、そば粉、海藻、食塩、加工澱粉
【茹で時間】 5分
【管理人のコメント】 三軒茶屋で小料理屋を営む十日町出身の女将がおすすめ。
布のりが生み出すねっとりとして弾力のある食感は、今まで食べたへぎそばのどれよりも強く感じた。風味良く噛むと甘みがあふれてくる。さすが女将おススメの逸品!
新潟県の一番南端の雪国地帯を「妻有郷(つまりごう)」と言って、現在の十日町市(旧川西町・旧中里村・旧松代町・旧松之山町)・津南町が属している。
パッケージが英語併記なので、海外の人も助かるだろう。
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江丹別そば
【販売者】 藤原製麺株式会社(北海道旭川市)
【特徴】北海道の中央、大雪山の麓に位置する江丹別は、そば栽培に最適な気候により、周辺の地区とともに玄そばの産地となっている。
「江丹別そば」はほのかな甘みと豊かな風味が特徴の逸品。
【購入価格(税別)】185 円(250g、740円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉(江丹別産)、小麦たん白、食塩
【茹で時間】4~5分
【管理人のコメント】 旭川市は幌加内町、深川市に次ぐ道内のそばの産地であり、その大部分を人口わずか300人足らずの江丹別地区で生産している。また江丹別では畜産業も盛んで乳製品でも有名。
藤原製麺さんの商品で「幌加内そば」とはそば粉の産地の違いだけであり、純粋な食べ比べとなった。両社はかなり似た食感、風味でありながら、違った点は「甘み」だった。江丹別そばは、そばつゆを付けずに食べた瞬間「甘い!」と感じた。上質でありながらこのお値段は嬉しいが、残念ながら東京で手に入れるには送料がかかる。
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北海道 韃靼そば
【製造元】マルカワ食品(北海道上川郡)
【特徴】ルチンいっぱいの北海道産の韃靼そば粉と北海道産そば粉をミックスし
自然乾燥でじっくり寝かし腰の強いものにしました。韃靼そば粉の苦味も抑えています。
【購入価格(税別)】270円(200g入、@1,350円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉(北海道産)、韃靼そば粉(北海道産)、食塩
【茹で時間】5~6分
【管理人のコメント】 韃靼そばは普通のそば粉の100倍ルチンが含まれている。ルチンのポリフェノールは抗酸化作用のほか、血圧や血糖値を降下させ、血栓を防いで血流をスムーズにするため、高血圧や動脈硬化などを改善し、糖尿病の予防効果もあるとされている。茹で汁が黄色いのはルチン(フラボノイド系天然色素)が流れ出したもの。
茹で時間を5分半にしてみたら芯を感じるくらい硬めだった。パスタ同様好みだと思うが、個人的にはこのくらい硬くてもOK。風味は普通のそばとあまり差が無く食べやすい。
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幌加内そば
【販売者】 藤原製麺株式会社(北海道旭川市)
【特徴】そばの生産量有数の幌加内は、北海道でも寒暖の差が激しい場所。その厳しい気候と大自然に恵まれた大地が良質のそば粉を育んでいる。「幌加内そば」は少し太めの田舎風そばの香りが楽しめる味わいに仕上げた。
【購入価格(税別)】185 円(250g、740円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉(幌加内産)、小麦たん白、食塩
【茹で時間】4~5分
【管理人のコメント】 幌加内は1970年代に米の減反政策が始まってから、そばの作付面積を増やし続けて1980年に日本一になった。量だけでなく栽培から加工まで、良質なそばの産出条件に恵まれている。今では「日本一のそばの里」と呼ばれている。
1袋(多分2人前)250gは多めで食べ応えあり。麺の色が少し変わっていて、食べてみると今まで食べた中で一二のもちもち系。香りもよく申し分ない。いろんな面で「さずが北海道!」と思える商品。
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山芋入り五木そば 無塩づくり
【販売者】 五木食品株式会社(熊本県熊本市)
【特徴】そばと山芋の風味を生かした、コシが強く、歯応えの良い食感。
【購入価格(税別)】 240円(320g、750円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉、山芋粉
【茹で時間】 5~6分
【管理人のコメント】 東京で熊本の干しそばはなかなか売っていない。興味本位でネットで購入したのだが、特別変わった印象受けなかった。やまいも粉が入っていてツルツルのど越しがいい。無塩なので体によくて、そば湯もたくさん飲める。お値段も控えめで家庭に常備するにはちょうどいい商品だ。
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ちょうし つのまたそば
【販売者】 鈴木海藻株式会社(千葉県銚子市)
【製造者】 大新食品株式会社(千葉県旭)
【特徴】ツノマタ乳酸菌発酵液配合。
ツノマタとは銚子の海岸に多く生息している海藻(赤藻)で銚子市民には昔から「海藻こんにゃく」として食されてきた。ミネラルが豊富で、中でも亜鉛はわかめの20倍含まれている。そのツノマタの粉末と同社開発のツノマタ乳酸菌発酵液を配合。しっかりとしたコシとのど越しの良さ、ほのかに香るツノマタの風味が特徴。
【購入価格(税別)】 500円(200g、2,500円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉、ツノマタ粉、ツノマタ乳酸菌発酵液、食塩
【茹で時間】 3~4分
【管理人のコメント】 茹でているときに独特な香りがするのはツノマタだろうか。茹で上がりを冷水でしめると香りは消えたように思えたが、飲み込んだあとで香りが戻ってくる。また、よく噛むと粘りを感じる。
少々くせがあるがヘルシーで好感がもてる商品。
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信州 十割そば
【製造元】 株式会社おびなた(長野市戸隠)
【特徴】 自社製粉したそば粉で作った十割そば。そば湯も美味しい。
【購入価格(税別)】 298円(200g入、@1,490円/kg)
【原材料】 そば粉(国内製造)
【茹で時間】 ゆで6分半、むらし2分
【管理人のコメント】 十割を茹でるとき注意することが2つある。一つは吹きこぼれやすいので目を離さないこと。もう一つは麺が切れやすいのでデリケートに扱うことである。今回この2点両方について失敗してしまった。
十割干しそばには賛否両論がある。好きでない人の気持ちもよくわかる。しかし私は十割が好きだ。茹でているときから楽しい。
十割の良し悪しについて書き始めると長くなるので、また別の機会で書くことにしよう。
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越後松代 きそば
【製造者】株式会社松代そば善屋(新潟県十日町)
【特徴】布海苔とやまいもをつなぎに使用
【購入価格(税別)】 259円(200g入、@1,295円/kg)
【原材料】 小麦粉、そば粉、やまいも粉、食塩、海藻
【茹で時間】 5分
【管理人のコメント】 海藻(布海苔)が入っているのが「へぎそば」と思っていたら、新潟では蕎麦に海藻が入るのが当たり前のようだ。ただし、「へぎそば」の商品名で販売されているものは、より滑らかで歯応えがしっかりしている気がする。
さらにこの蕎麦にはやまいも粉が入り、のど越しがよりよく仕上がっている。食感はモチモチ系で食べ応えあり。
【パッケージの古い文字について】
お蕎麦屋さんののれんや看板で見かけるこの文字は「幾楚者」から仮名になったものですが、変体仮名(へんたいかな)と言って、1900年(明治33年)の小学校令施行規則改正以降使われなくなった文字です。
ちなみに2017年に「Unicode10.0」で変体仮名が規格化されて「Unicode 変体仮名フォント」がリリースされ、パソコンにインストールすればこれらの文字を表示することができるそうです。
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メーカー直営店で購入のススメ
山形県の玉谷製麺所さんに注文した商品が届いた。
丁寧な梱包を解くとオリジナルの化粧箱が現れた。その箱を開けると色取り取りの商品パッケージが目に飛び込んできて一気に気分を高揚させる。
「あれ!?こんなの頼んでないぞ」と思いきや「春プレゼント」と称して冷や麦が一袋添えられていた。思いがけない贈り物にさらに高揚。
「つぉろ通信 Vol.389」という小新聞や麺類以外の商品を紹介するチラシが多数入っており、会社の活気と食への幅広い探求を感じる。
このような楽しさは「ア〇〇ン」で購入しても得られない。メーカー直営店ならではであろう。
玉谷製麺所 通販サイト
https://www.tamayaseimen.co.jp/ec/
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低温熟成干しそば(細麺)
【販売者】 プレマ株式会社(京都市右京区)
【特徴】自家製粉の打ち立てそば粉でうったそばを48時間かけて冷風熟成しました。
そばの香り豊かな挽きぐるみ製法。味わい深く、のど越し柔らかな極細麺の和そば。
【購入価格(税別)】 342円(180g、1,900円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉、食塩
【茹で時間】 2分30秒
【管理人のコメント】 自然食品系のネット販売で購入。
極細の早ゆでタイプでありながら腰がしっかりしていて美味しい。野趣に富んだ挽ぐるみ蕎麦を存分に味わうことができ、お値段以上の上質さを感じた。リピーターが多いのではないだろうか。
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松代そば きそば
【製造者】株式会社松代そば善屋(新潟県十日町)
【特徴】国内産の玄そばと小麦に海藻をつなぎに加えてじっくり練り上げ、風味を損なわないように低温で時間をかけて乾燥。かたいだけの腰とは違うもちもちとした歯ごたえ、いままでのそばとは一味も二味も違う。
【購入価格(税別)】 270円(200g入、@1,350円/kg)
【原材料】 小麦粉、そば粉、小麦たんぱく、食塩、海藻
【茹で時間】 5分
【管理人コメント】 更科ほどではないが比較的白いおそば。板そばまでではないが、しっかりした太さ。弾力がありのど越しがよく香りもよい。
「へぎそば」であれば当たり前だが、新潟は普通のそばにも海藻(ふのり)が入っている率が高い。その含有量の多少で香りや食感が変わってくるのであろう。
【パッケージの古い文字について】
お蕎麦屋さんののれんや看板で見かけるこの文字は「幾楚者」から仮名になったものですが、変体仮名(へんたいかな)と言って、1900年(明治33年)の小学校令施行規則改正以降使われなくなった文字です。
ちなみに2017年に「Unicode10.0」で変体仮名が規格化されて「Unicode 変体仮名フォント」がリリースされ、パソコンにインストールすればこれらの文字を表示することができるそうです。
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わが家は九十九の里(つくものさと)
【製造者】 さくへい 伊藤製粉製麺株式会社(千葉県山武市)
【特徴】しっかりとしたコシと風味。田舎風。
【購入価格(税別)】 190円(200g、950円/kg)
【原材料】小麦粉、そば粉、食塩
【茹で時間】 5分
【管理人のコメント】 乾麺の状態は極細だが、茹でるとしっかりした太さに仕上がる。「田舎風」らしく色が黒く、食感はモチモチ系でのど越し良くとても食べやすい。
同社はうどんや中華麺など、様々な麺を製造しており、「九十九の里」はそれらの乾麺シリーズ。近年のうどんや中華麺の製法でよく聞かれる「多加水製麺法」は業界に先駆けて同社が開発した技術だそうだ。