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  • 本耶馬渓 洞門茶そば

    【販売者】 有限会社はばたきYS(大分県中津市)
    【特徴】 豊かな自然に恵まれた本耶馬渓で育まれた良質のそば粉にお茶を練り込んだ風味豊かな麺。
    【購入価格(税別)】 不明 (200g入)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、茶、食塩
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 数日前に食べた洞門そばの茶そばバージョン。普通の茶そばとは見た目から違って、色が薄いうえにムラがある。故意か、はたまた偶然か・・・。桃や緑を数本混ぜ込んだ素麺のようなものなのか・・・。(多分それは違う)
    お茶の風味は極めて微細で少しばかりの渋みが残る。コシは弱めでも、のど越しはよく、食べやすい麺。


  • 本耶馬渓 洞門そば

    【販売者】 有限会社はばたきYS(大分県中津市)
    【特徴】 豊かな自然に恵まれた本耶馬渓で育まれた良質のそば粉を使用。
    【購入価格(税別)】 不明 (200g入)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、山芋粉
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 白く美しい極細麺。茹で上りはあまり膨張せず柔らかめの食感。独特な風味を感じた。
    本耶馬渓町(ほんやばけいまち)は、大分県の北部の中津市に属し、町の北部を一級河川山国川が通り、商品名の元となる名所「青の洞門」がある。この周辺は耶馬渓産のそば粉を100%使用した「洞門そば」が味わえる店が点在する。

    余談ですが、、、
    「青の洞門」は、旅の途中ここに立ち寄った禅海和尚が、断崖絶壁に鎖のみで結ばれた難所で通行人が命を落とすのを見て、ここにトンネルを掘り安全な道を作ろうと、托鉢勧進によって掘削の資金を集め、石工たちを雇ってノミと槌だけで30年かけて掘り抜いたといわれる。
    小学校(約45年前)の道徳で習った微かな記憶があったので調べてみると、道徳の教材は菊池寛の小説『恩讐の彼方に』で、主人公「了海」のモデルが禅海和尚だった。小説では主殺しの罪滅ぼしのために青の洞門の開削を始めたが、これは菊池寛の創作だった。恥ずかしながら今頃知った事実。


  • 西馬音内(にしもない)そば

    【販売者】 神室のめぐみ株式会社(秋田県湯沢市)
    【特徴】 上品な香りと、粒が大きく白い色が特徴の新品種「にじゆたか」を使用。秋田県羽後町にあるそば屋「彦三」(ひこさ)の監修を受け、秋田美人を思わせる、きめの細かい白い肌のそばが出来上がりました。
    【購入価格(税別)】 400円(180g入、@2,222円/kg)
    【原材料】 小麦粉(国産)、そば粉(国産)、食塩
    【茹で時間】
    【管理人のコメント】 「秋田美人そば」の謳い文句の如く白い極細平打ち麺。茹でるとさらに白くになり、モチモチツルツル弾力と伸縮に富んだ食感。とても食べやすいそばだ。
    そば「にじゆたか」は今世紀になって東北で生まれた新品種。大粒で白度が高く香りと甘みが強い。
    この商品の監修をされている「そば屋彦三」の店主・猪岡専一さんは、羽後町そば栽培研究会・会長であり、「にじゆたか」の栽培本格化に尽力された。

    西馬音内の盆踊は日本の三大盆踊りのひとつで、国指定重要無形民俗文化財である。包装の絵は女性の踊り子の後ろ姿。手作りの半月型の編み笠を被り、端縫い(はぬい)衣装と呼ばれる複数の布を継ぎ合わせた衣装をまとって踊る。

    西馬音内(にしもない)は秋田県南部にあり雄勝郡羽後町の大字。変わった地名の由来はアイヌからとの説がある。


  • 出雲 包丁切り出雲そば

    【販売者】株式会社出雲たかはし(島根県出雲市)
    【特徴】小麦粉、そば粉と天日塩のみを使用し、一本一本を包丁切りにしたそのままの形状で低温で熟成させながらじっくりと時間をかけて乾燥させたそば。
    【購入価格(税別)】 298円(200g入、@1,490円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、加工でんぷん
    【茹で時間】 7~9分
    【管理人のコメント】 まさに包丁でザクザク切ったような超極太麺が、手折り風になって箱に納められている。それは、まるでお店の打ち立てそばのようだ。折りたたまれた麺を伸ばすと40㎝ある。うどんのようなモチモチツルツル系で食べ応え十分。
    このように異色な商品と出会うことは投稿活動をより楽しくしてくれる。


  • やまいも蕎麦

    【販売者】石黒製麺株式会社 (山形県南陽市)
    【特徴】蔵王山麓の清冽な水と空気の中で、独特の製法で作りだしたもので、みちのくの素朴な風味。
    【購入価格(税別)】 298円(250g入、@1,192円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、やまいも粉、食塩、小麦たん白
    【茹で時間】 4~5分
    【管理人のコメント】山形らしい濃い色の細麺。腰は弱めだがのど越しは良い。舌にそば粉の感触を感じられる田舎風そば。一人前の量が多めなのも山形産干しそばの特徴。


  • 青森の真実 津軽玄米そば

    【販売者】有限会社トータル企画TH (青森県五所川原市)
    【特徴】青森県産玄米粉「玄米君」を一割を練りこんだ風味満点の乾麺。
    【購入価格(税別)】 350円(200g入、@1,750円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、玄米粉、小麦たん白、食塩
    【茹で時間】 4分
    【管理人のコメント】玄米は人体の免疫力を高め、腸を綺麗にしてくれる排毒作業がある。販売者のトータル企画は青森県産玄米の普及に励まれている。この商品は同社が販売する玄米粉「玄米君」を練り込んだ個性的な干しそば。
    亜麻色(ベージュ)で艶がある美しい茹で上がり。サクサクとモチモチの中間?みたいな独特の食感と抜群ののど越しは玄米粉がもたらすものだろうか。香ばしさと甘さもそばと玄米のシナジー効果を感じる。干しそばの枠を飛び出した美味しい麺。


  • そば処角弥の干しそば

    【販売者】そば処角弥(群馬県利根郡)
    【製造所】沼田製麺株式会社(富山県南栃市)
    【特徴】国内産の厳選されたそばの殻を丁寧に取り除き「丸抜き」を石臼にて低速で挽きあげ。滑らかで爽やかな舌触りと、ほのかな香りと甘みを含む上品な風味。
    【購入価格(税別)】 400円(200g入、@2,000円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩
    【茹で時間】 7~9分
    【管理人のコメント】 白くて美しい細麺。茹でるとさらに白く、瑞々しく、張りがあり、のど越し良く、爽やかな風味。
    そば湯は自然で爽やかな香り。最上質な干しそば。
    群馬の干しそばを求めてこの商品にたどりつたのだが、角弥さんは約250年前、新潟県長岡市にて創業。弥彦山の『弥』の字を取ったとか。
    お店ではへぎそばも食べられることから、限りなく新潟のそばなのかもしれない。
    群馬県水上町に移転したのは戦後のことらしい。


  • 発芽 誉そば

    【販売者】 有限会社中一産業(北海道中川郡)
    【製造所】有限会社池田商店(長野県上水内郡)
    【特徴】 北海道中川町産そば粉全量使用。信州そば処榑木野監修。
    【購入価格(税別)】 550円(240g入、@2,292円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、小麦たん白、食塩
    【茹で時間】 5~6分
    【管理人のコメント】 中川町はそばの一大産地である上川地方の最北部に位置する。そこで収穫した玄そばの外皮を0.5~1ミリ発芽させた「発芽そば」は、GAVA(※)とルチンが普通のそばの100倍含まれており、高血圧や動脈硬化の抑制に効果がある。その他にも腸内フローラの活性による便秘の解消など、様々な健康効果を生むスーパーフードだ。
    その「発芽そば」を使った干しそばは、上品な甘さと風味、餅のようなコシを生むという。
    極細麺で折れやすく取り扱いに気を遣う。茹で上がりは上品な佇まい。並みの干しそばでない。
    この商品は東京の京王線下高井戸駅近くにある、北海道中川町交流サテライトスペース「なかがわのなかがわ」というお店で購入した。このお店は都市圏のお客様に、北海道中川町の観光・イベントの概要を紹介し、産業の振興と雇用の創出、特産品開発・販路開拓・ふるさと納税のきっかけとなる場所を創出することが目的とのことだ。

    ※GAVA(ギャバ)とは
    γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)を略で、植物や動物・人間の体内にも広く存在する天然アミノ酸のひとつ。
    ギャバには、気持ちを落ち着かせる「抗ストレス作用」がある。脳に存在する抑制系の神経伝達物質として、ストレスを和らげ、興奮した神経を落ち着かせる働きをしている。ドーパミンなど興奮系の神経伝達物質の過剰分泌を抑えて、リラックス状態をもたらす作用がある。現代人に不足しがちなことから、この効果をうたったチョコレートなども販売されている。


  • 例幣使そば

    【販売元】 荒川屋(栃木県足利市)
    【製造元】 城山製麺(栃木県佐野市)
    【特 徴】 伝統の製法と厳選素材。国内産蕎麦粉を使用し、自然乾燥製法で仕上げた香り、甘み、のど越しの良い蕎麦乾麺。
    【購入価格(税別)】 400円(200g入、@2,000円/kg)
    【原材料】 そば粉、小麦粉、食塩
    【茹で時間】 4~5分
    【管理人のコメント】 徳川家康の御霊を日光山に還す弊使が通った例幣使街道(※)。販売元の荒川屋さんは街道八番目の宿場である八木宿に天保七年(1836年)にそば茶屋を開いたのが始まり。パッケージの絵は当時の荒川屋さんを今に伝えるものだ。
    茹でる前の麺は比較的細く、色は薄くほんのり黄みを帯びていて良質な原料を思わせる。
    茹で上りはあまり膨張せず張りがある。汁をつけずに食べてみると自然な香りと甘みを感じる。
    そばの割合が表記されていないので「記載なし」に分類したが、おそらく5割以上であろう。

    ※現在の栃木県日光市から鹿沼市、栃木市、佐野市、足利市、群馬県太田市、伊勢崎市、高崎市に至る路線が「例幣使街道」と呼ばれている。


  • うらうす名産 手のべ ぼたんそば

    【製造元】 有限会社 滝の糸大澤製麺(北海道滝川市)
    【販売元】 株式会社北海道アグリマート(北海道樺戸郡薄浦町)
    【特徴】 「ぼたんそば」は最も古い北海道推奨の在来種で風味がよく甘みがある。
    【購入価格(税別)】 380円(180g入、@2,111円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、食用植物油
    【茹で時間】 3分~4分
    【管理人のコメント】 茹でる前から赤みをおびたと色とザラリとした手触りが、他の干しそばと一線を画している。
    茹でているときに甘く香ばしいクッキーのような匂いを放つ。
    茹で上がりはピンと張りがあり、噛むと旨味と甘みがにじみ出る。飲み込んだ瞬間香ばしさが鼻を抜けていく。
    そば湯は意外と薄いが美味しくいただいた。
    満足感100%の干しそばだった。

    「牡丹(ぼたん)そば」はそばの品種名。道内で古くから作付けされていたが、背が高くて倒れやすく栽培が難しい、収量が少ないなどの理由から、その改良種である「キタワセソバ」が主流となり絶滅の危機に瀕していた。
    他品種に比べて味や香りが優れていることから、浦臼町が地域を挙げて栽培技術の向上、品質の改善に取り組んでいる。しかし現在も生産量が少なく「幻のそば」と呼ばれている。


  • 土川そば

    【製造者】土川そば盛岡(岩手県盛岡市)
    【特徴】良質な玄そばを吟味精製した味と香りに優れた干し蕎麦。茹で上げて時間が経っても伸びないのが特長。
    【購入価格(税別)】 1,000円(1,300g入、@769円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 10分
    【管理人のコメント】 岩手に「土川そば」という美味しい名物そばがあると聞き、ネットで探したらすぐに見つかった。
    包装からして田舎風でいいではないか。中に650g入りの袋が二つ入っていた。
    黒くて太い麺はいかにも田舎づくり。説明はないが、蕎麦の殻まで挽きこんだ全層挽きに違いない。
    野趣に富んだ風味を持ちつつ、うどんのような滑らかさがある。

    余談ですが・・・
    食べたことがなかったり、美味しいと評判の商品をネットでみつけると、よく調べないで購入する。
    今回も食べた後であれこれ調べていたら、そっくりのパッケージの商品が3つあることを知った。

    ①有限会社土川そば
     岩手県岩手郡岩手町大字坊2-22-1(土川地区に隣接)
     ホームページなし
    ②土川そば盛岡(商品名「土川そば」で商標登録)
     岩手県盛岡市厨川1丁目19-17
     http://www.tuchikawa-soba.com/
    ③有限会社土川製麺(商品名「土川そばものがたり」で商標登録)
     岩手県八幡平市大更32-578
     http://tsuchikawa-seimen.com/

    どうやら①が最も古く、その後②→③の順にできたらしい。今回購入したのは②だ。
    代表者の苗字が同じでパッケージもそっくり。なぜこのような紛らわしいことになっているのか、、、。
    謎多き土川そば。


  • 夜久野そば

    【製造者】やくの麺業株式会社(兵庫県朝来市)
    【特徴】国内産の蕎麦をまるごと挽き込んだ香り高いそば粉を使用。国内産山芋を使用しておりコシとのど越しが抜群。
    【購入価格(税別)】 450円(300g入、@1,500円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、山芋粉末
    【茹で時間】 5~6分
    【管理人のコメント】 京都府と兵庫県の県境に位置する火山灰からなる夜久野高原はかつて良質の蕎麦の産地で「夜久野そば」は出石そばと並んで但馬の名蕎麦として有名だった。この商品は鳥取産ほか国内産のそば粉を用いて、かつての夜久野そばの伝統的製法で作ったとしている。


  • 地湧の里そば 塩狩峠

    【製造者】マルカワ製麺(北海道上川郡)
    【特徴】厳寒の地北海道産玄そばの一本挽き。自然乾燥なので腰強い。食塩も安心の天日塩。
    【購入価格(税別)】 700円(500g入、@1,400円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、天日塩
    【茹で時間】 10分
    【管理人のコメント】 特段太くないが湯で時間がまさかの10分。少し疑って数分おきに固さを確かめながら茹でた結果、10分は適正な茹で時間だった。蕎麦の成分は湯に溶け出しやすいので一般的に茹で時間は短いほうが良いと聞く。
    茹で上がりは麺が立っていて食感が野性的でいい。モチモチではなくザクザクといった感じだろうか。語彙力が乏しく伝えづらいが、今までにない干しそばだった。
    パッケージの「塩狩峠記念館」は、三浦綾子旧宅を復元、小説「氷点」執筆の部屋や小説・映画「塩狩峠」に関する資料などが展示されている。
    所在地:〒098-0125 北海道上川郡和寒町字塩狩543


  • 信州 戸隠そば

    【製造者】信州戸隠そば株式会社(長野県長野市竹富)
    【特徴】厳選された原材料を使用し、製麺技能士らが心をこめて製造した正統派のそば。
    【購入価格(税別)】 280円(220g入、@1,273円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、小麦たん白
    【茹で時間】 5分半~6分
    【管理人のコメント】 白い更科風のそば。麺の長さが17cmとかなり短かめ。手打ちの場合「うどん一尺、そば八寸」(八寸=約24cm)ということわざがあるが、これは巻き棒の長さに由来するものらしい。では干しそばの長さを各社がどのように決めているのか?調べてもわからなかったが、多くは八寸より若干短めだと思う。麺が短いと箸で持ち上げるときにほぐれやすいし蕎麦猪口に移動しやすく食べやすい。音を立ててすすることがマナー違反とする海外の方に喜ばれるかもしれない。
    話を本題に戻すと、このそばは絶妙な弾力と滑らかな食感で風味の面でも食べやすい商品だった。


  • 栃の実そば

    【販売者】おぐに白い森株式会社(山形県西置賜郡)
    【製造者】石黒製麺株式会社(山形県南陽市)
    【特徴】山形県小国町産栃の実を粉末にし練りこんだ、栄養満点で身体にやさしい栃の実そば。
    【購入価格(税別)】 300円(200g入、@1,500円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、栃の実粉末、食塩
    【茹で時間】 5分半~6分半
    【管理人のコメント】 栃の実は縄文時代の人々の主食のひとつだったと考えられている。サポニン、ポリフェノールによる抗酸化作用、血糖値上昇抑制作用があることから古来より漢方としても用いられたらしい。
    子供のころ山家の人から度々「栃餅」をいただいて食べていたが蕎麦はこれがはじめて。縄文時代ならわかるが、何故現代において栃の実を餅に入れるのか、その当時は理解できなかった。
    栃の実はでんぷんを多く含んでおり(表現が不適切かもしれないが)独特のぬめりを感じる。濃い色も栃の実のせいだろうか。ほのかに独特の香りがするが癖が強いわけではなく食べやすいそば。
    古の人々の暮らしに思いを馳せながら成人病予防のために食す蕎麦、といったところだろうか。


  • 花笠そば(細切り)

    【製造者】安達製麺(山形県村山市)
    【特徴】そば粉の原料も数種類のそば粉をブレンドし「香り・色合い・舌ざわり」を調整して製造。大量生産に向かない「多加水熟成法」により、もっちりとした食感と、つるつるとしたなめらかな舌ざわり、歯ごたえの良い「麺のこし」を生んでいる。
    【購入価格(税別)】 220円(180g入、@1,222円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩、小麦たん白
    【茹で時間】 4分~6分(誤り)
    【管理人のコメント】 山形県は良質な蕎麦の産地だが、中でも村山市は日本でトップレベルの軟水を産することから、これを使用している同社の蕎麦は極めて美味しいとされている。そしてこの蕎麦は極めて細く、茹でる前の太さは素麺級の約1.3mm。普通の蕎麦でなく素麺でも無い独特な食感がユニーク。
    花笠そばシリーズには以前まで「極太(幅5.5mm)」もあったらしいので復活を期待する。

    恐縮ですが・・・・
    袋に記載の茹で時間は「4~6分」だが腑に落ちなかったので販売元のwebサイトで確認したところ「茹で時間2.3~3.0分でこし強め、3.0~4.0分で喉こしつるつる感強め」との表記。恐らく「太切り」の袋と共用しているからだろう。これはちょっとまずいですな。「細切り」の緑色のシールに正しい茹で時間を入れたらどうだろうか。



  • さぬき 天狗そば

    【製造者】木下製粉株式会社(香川県坂出市)
    【特徴】専用の製粉工場にて製粉したばかりの新鮮な小麦粉を使用、そして讃岐伝統の製造技術による本品は、きっと本場のそば同様ご満足いただけるもの。
    【購入価格(税別)】 200円(300g入、@667円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、食塩
    【茹で時間】 4~5分
    【管理人のコメント】 上記の通り、パッケージに記している説明は小麦を自慢しているが、そば粉には触れていない。また「きっと本場のそば同様・・・」という件にも、この地域におけるそばとの距離感が垣間見られる。
    商品名の「天狗」は同社の所在地に隣接する白峯山の相模坊天狗(通称「さがん坊」)に由来するものらしい。素敵な商品だと思うので仲間外れにせず、せめて自社のホームページには掲載しておいていただきたい。笑
    もちもちっとして、お値段以上にとても美味しくいただきました。


  • たまやの冷たい肉そば

    【製造者】 有限会社玉谷製麺所(山形県西村山郡)
    【特徴】歯応えのある親鳥を添えた山形県村山地方ののお蕎麦屋さんの人気メニューを家庭で味わえる。
    【購入価格(税別)】 346円(そばのみ180g、1,922円/kg)
    【原材料】小麦粉、そば粉、食塩、(つゆ付き)
    【茹で時間】6分15秒
    【管理人のコメント】 関東で「肉そば」と言えば多くが豚肉だと思うが、山形県村山地方※1のソウルフード肉そばは、出汁をとった親鳥を刻んで添える。元々は戦前、河北町※2のそば屋さんで酒のつまみに出していた馬肉の煮込みを盛りそばにかけて出したのが始まりらしい。
    この商品は鳥出汁の濃縮つゆが付いているから水で薄めるだけでオーケー。鳥肉は手抜きをして缶詰でご勘弁。
    つゆは少し甘めで油を含んでいるが意外とすっきりした味わい。そばは太めで野趣に富んだ風味の田舎そば。夏のスタミナ補給にうってつけのそばだ。

    ※1.村山地方とは、山形県の山形盆地を中心とした地域のこと。14市町が属し、行政面では村山総合支庁が管轄している。山形県民の約半数が居住する。
    ※2.山形県西村山郡河北町(かほくちょう)は、山形県のほぼ中央部にある人口約1万8千人の町。

    やきとりの缶詰は別売りです(念のため)

  • えごまそば

    【製造者】マルカワ食品(北海道上川郡)
    【特徴】成人病の予防やダイエットに効果が期待されるDHA、アルファリノレン酸が豊富な剣淵産の「えごま」を北海道産小麦と剣淵産そば粉にミックス。えごまは自家焙煎、小麦は人気の春まき小麦、そば粉は粗めの自社製粉で蕎麦の風味を出した。えごまの油分で喉越し良し。
    【購入価格(税別)】 330円(200g入、@1,650円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、小麦蛋白、えごま、天日塩
    【茹で時間】 10分
    【管理人のコメント】 茹でているときに香ばしい油の香りがする。茹で上がりを洗うとその香りは消えたかと思うと、飲み込んだ直後に返ってくる。とても滑らかで弾力がある食感。北海道産の原料だけで作った健康と楽しさと上質の3つを兼ね備えた商品。
    老婆心ながら茹で時間は9分以下がよろしいかと、、、。


  • 十日町名産 妻有そば

    【製造者】株式会社玉垣製麺所(新潟県十日町市)
    【特徴】厳選した玄そばを自社製粉し、挽きたてのそば粉を使用した香り高いそばです。 つなぎに布のり(海藻)を贅沢に使用することで、風味豊かで独特なコシと滑らかな舌触りが特徴。
    【購入価格(税別)】 220円(200g入、@1,100円/kg)
    【原材料】 小麦粉、そば粉、海藻、食塩、加工澱粉
    【茹で時間】 5分
    【管理人のコメント】 三軒茶屋で小料理屋を営む十日町出身の女将がおすすめ。
    布のりが生み出すねっとりとして弾力のある食感は、今まで食べたへぎそばのどれよりも強く感じた。風味良く噛むと甘みがあふれてくる。さすが女将おススメの逸品!
    新潟県の一番南端の雪国地帯を「妻有郷(つまりごう)」と言って、現在の十日町市(旧川西町・旧中里村・旧松代町・旧松之山町)・津南町が属している。
    パッケージが英語併記なので、海外の人も助かるだろう。