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  • 足柄古式そば

    【販売者】 有限会社金子製麵(神奈川県足柄上郡)
    【特徴】北海道の幌加内そば粉を使用。職人のこだわりでできた古式そばを、ゆっくりと自然乾燥。初代から変わらない香りと風味を再現。
    【購入価格(税込)】 299円(240g)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、塩、町水
    【茹で時間】4~5分
    【管理人のコメント】 神奈川県西部に位置する中井町は昔から小麦作りが盛んで、金子製麺は明治10年、その小麦を水車で製粉する商いから始まった。3代目社長は食の安全を重視し、国内でいち早く無漂白・全粒小麦粉の普及に尽力されて、現在は国産小麦農林61号を使用した様々な小麦製品を製造している。
    これはいい製麺所を見つけたと思い、3点の商品を購入した。今回第一弾の「足柄古式そば」だ。
    封を開けると荒々しい麺の表情に少し驚いた。何と雑な製麺だろうか。製麺機の調整不足か職人の問題か・・・。
    正直言って最初は良い印象は受けなかったが、同社のホームページで、乾麺の切断に大変古いヱビス式乾麺断裁機を使用していることを知り、逆にこの荒らしさがこの干しそばの特徴なんだとポジティブに思えてきた。
    めいっぱい5分茹でたが強い噛み応え。そば粉と小麦粉のバランスが絶妙で、野趣に富んだ香りと、のど越しの良さを両立している。他の商品も楽しみだ。

    ヱビス式乾麺断裁機(金子製麵ホームページから)

  • 無塩製麺そば

    【販売者】 有限会社葵フーズ(愛知県豊川市)
    【製造者】 株式会社鷲見製麺所(岐阜県岐阜市)
    【特徴】素材・北海道産そば粉を使用し、製法に気配りし、昔ながらの麺にこだわり、体に優しい無塩製麺。そば本来の味を追求。
    【購入価格(税込)】 いただきものなおで不明
    【原材料】 小麦粉、そば粉
    【茹で時間】7~8分
    【管理人のコメント】 しまだ折り麺が連続した。しかし開封すると今回のは麺の様子が違う。かなり折れてバラバラになってしまっている。しまだ折りは見るからに折れやすく輸送に不利な麺。しかしそれだけの理由だろうか。「無塩」との関係を探ってみた。

    【製めんにおける食塩の役割】
    塩は小麦粉やそば粉のグルテンに反応して麺のアシ(伸展性),コシ(抗張力)が増大する。これを専門的に収斂作用(しゅうれんさよう)と呼ぶ。
    手打ちそばにはあまり塩を使わない。食塩を使用したそばは香りが損なわれ、食感もソフトなものになるためである。しかし干しそばの製造においては、塩が乾燥を遅らせる効果があることから、乾燥工程の管理を容易にするために1~2%程の食塩を使用する。
    ※日清製粉(株)製粉業務部加工技術課 (1992-02-20時点)所属・横塚章治氏の論文「製めんにおける食塩の役割」から抜粋

    さあ、無塩と麺の破損は因果関係があるような気がしないだろうか。
    実に面白い!!

    太目で黒くワイルドな麺。食べがいがあり、美味しくいただきました。


  • 奥美濃 石臼挽きそば

    【製造者】 株式会社そばの更科(岐阜県郡上市白鳥町)
    【特徴】清流長良川の源、奥美濃地方に古来より伝わる「しまだ式製麺法」と「冷風長時間乾燥」。60時間以上かけてじっくり乾燥。
    【購入価格(税込)】 いただきものなので不明
    【原材料】 小麦粉、そば粉、山芋粉末、食塩
    【茹で時間】8~9分
    【管理人のコメント】 2020年7月に姉妹品の「奥美濃 古式しまだ麺 茶そば」をいただき、こちらはプレーンとなる。
    「しまだ式」は麺の形状が日本髪の「高島田」に挿すかんざしに似ていることから由来しており、手作りの温もりが伝わってくる独特な麺だ。
    8~9分も茹でる太目の田舎風蕎麦。“つるつる”というよりも“むしゃむしゃ”と噛みしめるようにいただくそばだ。


  • 大和芋蕎麦

    【製造者】 やくの麺業株式会社(兵庫県朝来市)
    【販売者】 バルスタック株式会社(千葉県千葉市)
    【特徴】千葉県産大和芋使用
    【購入価格(税込)】 いただきものなので不明(200g入)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、大和芋、クチナシ色素
    【茹で時間】 6分
    【管理人コメント】 前回投稿した「柚子蕎麦」の姉妹商品。共通点は千葉の特産品をそばに練り込んでいることだ。柚子蕎麦は若干風味に癖があったが、この大和芋蕎麦の風味は柔らかく、スルリとしたのど越しと適度な弾力も相まってとても食べやすい。


  • 柚子蕎麦

    【製造者】 やくの麺業株式会社(兵庫県朝来市)
    【販売者】 バルスタック株式会社(千葉県千葉市)
    【特徴】千葉県産柚子使用
    【購入価格(税込)】 いただきものなので不明(200g入)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、柚子粉末、クチナシ色素
    【茹で時間】 6分
    【管理人コメント】 茹で上がりがパスタのような色だが、柚子ではなく色素で着色されたもののようだ。
    飲み込んだ後、口の奥ではっきりと苦味を感じる。柚子らしさではあるが個人的には邪魔な印象。(ごめんなさい!)
    柑橘類の果皮の部分に多く含まれる苦み成分は「ナリンジン」というフラボノイドの一種で、抗酸化作用、肥満予防、高血圧予防に効果がある。加工食品などで苦みを除去するには、ナリンジンを分解する酵素「ナリンジナーゼ」が使用されているらしい。


  • 水戸黄門 水府そば

    【販売者】 伊勢又米穀製粉株式会社(茨城県常陸太田市)
    【特徴】水戸黄門光圀公が西山荘に御隠居された時に、そば切りをご賞味され、ご愛用なされたのにちなみ、上質のそば粉を原料にして製造した。
    【購入価格(税込)】 226円(200g入)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩、山芋粉
    【茹で時間】 6分
    【管理人コメント】 伊勢又米穀製粉株式会社は、手狩り・天日干しの玄そばを農家(生産者)より直接購入して下記3種類のそば粉を生産している。
    1.国内一級品のブランド蕎麦「常陸秋そば」
    2.自社ブランドの「水府そば」
    3.常陸秋そばの原種である「金砂郷在来」
    この干しそばは自社ブランドの名を冠した看板商品。
    軽率な弾力や滑らかさは無く、そばらしい食感。国産のそば粉をふんだんに使用してこの安さは、製粉から製麺までの一貫製造だから実現できるのだろう。


  • イチカラそば

    【販売者】株式会社イチカラ畑(新潟県小千谷市)
    【製造者】高橋製麺株式会社(埼玉県鴻巣市)
    【特徴】自社農園で栽培した石臼挽きそば粉、厳選した国産小麦・伝統海塩「海の精」使用。
    【購入価格(税込)】 249円(めん90g、粉末スープ付き)
    【原材料】 小麦粉(国産)、そば粉(有機そば100%(新潟県産)、植物油脂(パーム油)、馬鈴薯でん粉(国産:遺伝子組み換え原料不使用)、植物性たん白(大豆:遺伝子組み換え原料不使用)、食塩(香川県産)
    【茹で時間】 2分半
    【管理人コメント】 株式会社イチカラ畑の商品5種類の最後は、可愛らしいパッケージのインスタントそば。インスタントと言っても侮るなかれ。自社農園で有機栽培して脱皮した蕎麦の実を丸ごと挽いた全粒粉を使用。挽きたてのそば粉を使用した新潟県産即席そばなのだ。しかも鍋ひとつで2分半調理のお手軽さ。
    同じタイプのインスタントそばでは、以前「マルちゃん 天ぷらそば」があった。お値段にかなり差があるので仕方ないが、イチカラそばは麺の質が段違いに良い。スープもアミノ酸や保存料を使用しないこだわり。


  • 魚沼産全粒そば粉 畑のそば

    【販売者】株式会社イチカラ畑(新潟県魚沼市)
    【製造者】山本食品株式会社(長野県長野市)
    【特徴】自社農園で栽培した石臼挽きそば粉、厳選した国産小麦・伝統海塩「海の精」使用。
    【購入価格(税込)】 518円(180g入)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩(海水)
    【茹で時間】 5分
    【管理人コメント】 株式会社イチカラ畑の商品5種類うち、4品目は小麦粉と食塩が入った干しそばの基本形。しかし並の干しそばではない。原料はすべて国産で、そば粉の含有量は半分以上。何よりこだわりは食塩に伊豆大島産の「海の精」を使っていること。「海の精」は海水を平窯で煮詰めて作られ、キロ2,000円以上する高級塩だ。
    当然、昨日食べた十割より麺の張りがあり、のど越しがよくなる。その分そばの風味は若干封じ込まれるのは仕方ない。
    「海の精」がたっぷり溶け出したそば湯は、麺つゆを加えずにそのままが美味しい。


  • 雪室貯蔵「雪室そば」

    【販売者】株式会社イチカラ畑(新潟県魚沼市)
    【製造者】山本食品株式会社(長野県長野市)
    【特徴】魚沼産玄そばを雪室で貯蔵し、石臼挽きすることで香り高く仕上げた挽きぐるみ蕎麦。
    【購入価格(税込)】 540円(180g入)
    【原材料】 そば粉・小麦粉・食塩
    【茹で時間】 5分
    【管理人コメント】 株式会社イチカラ畑の商品5種類うち、2品目は布海苔が入っていない挽きぐるみ蕎麦。
    薄いクリーム色の麺は久しぶり。これが自然のそばの色。茹で上がりも何とも言えないいい色。食べずして「こりゃ間違いないでしょう!」てやつだ。残りの3品も楽しみ~。


  • 雪室貯蔵「雪室そば ふのり」

    【販売者】株式会社イチカラ畑(新潟県魚沼市)
    【製造者】山本食品株式会社(長野県長野市)
    【特徴】魚沼産玄そばを雪室で貯蔵し、石臼挽きした蕎麦粉を布海苔でつないだ魚沼地方の伝統色。
    【購入価格(税込)】 540円(180g入)
    【原材料】 そば粉・小麦粉・海藻・食塩
    【茹で時間】 5分
    【管理人コメント】 新潟駅構内のお土産売り場で、ちょっと目を引くパッケージの干しそばが並んでいた。株式会社イチカラ畑の代表 吉田勇童は、中越地震で閉鎖した牧場の再利用から手探りで、まさにイチカラ事業を始めた。無添加で体に優しい食品を、親しみやすいパッケージデザインに込めたという。
    同社の商品を5種類を購入したうち、まずは新潟らしい「布海苔入り」から。茹でていて驚いたのは茹で汁の濃さ。布海苔入りそばでここまで濃いのは珍しい。そばの割合が高いからだ。自然なそばの甘みを邪魔するものは一切なく、サクサクと箸がすすむ。もちろん、そば湯もたっぷりいただいた。少し高めだがお値段以上の価値あり!